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「トモダチ作戦」で大量被ばくした米水兵たち〜すでに2名が白血病などで死亡 「トモダチ作戦に参加した原子力空母ロナルド・レーガンは三陸沖で、3月13日、福島第一1号機爆発による放射能プルームの直撃を受けた。空母は金属味を伴う生暖かい雲に包まれたが、飛行甲板では作業が続けられた」。1月31日都内で開かれた「被ばく学習会」の呉東(ごとう)正彦弁護士(写真)の報告は衝撃的だった。甲板の汚染が一番酷かったが、除染作業では防護服も付けていなかった。被ばくを知っていた上官はヨウ素剤を飲んだが、一般水兵には配られなかった。米軍の報告書によれば、約5000人の水兵のうち約2000人に、呼吸器系・消化器系・妊娠異常・甲状腺がんなど体の異常が出ている。そして、すでに2名の若い兵士が「骨膜肉腫」と「急性白血病」で死亡した。(М) 続き・放射線被ばくを学習する会HP 「ハレンチ教師」の汚名許せない!〜都立高校A教諭の不当解雇撤回裁判始まる Aさんは、都立高校に採用5年目のまだ若い教員だ。Aさんは、不適切なメールを自分が担任していた女子高生に多数送ったとして、昨年7月いきなり懲戒解雇処分を蒙った。メールには、「大好きだよ」「ずっと抱きしめていたい」といった内容のものも含まれていた。確かにそこには思慮が足らなかった点はあった(この点は、Aさん本人も認めている)。しかしその女子生徒がきわめて厳しい家庭環境に置かれていたという背景を考慮せずに、このメールの評価はありえないのである。この女子高生の家庭はきわめて複雑で、女子高生は高校入学時から幼い兄弟の面倒を見させられ、家では勉強もできず親に高校もやめさせられそうな状況だったのだ。(湯本雅典) 続き きたるべきXデーに備えて〜「脱原発川内テント通信」2月2日 川内原発に隣接する久見崎海岸にテントを建ててから4ヵ月が過ぎました。当初、再稼働は暮れか 遅くとも年明け早々との予測でしたが今では4月以降と言われています。お蔭でテントとしては、強風、防寒対策に精を出すことが出来ました。鹿児島県(北薩地域振興局)の退去通告は経産省前テントのときと同じく、今は書類のやりとりで小康状態です。海岸は流木で一杯でした。その一部はテントの防風柵や、補強に使い一部は炊事、暖房に使って浜も大分綺麗になりました。しかし、人工漂着物はそうはいきません。ペットボトルや空き缶、空き瓶は言うに及ばず魚具や、変わったところでは、白骨化したイルカ(とおぼしき)まで漂着、放置されているのです。(川内テント通信 2/2) 報告 米国石油精製産業の3万非正規労働者がストライキ〜貪欲な搾取に反対 米国の石油精製産業の非正規労働者約3万人が、35年目に初めての連帯ストライキを始めた。米国日刊ブルームバーグなどによれば、米国鉄鋼労組(USW)所属の労働者約3万人が、2月1日(現地時間)正午からストライキに突入した。ストライキ労働者の多くは非正規職で、彼らが所属する石油工場は合計9か所に達する。米国の原油精製量の10%にのぼる精製施設64か所にも影響する展望だ。石油労働者を代表する鉄鋼労組と、エネルギー業界を代表するロイヤル・ダッチ・シェルは、1月21日から賃金と作業場の安全条件などをめぐる交渉を行ったが、意見の相違を狭められなかった。 エネルギー業界の当事者はエクソンモービルとシェブロン社だ。(チャムセサン報道より) 続き 「敵を作らない外交こそが日本人を守る」〜哀しみと抗議のサイレントアクション 2月1日夕方、官邸前は哀しみと静かな怒りに包まれた。「許すな!憲法改悪・市民連絡会」が呼びかけた「哀しみと抗議の官邸前サイレント・アクション」である。約200人の市民と50人近いメディアでごったがえしたが、静けさと呆然とした参加者の表情が印象的だった。メッセージボードに書かれた「敵を作らない外交こそが日本人を守る」という文字。今回の事態を誘発しテロに屈しないと好戦的姿勢をむき出しにする安倍首相への痛烈な批判だった。平和活動家の大木晴子さんは「安倍さんに言いたいことは?」の問いに、しばらく言葉につまりながらも、「もの言えないほどあきれています。この人が日本のトップだということは悲惨なことです」と語った。(M) 報告・動画(YouTube 4分)・渡部通信「テロを戦争でなくすことはできない」・田中龍作ジャーナル・JVJAの声明・全労連談話・松本昌次のコラム 被曝の恐怖、頻発する事故、タコ部屋〜原発廃炉作業員が生々しい実態語る 1月31日東京・秋葉原で、「福島第一原発で働く現役廃炉作業員の話を聞く会」が開かれた。参加者は予想を大きく上回り50名を超えた(写真)。現役作業員のAさんは、東京の元郵便屋さん。一昨年春に定年退職し、昨年2月から福島県浪江町で除染作業に従事。その後8月から第一原発で働くようになった。その動機をAさんは「定年退職を機に、歴史の結節点としての福島を、働きながらこの目で見たいと考えた。誰かがやらなくてはいけない仕事、若い人より中高年が行くべきだとも思った」と話す。Aさんの現在の仕事は、3・4号機の可燃物(書類など)と危険物の処理だ。朝の6時半ごろ、ビレッジにつき検査や着替えをすませ現場作業は9時過ぎから。実働は1日2時間から3時間。肉体的にはそれほどきつくはないと言う。