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韓国清掃労組代表ら16名が来日、東京で4日間現場交流する
韓国の清掃労働者の全国組織「全国民主連合労組」の代表団ら16名が11月30日来日し、12月3日まで自治労公共サービス清掃労組(東京都の清掃下請け運転手の労組)や東京清掃労組(東京都の正規職員)と交流する。茨木空港に到着した一行は午後、飯田橋の清掃労働会館でオリエンテーションを行い、夜、全統一コーリンモータース分会で歓迎会を開いた。わずか2時間あまりで国を渡った韓国労働者は日本の清掃労働現場の見学に大いに期待していると語った。翌1日には千代田区の清掃現場を実際に作業経験し、清掃工場や中央防波堤最終処分場を見学・交流する。また、2日には自治労東京や東京清掃労組代表の交流を行う。昨年公共サービス清掃労組の訪問の継続企画で、APWSL(アジア太平洋労働者連帯会議)が主催した。<報道部MT> *写真は交流会で韓国代表団の「闘争(ツジェー)」のシュプレヒコール。写真詳細 

不当解雇のオンパレードつづく〜シリーズ「解雇理由」10月分
「労働相談センター」に寄せられた「解雇理由」10月分。不当解雇のオンパレードが続いています。「友人が自殺したショックでバイト先のコンビニを無断欠勤してしまった。店のオーナーが怒ってロッカーを蹴ったり殴ったり、怒鳴りちらし怖くて堪らず退職」。「勤続14年。社内旅行の参加を用事のため断ったら怒られる。謝っても“会社の空気を乱した”と解雇。それなのに“自己都合退職”とされた」。「入社して3か月目で解雇。試用期間中だから解雇ではないと言い張る会社。解雇予告手当も支払わないという」。「“うつ病の薬を飲むな、飲んでるうちは仕事をさせられない”と解雇」。「交通事故による治療のため休職。職場復帰の連絡をしたら突然解雇された」(東部労組・菅野) 詳細 *写真=解雇とたたかう人たち

勝手にやるな民主党!〜「武器輸出三原則の見直し」反対で国会前行動
11月30日夜、国会前で市民団体ら約60人が集まり、民主党が進めている「武器輸出三原則の見直し・新防衛大綱」に抗議するキャンドル行動が行われた(写真)。社民党の福島党首も駆けつけた。「核とミサイル防衛にNO!キャンペーン」の代表は、「武器輸出三原則は国是、これを変えるというなら民意を問うべき。民主党の一部が勝手に進めているが、これは民主主義を踏みにじるもので絶対に許せない。アフガンの米軍の無人機・ロボット戦争が問題になっているが、日本がこれに加担することになる」と怒りをこめて発言した。集会の最後に、高田健さんが「この事実をもっと知らせよう。12月10日の閣議決定を許さないために、7日の院内集会に結集を」と呼びかけた。(M) 写真12312/7院内集会

弘前大学・関西大学でレイバー映画上映〜熱い反応つづく
11月26日、青森・弘前大学にて「ワーキングプアってなんだろう?弘大ドキュメンタリー映画祭」(写真)が開催された。「人間を取り戻せ! 大久保製壜闘争の記録」「フツーの仕事がしたい」が上映され、学生や市民など約40名が集まった。映画祭の企画者は、現役の学生。昨年12月に都内劇場で「フツーの仕事…」を観たことがきっかけで、映画祭を企画した。翌27日は、大阪・関西大学にて「フツーの仕事…」上映会が開催され、約50名が集まった。こちらの企画も、6月に映画を観た学生が実行委員会を組織し、教員へ呼びかけ実現した。「学内は規則だらけで身動きがとれない。上映会場の許可申請やチラシ撒き、看板設置なども、公認サークル外の団体は許可が下りない。学内の不自由な状況と、過酷な労働現場は、つながっている」と、実行委員の一人は怒りをあらわにした。(土屋トカチ) 弘大映画祭の感想関西大学の写真1写真2「人間を取り戻せ!」HP「フツーの仕事がしたい」HP

年金改悪反対闘争をリードしたフランス「反資本主義新党」が来日講演
昨年2月にフランスで結成された「反資本主義新党・NPA」の活動家を招いた集会が11月27日夜、都内で開かれた。「国際労働者シンポジウム東京集会」と名づけられたこの企画は29日夜、大阪でも開催される。「NPA」は、フランスの「LCR(革命的共産主義者同盟)」が母体となってつくられた。約1万人の党員を有する。旧来の改良主義的な左翼政党から独立。伝統的なトロツキズムのイデオロギーにも縛られることなく、資本主義体制の根本的変革を掲げて、広範な人々の結集をめざす。(Y) 報告