(佐々木有美) 続き スカイマークの経営破綻は安全・労働者軽視の帰結だ 1.昨年以来、経営危機が続いていたスカイマークは、2015年1月18日、裁判所に民事再生手続きの開始を申し立て、事実上経営破綻した。航空業界における価格破壊の草分けとなり、メインバンク(主要取引銀行)を持たない無借金経営を誇るなど、異色の存在として知られた公共交通の「風雲児」は、公共性の強い企業としてあってはならない前近代的ワンマン経営の末、無残な最後を迎えた。2.スカイマークは、IT業界出身の西久保慎一社長によるワンマンかつ奇想天外な経営方針で世間の話題を集める一方、常に論議を呼び続けた。格安運賃の設定により、従来、航空機に無縁だった層に航空サービスへの道を開いたが、一方で、安全と労働者を軽視する姿勢は最後まで一貫していた。(黒鉄好) 続き ろくでなし子さんの屈託ない闘い〜「表現の不自由展」トークショー 東京・江古田にあるギャラリー古藤で連日開催されている「表現の不自由展」。1月27日は漫画家・芸術家のろくでなし子さんのトークショーがあり、会場は超満員だった。天皇制、戦争責任、放射能汚染、平和憲法・・・これらにまつわる「表現」がことごとく「展示中止」や「撤去」「自粛」「検閲」に追い込まれる中、ろくでなし子さんは自らの性器を3Dアートにしたことを理由に昨年二度も逮捕されてしまった。こんなことになるとはまったく予想していなかったと彼女はいう。「まんこはわいせつじゃない!体の一部、しかも人が生まれてくる場所を表現して何が悪いの?」というろくでなし子さんは、おおらかで明るくて、とってもチャーミングな女性だった。(堀切さとみ) 続き アンネ・フランク没後70年の今〜牧子嘉丸のショート・ワールド 「アンネの日記」の作者アンネ・フランクは、1945年の二月末か三月初めにドイツのプロイセンにあったベルゲン・ベルゼン強制収容所で亡くなったといわれ、今だに正式な死亡日時は判明していない。その日記は1942年6月12日から始められ、1944年8月1日の日付で終わっている。アンネが13歳から15歳にかけての時期だった。1944年3月29日、戦争が終わったら戦時中の国民の日記や手帳を集めてその苦難を集大成するというロンドンからのオランダ語放送を聞いて、俄然意欲を燃やすようになる。結果、日記は残ったが、若い作者は死んだ。(牧子嘉丸) 続き 提訴が会社の不正をあぶりだす〜非正規差別なくせ!メトロコマース第6回裁判 1月29日の第6回「非正規差別をなくせ!メトロコマース裁判」は東京地裁で開かれた。裁判は書面提出のみで10分足らずで終わったが、傍聴席はあふれ、内容的にも会社側を圧倒していた。正規と非正規の格差理由を会社は「役割と責任が違う」と主張しているが、「その内容を仕事に即して具体的に示してほしい」という弁護側に対して、今回も具体的に明らかにできなかった。裁判所もこの点を重視して会社に回答を促している。また報告会で後呂良子委員長は「会社は最近残業代の計算方法見直しを発表した。計算基礎が間違っていたので、過去2年間の差額を全社員に追加支給するという。これは私たちの提訴によって、会社の不正があぶりだされたもの。非正規にとっては数千円の追加支給だが、大きな成果だ」と誇らしげに語った。(M) 写真速報・動画(報告集会 46分) *写真=会社が発表した文書を見せる後呂委員長 死者へ寄せる思いが胸を打つ〜イギリス映画『おみおくりの作法』 昨秋、NHKスペシャル『老人漂流社会―“老後破産”の現実』を見て、身につまされた。独り暮らしの高齢者が600万人に迫るなか、生活ができなくなっているお年寄りが多く、孤独死も深刻という。83歳の老人に、「所持金はいくら?」と尋ねると、手のひらいっぱいの1円玉―。事情はイギリスでも同じらしい。ウベルト・パゾリーニ監督『おみおくりの作法』の主人公は、ロンドンのケニントン地区の民生係。孤独死現場のアパートを訪ね、遺品を手がかりに親族を探し、葬儀や埋葬に立ち会ってもらう仕事を淡々とこなしていく映画だ。監督は孤独死した人の身寄りを探す民生係の新聞記事を読んで、今日的な問題としてとらえ、各地区の民生係に会って話を聴き、現場に赴いて映画を作ったという。(木下昌明) 続き・映画公式サイト 川内原発再稼働を許さない!〜より堅固になった「脱原発川内テント」 脱原発川内テントは、昨年2014年9月26日に建てられました。当初テントは裸状態でしたが、今は写真の通り強風、寒風に耐える堅固なものへと変貌しています。川内原発再稼働がこの春先、強行されるだろうと取り沙汰されていますが、テントは再稼働を阻止する行動準備の拠点として重要な存在となるでしょう。皆さんの御注目、ご協力をお願いします。(1月29日・脱原発川内テント) 報告 *川内テント 〒895-0132 鹿児島県薩摩川内市久見崎町久見崎海岸(郵便物は久見崎簡易郵便局留) 後藤健二さんのいのちを救え!〜限られた時間で私たちに出来ることを 高田健です。限られた時間で私たちに出来ることを! シリアの後藤さんのいのちが緊急事態です。政府に出来るだけ多くの声を届けましょう。例えば以下のサイトから内閣官房に意見を集中しましょう。https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html 政府は平和的外交手段の全力を尽くして、後藤健二さんのいのちを救え。FAXができるかたは、以下。総理大臣官邸ファックス 03-3581-3883 ツイッター例文は以下。【緊急拡散希望】シリアの後藤さんの命が緊急事態です。政府に出来るだけ多くの声を! 内閣官房に意見を! 続き・1.28緊急アクション FREE KENJI! *写真=1.25官邸前緊急行動 イスラムに血糊のついた腕を組み〜「笑い茸」NO.47 かれらは腕を組んでいる かのように見える/ だがよく見てほしい 怯えているのだ/ かれらがイスラムの人々に 繰り返し犯してきた罪に/ 空爆さえ 人権擁護とうそぶいて/ かれらはデモの先頭を歩いているかのようだ/ だがかれらのうしろに パリの民衆はいなかった/ うしろにいたのは かれらを護衛する/ 治安維持機関の職員たちだった/ かれらが エリゼ宮殿からバスで乗りつけたのは/ 広場へとつづく封鎖された横丁の通り/ かれらが手を振って見せたのは 屋根の上で/ 護衛しているスナイパーたちにではなかったのか (笑い茸) 続き *写真=パリの首脳デモ(上からみると) 会議のお粗末さに驚きあきれる〜都教委定例会の傍聴を続けて 私が月2回(第2と第4木曜日)の東京都教育委員会・定例会を傍聴するようになったのは、3年前からだと思う。させない会で「君が代」処分も、都の教育政策の全般もそのすべてが都教委定例会で決定されている。どんな話し合いをしているのかしっかり監視しようということになったからだと記憶している。させない会で暇なのは私ということもあり、定例会傍聴をする羽目になってしまったのだ。ところが、仕方なく定例会を傍聴してみると、その会議のお粗末さに驚き、あきれてしまった。約1時間ほとんど議論らしいこともなく、会議は進み、事務方の言うなりに内容は決まってしまうのだ。「こんな会議で処分や東京都の教育政策が決定されていっていいのであろうか。よし、しっかり監視し、その様子をみんなに知らせよう」と考えるようになり、まともに定例会を傍聴するようになった。(佐藤茂美) 続き・根津公子の都教委傍聴記(1/22) ギリシャ急進左派(シリザ)の勝利が語ること〜ヨーロッパに吹く春風 ギリシャ急進左派連合(シリザ)が圧倒的な勝利をあげた。世界が注目していたギリシャ左派の勝利が現在のギリシャとヨーロッパでどんな意味を持つのだろうか。まず、1月25日(現地時間)に行われたギリシャの総選挙で急進左派連合(シリザ)が、前回の総選挙より9.5%多い36.4%の得票で149議席を確保したと最終的に集計された。政権を持っている新民党は1.9%少ない27.8%で76議席に終わった。3位は極右の黄金の夜明け党で、前の選挙より1議席少ない17席、最近創党した中道のトポタミは17議席、ギリシャ共産党は3議席を追加で確保して15議席を、ギリシャ独立党は7議席減って13議席、社民主義社会党は13議席に留まった。投票率は1.4%増えて、63.9%を記録した。果たしてこの選挙の結果が意味するのは何か?(チャムセサン報道) 続き・ツィプラス総理が宣誓 「安倍晋三はケンジを救え!」〜官邸前で怒りの緊急行動 「イスラム国」人質事件で湯川遙菜さんが殺害され、後藤健二さんがYouTubeに救出アピールを発表する事態の中、1月25日「怒りのドラム隊」が午後4時から、「許すな!憲法改悪・市民連絡会」が午後6時から、それぞれ官邸前で抗議行動を行った。参加者は膨れあがり数百名規模になった。「I am NOT ABE」のプラカードが目立つ。事態を引き起こした安倍首相への怒りは大きい。「安倍晋三はケンカを売るな! 安倍晋三は命を守れ! 安倍晋三はケンジを救え!」ドラムに合わせた怒りの叫びが続いた。市民連絡会の高田健さんは「安倍首相の責任は重大。しかしかれはこの事件を逆に使って、自衛隊派兵・集団的自衛権行使を推進する心配もある。しっかり監視していこう」と呼びかけた。(M) 写真速報・動画(YouTube 4分)・JVJA 後藤健二さんの解放を求める緊急声明 「オール沖縄オール日本で安倍を討つ」〜辺野古基地反対!国会ヒューマンチェーン 1月25日、先週の「女の平和」国会包囲に続いて、沖縄・辺野古に基地をつくらせないヒューマンチェーンが行われた。沖縄の民意を踏みにじる安倍政権暴走に対する怒りが大きく広がり、こちらも「女の平和」と同じ7000人の参加で、二重三重に国会を取り囲んだ。シンボルカラーは辺野古の海を象徴する「青」だった。レイバーネット川柳班は「オール沖縄オール日本で安倍を討つ」「目の合ったジュゴンに約束はたすまで」などの川柳をむしろ旗に掲げて、声を上げた。(T) 写真報告(高幣)・写真(shinya)・動画(OurPlanet-TV)・ムキンポ写真館 タブーを作っているのはだれか?〜『表現の不自由展』森達也トークイベント 東京・江古田にある「ギャラリー古藤」で『表現の不自由展〜消されたものたち』が開催されている。「東京新聞」などで大盛況が伝えられる中、1月25日は『放送禁止歌』の上映と、森達也氏(聞き手は岩本太郎氏)のトークイベントがあった。これまた大盛況。示唆に富んだ内容だった。1999年にフジテレビで偶然放送が叶った『放送禁止歌』。対象になったのは政治的な歌やいわゆる差別用語が使われた歌、最近でいえばキヨシローみたいな原発批判の歌なんだろうなと思っていたら、それだけではなかった! ピンクレディーの『S・O・S』や北島サブちゃんの『ブンガチャ節』なども問題歌だったのだ。(堀切さとみ) 続き *写真=著書にサインする森達也氏 「ウソつき!安倍寸劇」も登場〜1.23 再稼働反対金曜行動レポート 今年初めて寒風の吹く官邸前抗議行動の参加した。6時30分からの開始なのだが、6時15分にはすでに顔見知りの人々がいつもの場所に大勢待機していた。寒さのあまり、たえず足踏みする人もいた。財務省前の交差点では、いつも見かける84歳の老婦人がすごい厚着姿で小旗をふっていた。彼女は夫が亡くなったのを機に、参加するようになった。戦争体験者なので「もう騙されない、戦争はさせない。今度は全力投球でやらないと死にきれない」と毎週来る思いを語ってくれた。2時間かかる相模原から通うのをやめて、都心近くに小さな部屋も借りたという。<希望のエリア>では、いろんな人がスピーチしていたが、千葉から来た高校生らのグループによる安倍風刺の寸劇(写真)がおもしろかった。(木下昌明) 続き・動画(YouTube 5分50秒) 中国:ディズニーグッズの日系工場でストライキ〜「我慢も限界」工員たちの訴え 私たちは日本のディズニーグッズのサプライヤー、水谷玩具(深セン)有限公司および深セン楽宝玩具製造有限公司という日系企業で働く工員です。会社の所在地は深セン市龍崗坪地鎮坪西村吉祥路1巷10号です。私たちはこの会社であくせくとまじめに働いてきました。この会社の工員は、短い者で3年から5年、長い人では17年もここで働いてきました。私たちがここで働いてきた理由は、会社が大きくなったのちは、私たちの生活にも支えができると思っていたからです。しかし、その願いは裏切られました。悪質な経営者が私たちの前に立ちはだかったからです。経営者はできるだけ自分の利益だけを考え、私たちが法律に疎いことをいいことに、法定の住宅積立金や社会保険料を納めず、休日の割増賃金も管理職には2倍支払うのに工員には1.5倍しか支給してきませんでした。(訳=レイバーネット国際部) 続き・続報・続報(2/1)・ウェブ応援署名 ぶっとんだ!〜フィンランド映画『パンク・シンドローム』 新聞でこの映画の紹介記事を読んだとき、行きたいと思った。と同時に、ある程度予測がたった。この手の、障がい者が音楽に携わる映画は、それなりに世に出ているからだ。しかし、ありきたりの予測をはるかに超える衝撃だった。確かに障がい者が音楽に携わり、すばらしいものを作り上げている事実があることはあるし映画もいくつか発表されている。しかし、どんなにそのことが評判になっても、家族の苦労は果てしない。僕は、障がい児が通う私塾を8年やっている中でそれを感じてきた。どこかで「障がい者はすごい」というキャンペーンを乗り越えるパンチがほしいと感じてきた。そしてこの映画も、障がい者の乗り越えたくても乗り越えられない壁を当然表現している。違うのは、彼らが「表現」したい中身が出ていることだ。彼らが「言いたいこと」が表に出ている。(湯本雅典) 続き・映画公式サイト イスラム国の人質となった2人の解放を求める緊急アピール〜「1000人委員会」 私たちは、米英によるイラク攻撃に反対し、それを支持して攻撃に加担した日本政府に抗議する広範な運動を行ってきた者(people)として、また、現在の安倍政権による『海外で戦争する国づくり』とそのための日米の軍事協力を強める政策に強い反対運動を進めている者(people)として、世界で実現されるべき正義と人道の名において、今回の日本人2人のイラク入国の経緯と立場の評価は留保したうえで、2人の日本人の生命を奪うことなく、無事に解放するよう求めます。そして、日本政府が2人の生命を救うために、最大限の交渉の努力を行うことを要請します。 続き・JVJAの声明・アムネスティの声明・イスラム法学者が緊急会見 「ユニクロが安い理由を考えてほしい」〜銀座店前でアピール行動 世界一のユニクロ店舗「銀座店」前で、1月18日昼、香港NGO(SACOM)のアレックスさんと日本の支援者がアピール行動を行った。12階建のモダンなビルにアレックスさんもびっくり。そこで彼女はこう訴えた。「中国の工場では、足元に汚水が流れ、高温で換気なしといった過酷な状況で長時間労働を強いられています。みなさん、なぜユニクロは安いのか考えてください。こうした労働者搾取の実態が背景にあるのです」。掲げられた横断幕には「UNIQLO労働者に尊厳を!搾取工場のNO!」と書かれている。チラシの受け取りもよかった。今回の香港NGOの訴えをメディアが大きく報道したこともあり、ユニクロ本社は「状況改善に取り組む」姿勢を明らかにしている。アレックスさんは「たくさんの報道はうれしかった。今後はユニクロに労働環境改善の履行を求めていきたい」と笑顔で語った。(M) 報告・動画(YouTube 5分40秒) パリ連続襲撃事件の悲劇 考えつづけていること〜飛幡祐規コラム「パリの窓から」 パリで起きた諷刺週刊紙「シャルリー・エブド」とそれにつづく連続襲撃事件(1月7日〜9日)について、短い文章で語ることはとても難しい。パリに40年暮らし、この悲劇のあと深い哀しみにくれる者のひとりとして、まず三つの事件の犠牲者全員に哀悼の念を捧げる。そして、事件の背景にあるフランス社会のさまざな側面について、いくつか書き留めておきたい。「シャルリー・エブド」の編集部が襲撃されたのは、2006年以来、預言者ムハンマドの諷刺漫画を繰り返し掲載したからだが、その問題に入る前にまず、この諷刺漫画新聞へのテロがなぜ、全国400万人近くの市民が自発的に路上に繰り出すほどの衝撃を与えたのか、考えてみたい。実売数3万のマイナーな同紙(より有名な諷刺新聞「カナール・アンシェネ」の発行部数は40万部近く)は近年、若い層にはほとんど読まれず、深刻な経営困難に陥っていた。(飛幡祐規) 続き・寺島隆吉氏の論考 *写真=レピュブリック広場(Olivier Loussert) 7000枚のレッドカードが国会を縛り上げた〜「女の平和」ヒューマンチェーン 1月17日、午後1時を少し過ぎていた。地下鉄の駅には、すでに赤を身につけて人々であふれている。正門前のアピールコーナーに急ぐあいだも、たくさんの知人に会う。挨拶を交わしながら、そのほとんどの人が、原発事故の後に国会周辺で知り合った人なのに、我ながら驚く。しかも、知らない方たちも、仲間の一人が、この日のために編んでくれたと赤い帽子やマフラーを身につけたり、赤いコートを羽織ったりの人たちに、互いに「あっ、その赤いいね」と旧知のように声を掛け合ってしまった。手のこんだアップリケの横断幕を持つ女性は、30年前の中曽根の時代に作ったと誇らしげだ。2時を過ぎると、各人のアピールのあいだに、何回かのヒューマンチェーンのコールが永田町に響いた。それは、女性たちの怒りの炎、消すことのできない炎のようでもあった。(笠原眞弓) 続き・報告(尾澤邦子)・TBSニュース・東京新聞・写真報告(shinya) *写真=西中誠一郎 中国ユニクロ「残酷工場」の実態明らかに〜アレックス・チャンさん会見 中国にあるユニクロの下請け工場において労働者が劣悪な環境で働かされている実態を、香港のNGO団体と日本のヒューマンライツ・ナウが1月16日、都内の記者会見で発表した。香港のNGOである多国籍企業の労働実態を監視する学者と学生の会(SACOM)は昨年7月から、中国の二つの縫製工場に調査員を送り込み、労働環境の実態調査を重ねた。広東省にある2件の工場はともに香港資本の大手で数千人の労働者を抱える。ユニクロだけでなく、その他の国際ブランド品も手がけているが、労働環境は国内法にも違反していた。調査からわかったのは、単価の安い出来高制に起因する長時間労働と労働災害が多発する職場環境、罰金制度などだった。なお報告書をまとめたヒューマンライツ・ナウの伊藤和子さんと香港のアレックスさんの話を聞く会が、17日に文京区内で開催され、100人以上が集まった。(松元ちえ) 1.16会見報告・1.17集会プレゼン動画(43分)・ユースト録画(全記録) *写真=16日の会見(中央がチャンさん) 安倍政権の沖縄いじめは許せない!〜1.16防衛省前緊急行動 1月16日18時半から、東京・市ヶ谷の防衛省前で緊急抗議要請行動があり、120名が駆けつけた。辺野古現地ら電話の報告が行われ、埋め立てを巡っての攻防戦が、安倍政権の強引な工事機材搬入、浮桟橋設置によって激しさを増していることが知らされた。この日もカヌー隊20艇がフロートを越えて浮桟橋設置現場に突入し抗議行動を行ったが、海上保安庁の海猿に17名が拘束され、抗議船も一隻拘束された。陸上でも資材搬入を食い止めようと、シュワブゲート前で機動隊と激しくもみ合いながら24時間体制の座り込みをつづけている。防衛省前に駆けつけた若い女性は、県民の意志を伝えようと3回も上京した翁長新知事に会おうとせず、沖縄振興予算を削り、工事予算をアップした安倍政権の姑息な沖縄いじめは許せないと怒りの声を上げた。(shinya) 写真報告・1.25国会包囲ヒューマンチェーン 「表現の自由」の大切さ〜ケン・ローチ監督『ジミー、野を駆ける伝説』 イギリス映画の社会派の第一人者、ケン・ローチ監督は今年79歳。これまで30本近くを手がけているが、その情熱は衰えることを知らない。世界の映画祭で受賞歴多数、2006年にはアイルランドの内戦を描いた『麦の穂をゆらす風』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞している。その彼が『ジミー、野を駆ける伝説』で、再びアイルランド問題を撮った。脚本は常連のポール・ラヴァティ。冒頭の字幕に「ジミー・グラルトンと村のホールを巡る物語」とあるように、主人公が造ったコミュニティーホールを巡る、若者らとカトリック教会を中心とする地主層の対立が描かれている。(木下昌明) 続き・映画公式サイト 「強制排除」に抗議の市民続々と〜1.15 辺野古現地レポート 1月15日、私は深夜の攻防には参加できず、ゲート前到着は午前8時少し前でした。入口から抗議者は排除されたが、そのあとは機動隊がゲートを封鎖している状態。山本太郎さんが吠えまくっていました(写真)。ツイキャス生中継のツイート数は4000を超えたとか。機動隊の包囲による拘束で84歳の女性が転倒、後頭部を打って倒れこんでいました。警察は救急車を呼ばず、こちら側が呼ぶと妨害をしていました。いいかげんにしろよ……。今日はゲート前に三宅洋平さんも来てくれた。参議院選挙や知事選ではいろいろありましたが「オール沖縄」の仲間です。また、昨年末の総選挙で当選した沖縄四区の仲里利信さん(無所属)が登場。地味だが「ぶれない」すごさが伝わってきます。(望月吉春) 続き・山本太郎のツイキャス・TBSニュース・1.16防衛庁前緊急行動・1.16現地レポート 「風刺の精神」とは何か?〜パリ銃撃事件を考える 今月7日にパリで起きた週刊誌銃撃事件は、記者10人と警察官2人が死亡するという惨事を招いた。アルジェリア独立戦争の終結以降、過去半世紀にフランスで起きた最大級のテロ事件だという。襲撃された「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」は、フランスを代表する風刺新聞の一つだ。そのため、「表現の自由」がイスラーム過激派に攻撃されたとして、事件は大きな波紋を呼んでいる。同日夜の追悼デモに駆け付けた多くの市民は「風刺表現はフランスの伝統だ。シャルリーへの攻撃はフランス文化そのものに対する攻撃だ」と口々に訴えた。だがこのような受け止め方は果たして妥当だろうか。「リベラルなヨーロッパ対イスラーム」という単純な問題認識は、容易に反イスラーム感情に結び付く危険性を孕んでいないだろうか。(菊池恵介) 続き・感想(長谷川澄) 北海道の小学生もやってきたゲート前〜1.14 辺野古現地レポート 1月14日、オキュパイしたゲート前は健在。山城博治さんたちは心配して午前5時にきたとのことですが、機動隊がいなくて拍子抜けとか。今日は稲嶺市長が座り込みに参加、沖縄ではいろんな人が来るから、本当にびっくり。しかしそれよりすごかったのは、北海道の小学生たち(写真)。学童クラブの卒業旅行に彼らが辺野古に来たのは、ちゅらうみ水族館ときれいな海しか知らなかった、彼女、彼らが平和教育で映画『標的の村』を見て、こんなことがあるのかと考えたからだと。「ここに来て少しは力になれてうれしい」といってくれた。稲嶺市長の目が潤んでいた。ゲート前は「辺野古総合大学」と学長の山城さんは名乗っています。いろんなあいさつがすごい講義だからです。政治経済は言うに及ばず、環境から医療、今日は「付属小学校」も登場しました。(望月吉春) 続き・15日未明に強制排除・重機搬入(沖縄タイムス)・全国への呼びかけ 生命力をもって迫る「死刑囚」の絵〜「絵画展」国立で開催中 「死刑囚の絵画展」を「くにたちキノ・キュッヘ」で開催しています。センセーショナルなメディアの報道によって、一旦レッテルを貼られ、それを覆すことの難しさを嫌というほど思い知らされた死刑の宣告を受けた人たちが、限りある画材や時間の中で、ぎりぎり描く事の出来た表現がこの絵画だと思います。今回の展覧会に出品して頂いている「鶴見事件」の高橋和利さん、「埼玉愛犬家連続殺人事件」の風間博子さん、「和歌山カレー事件」の林眞須美さんは、冤罪を訴え、再審に取り組んでいます。ご覧になられた方からは、「思っていたより、とても豊かな世界でびっくりしました。どの絵からも原画の持つエネルギーが発せられていて、今この温度のある絵は貴重だと思いました。生命力を感じました」の声が寄せられています。(キノ・キュッヘ 佐々木健) 詳細 *写真=林眞須美さんの絵「国旗」。展覧会は1/31まで。18日には『約束』の上映会もある 辺野古ゲート前の弾圧ゆるさない!〜「防衛省前緊急行動」に170人 1月13日18時半より防衛省にする緊急抗議・要請行動があった。沖縄防衛局が11日未明、シュワブゲート前の監視の手薄な時間帯を狙い、ミキサー車など建設資材の搬入を強行した。それに抗議する20人ほどの県民を機動隊で排除し、逮捕者まで出したことへの抗議行動だ。緊急行動にもかかわらず市ヶ谷の防衛省前に170名が駆けつけ、工事を中止するよう要請書を手渡した。集会では、機動隊を使って暴力的に資材搬入した様子が報告され、沖縄出身者の怒り、辺野古座り込みに参加した青年の訴えなどがつづいた。座り込みをしている辺野古の山城博治さんから電話で現地の緊迫した様子が伝えられた。それは同時に、沖縄県民は絶対負けないという元気な現状報告でもあり、東京で沖縄と連帯する声をもっと上げ、行動を強く求める檄でもあった。(shinya) 写真報告 ゲート前をオキュパイして搬入を阻止〜沖縄・辺野古現地レポート ●1月12日夜、世富慶(よふけ)のバス停に着いた私は、ルートインに泊まるべく歩いていると、A&Wという沖縄のファミレス前でカヌー隊長の佐々木さんなどがいました。後でわかったのですが、このカヌー隊長、釈放されたばかりだと。何でも「今夜から徹夜」ということなので、そのままゲート前まで送ってもらいました。テントの中では七輪でもちを焼いたりしていました。また、富士の全日建の青年部組合員も来ていました。●1月13日、キャンプシュワブのゲート前に機動隊が集結、今日から工事着工をもくらんでいると見たわがほうは、正面ゲート前をオキュパイ(写真)。まさに「歌あり」「踊りあり」「笑いあり」の楽しい一日となりました。このゲート封鎖行動により、30台といわれる大型トレーラーは那覇港から動けなかったとのことです。午後4時過ぎに一応行動を終えての記念撮影をしました。(望月吉春) 報告 盗聴拡大・密告取引導入を許すな!〜通常国会に上程される「警察焼け太り」法案 アベノミクスという空手形と低投票率を見込んだ狡猾な師走解散・総選挙で、安倍晋三〈極右〉政権を支える自民・公明両党は、衆議院の3分の2を上回る326議席を掠め取った。この巨大与党を背景に安倍政権は2015年、辺野古の新基地建設、川内原発再稼働、集団的自衛権行使に向けた法整備などを強権的に進めようとしている。そんな中、安倍政権と法務官僚が1月下旬開会の通常国会で通過を狙っている悪法がある。盗聴拡大と密告取引の導入だ。昨年9月、法制審議会は裁判員裁判対象事件などでの取調べの録音・録画(可視化)、通信傍受(=盗聴)の対象範囲拡大と手続きの簡素化、司法取引(=密告取引)の導入などを柱とした法改正要綱を法相に答申した。この答申案をまとめた法制審特別部会は、厚労省事件での大阪地検の証拠改竄をきっかけに11年5月、民主党政権の江田五月法相(当時)が「取調べの可視化」について法制審に諮問し、設置された。(山口正紀) 続き・「危ないメール盗聴」(角田)・レイバーネットTV 2/11に関連番組 *漫画=壱花花 息苦しい社会でいいのか〜「表現の不自由展」を開催します いま、日本社会であることが進行しています。美術館では、「抗議が行われる」もしくはその可能性があるというだけで、展示が決まっていたものが中止になったり、途中で撤去されることが相次いでいます。公民館では、憲法九条を詠んだ俳句が、定期刊行物に掲載されなくなりました。これはいったいなんなのでしょうか。2012年、中国に残された元日本軍「慰安婦」を記録した安世鴻さんの写真展が、突然「諸般の事情」という理由で中止の通告を受けるという事件が起きました。安さんが写真展を開くことになっていたのは、新宿ニコンサロン。若手の写真家にとってあこがれの発表の場でした。写真は、戦争の傷をかかえる女性たちの日常を静かに深く見つめるもので、審査員から高い評価を受け、ニコンの選定によって招待されたものでした。(永田浩三) 続き・「表現の不自由展」FBページ 寒さに負けず「再稼働反対」の声上げる〜ことし最初の官邸前行動 1月9日、新年になって初めての首相官邸前抗議行動が行われた。年が代わっても、福島第一原発から高レベル放射性物質が毎日300トンも海に流れ、大気中にも飛散しつづけている。それを止めることも出来ないまま安倍政権は、事故や被害は収束したかのように原発の再稼働を進めようとしている。この日も沢山の人たちが官邸前、国会周辺で「川内原発再稼働反対」「高浜原発再稼働反対」と抗議の声を上げた。毎回毎回駆けつけ声を上げている人たちに高齢者を多く見かける。防寒対策をしっかりして疲れを見せないその姿から、子や孫に原発を遺してはいけないという強い思いと意志が伝わってきた。「原発も戦争も、その被害に誰も責任を負えない。だから脱原発!戦争反対!」という福島瑞穂社民党副党首に、みな寒さに震えながら大きな拍手を送っていた。(shinya) 報告 植村隆さん提訴「私は捏造記者ではない」〜 歴史修正主義者への反撃はじまる 1月9日、慰安婦捏造とバッシングを浴びていた元朝日記者・植村隆さんが東京地裁に「名誉毀損裁判」を起こした。植村さんは、「週刊文春」および西岡力氏によって捏造記者とされ、社会的信用を傷つけられ、個人攻撃を浴びたとして、両者に記事の訂正・謝罪・損害賠償を求めている。弁護団は170名で「これは植村個人の問題でなく、日本の民主主義・言論の自由がかかっている大問題」と全国の弁護士が結集した。提訴後の報告集会が参院議員会館講堂で開催された。たくさんの市民がかけつけ、会場を急遽変更したが、300人近い人が詰めかけた。「私の人権、家族・友人の人権、北星の仲間を守るために提訴した」。植村隆さんは、提訴にいたった経緯と決意を時には涙を浮かべながら、じっくり語った。話おわると激励の拍手が鳴り止まなかった。(M) 報告・TBSニュース・会見動画(YouTube) *写真=提訴に臨む植村さん(TVニュースより) 「LINE(ライン)」で解雇なんていいの?〜シリーズ「解雇理由」11月分紹介 1、「LINE(ライン)」で解雇を言い渡された。こんな形での解雇は許されるのか。2、英文の翻訳の仕事で入社。真面目に一生懸命努力して翻訳に取り組んでいた。半年後突然の退職勧奨。理由が「仕事中無口で、会話が少ない」とのこと。英文の翻訳中は無口で当たり前です。なんですかこれは。3、突然ふざけた理由で解雇され、抗議して解雇はなんとか撤回させたが、上司は、今度は「業務命令違反」でひっかけようと色々画策している様子だ。4、職場とは全く関係の無い女性との不倫が原因で離婚した。この不倫と離婚を理由に上司から強く退職を迫られている。(NPO法人 労働相談センター) 続き 香港 : たたかいは続く「市民的不服従への弾圧は許さない」 12月11日に金鐘オキュパイの強制排除で逮捕された学生たちは、保釈期間中の出頭期日の1月7日の午後、警察署前で集会を開き、保釈条件を拒否する宣言を行いました(写真)。すでに政府の司法部門が、金鐘オキュパイ排除での逮捕者は起訴しないと発表していたことから、警察が保釈条件(行動の制限)承認を迫る行為の不当性を訴え、闘争を継続することを宣言した形になりました。映像もあります。映像には強制排除で逮捕された活動家や、レイバーフェスタで来日したタムさんも「ウォーリーを探せ」のように映っています。(レイバーネット国際部) 詳細 東電が反省するまで何度でも〜「第16回東電本店合同抗議」に100人 1月7日(水)の夜、新橋駅近くの東電本店前に「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」の呼びかけで「第16回東電本店合同抗議」に100人以上の人が集まり、3.11直後のことをすっかり忘れてしまったかのように、電燈を煌々とつけている東電本店ビルに向かって、次々と抗議の声を上げた。火炎瓶テツは「泉田知事のところにわざわざ出かけた広瀬社長が、相手にされずに帰ったということを東電は肝に銘じなさい。反省するまで、何度でも抗議します」と強い口調で語ったあと、レゲエ調のシュプレヒコールで参加者たちを鼓舞した。(ジョニーH) 報告 2015年「脱原発」の思いこめ〜ニューイヤー高田馬場デモに450人 1月4日(日)午後2時に西戸山公園を300名ほどで出発した第3回高田馬場ニューイヤー脱原発デモは、予備校近辺では受験生たちに配慮し音を消し「サイレントデモ」に徹し通過した。高田馬場駅のロータリーではサンバ・ナファやドラム隊の大音量のリズムに合わせてコールが行われ、通行人たちにアピール、地下鉄の出入口から出てきた人なども参加して400名に増えていった。商店街では軒並ぶ食堂から店主たちがビラを受け取り「原発いらない」のコールに合わせて手を振った。馬場下の穴八幡では初詣の晴れ姿の人たちも歩を止め、写真を撮ったり破魔矢を振ったりした。早稲田大学文学部を通過すると、板橋大山のレイシストデモのカウンターに成功した人たちも加わり、450名超に膨れ上がった。(ジョニーH) 報告・動画(UPLAN) 代わりを探してこないと退職認めない!〜「辞めさせてくれない」相談事例11月分紹介 1、高校生、ファミレスでアルバイト。半年勤めて学校の成績が下がった為バイトを辞めようと店長に何回伝えても「困る」と言って辞めさせてくれない。2、居酒屋の学生アルバイト。勤続2年。勤務時間は18時から26時。シフトでは終業時間は24時となっているが、毎日26時まで働かされる。深夜勤務のため体調が変調し、学業にも影響が出る。また、深夜手当も付かない。退職を申し入れると「代わりのアルバイトを探してこないと退職は認められない」と辞めさせてくれない。3、クラブの学生アルバイト。入社時の約束賃金が支払われない。残業は、ドリンク代から100円が残業代として支払われるシステム。辞めたいと言ったら「我が強くてわがままだ」「ふざけんなよ」と辞めさせてくれない。(NPO法人 労働相談センター) 続き 脱原発テント新春コンサート〜野瀬正彦さんがチェロ演奏 1月3日(土)、第72回「霞ヶ関の中心で愛を叫ぶ」コンサートが開かれ、経産省前テントひろばに重厚なチェロの音が響き渡った。世界的に著名なチェロ奏者である野瀬正彦さんが、脱原発のための経産省テントを激励にきたのだ。野瀬さんは「原発がすべてなくなるまで闘っている、このテントの人たちに敬意を表します」と語った。野瀬さんはドイツのカイザースラウンテルンにあるラインラントプファルツ州立歌劇場専属オーケストラ第一主席ソロチェロ奏者として30年間近く活動してきたが3.11の大震災後、帰国し、東北特に福島の人たちを応援する演奏を続けてきている。この日は野瀬さんは、カザルスの鳥の詩を始めクラシックの曲のみならず、歌詞を配って、福島に関わる歌や、沖縄を応援する歌の演奏で、集まった人たちに心にしみる感動を与えた。(ジョニーH) 報告 変革のヒントがいっぱい〜「冗談じゃない!若者貧困社会」トーク全編アップ いまの若者・学生がどういう状態に置かれているのか。12月20日レイバーフェスタ第2部「冗談じゃない!若者貧困社会」のトークイベントは衝撃的だった。「そもそも法律を守っていたら会社はやっていけない」と開き直って、奴隷労働か辞めるかを迫る経営者。コンビニ・飲食店などではバイトは基幹労働になっていて、学業を優先する学生は何社回っても跳ねられる。「バイ活」という言葉まであるという。親の世代の経済苦が子どもの世代に「奨学金・バイト」という形でのしかかる実態。そこからどう変えていったらいいのか。当事者・竹信三恵子・神部紅が熱く語ったトークイベント(43分)を全編動画アップしました。これからを考えるヒントが詰まっています。また好評だった3分ビデオも上げました。(レイバーフェスタ実行委員会) 詳細・YouTube動画サイト 「脱原発大根踊り」炸裂〜経産省前テントひろばの紅白歌合戦 大晦日の経産省前テントひろばでは、第4回脱原発紅白歌合戦が行われ、穏やかな天候、静かな月下、9組の団体個人の出演者によるプロテストソングや時事ネタ替歌や話芸が展開された。それぞれの出演者は出番前後に『どれいけいやくしょ』といわれる「自民党改憲草案」の条文を読んだ。参加者は差し入れの鍋や飲み物で暖をとりながら芸には拍手を送り、自民党草案には怒号を浴びせた。この様子はツイキャスなどで生中継され、出演者の後ろには関西電力本社前脱原発イベントの様子の映像が、関西本社前では経産省前テントひろばの様子が映像配信され、互のエール交換も行われた。圧巻は最近金曜行動などで売り出し中の若手・大根王子(だいこんおうじ)による『脱原発大根踊り』 参加者全員が大根をもって歌い踊った。(ジョニーH) 報告 以前のトップページへのリンクを表示:
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