がつんと一句!〜ワーキングプア川柳句集ができました
『がつんと一句!−ワーキングプア川柳』。やっとやっとできました。可愛がってくださいね。ピリ辛な批評もたくさんお待ちしています。2008年の「レイバーフェスタ」で誕生したワーキングプア川柳の活動記録ですが、読んで楽しく、薦めて喜ばれる1冊。鞄に入れ、通勤電車の中で読んでいただけたら嬉しいです。でも、ひとり笑いをした時は廻りの人の視線にご注意を。「これなら私にもできる」と思っていただけたら作戦成功! そう、川柳など一度もしたことのない初めての人にはわかりやすく、また川柳歴のある人には新たな感動を呼ぶ、ただの句集でないバラエティに富んだ内容となっています。(川柳班☆わかち愛) 詳細川柳班の販売活動注文サイト

もっと大胆に動きをつくろう!〜ネットアクティビズムで勉強会
11月25日、東京・高円寺の「素人の乱・12号店」で「検証・日本のメディアアクティビズム」の4回目の集いが開催された。約20人が集まり、「ネットアクティビズム」をテーマに熱い討論が行われた。報告者は市民運動・社会運動でのネット活用一人者である印鑰智哉さん(左)と安田幸弘さん(右)。印鑰さんは「2000年ごろからネットがワープロ感覚で使えるようになり、運動で活用できる時代になった。しかし、市民団体・労働組合での活用は未だに非常に遅れている。レイバーネットやグリーンピースに先進例が見られるが、もっと大胆に動きをつくる必要がある」と問題提起。100万人規模で運動を広げているアルゼンチンの話やサイバーアクションでアサヒビールにペットボトル販売をやめさせた事例などを紹介した。(М) 他の写真二人の報告(ユースト動画)本田孝義さんのブログ

韓国: 女性労働者の現実を変えなければ労働運動の未来は変わらない
非正規職と低賃金層のほとんどが女性という現実、不安定な雇用とともに人格的にも尊重されない現実を打ち破るために今、女性労働者が労働組合の主人公になろうとしている。女性が労働者で堂々と暮せる世の中、全労働者が一つに団結できる世の中のための変化を模索するため、ソウル地域の女性労働者が集まるソウル女性組合員大会が準備されている。12月11日土曜、ソウル女性組合員大会を準備するにあたり、現在、女性が直面する現実についての企画記事を連載する。(韓国・チャムセサン) つづき *写真=女性組合員大会チラシから

東陽ガスは「借金漬け労働」をただちにやめろ!〜社長宅・ニチガスに抗議
ニチガスの協力会社「東陽ガス」における前時代的な「借金漬け労働」をなくすため、立ち上がった全国一般東京東部労組東陽ガス支部。これに対し会社は、組合員の一切の業務を取り上げるという「配信停止」という不当労働行為を行ってきました。このような露骨な不当労働行為に抗議するため、東陽ガス支部は11月20日、東陽ガス坂寄達夫社長宅への抗議申し入れ行動(写真)、22日には東陽ガスを指導することを求め、ニチガス本社(東京・八丁堀)への要請行動を行いました。ニチガスの対応はまったくの不誠実なものでした。協力会社の配送員が要請に来たにもかかわらず、エレベーターを止め、階段に通じるドアを施錠し、一切の対応を事実上拒否してきたのです。東陽ガス支部組合員の怒りは頂点に達しました。(東部労組) 報告ブログ動画(UnionTube)

韓国:現代車非正規ストつづく〜狭い階段が戦場になった!
11月20日午前11時、現代自動車のカン・ホドン副社長が直接退去通知書を渡そうとして、蔚山第1工場で激しく衝突した。1.2メートルの狭い鉄の階段は戦場になった(写真)。同日午後4時20分頃にはファン・イナ(34歳、非正規)組合員の焼身抗議があった。生命に支障はないという。21日にはストライキ死守行動が展開された。現代車非正規職支会キム・ソンウク第1工場代表は、「ストライキ闘争7日目だ。退くことなく工場を死守している。人間らしく生きるために仲間を信じ、自分を信じて力強く闘っている。私たちを信じて連帯してほしい。動揺することなく、屈することなく戦う」と決意を述べた。 現代車非正規職ストの記事

3分ビデオ・レイバーソング大募集〜フェスタはあなたがつくる!
今年もレイバーフェスタの季節がやってきた。東京は9回目・大阪は8回目を迎えて、内容もますます充実。東京は、韓国強制併合100年にちなんでサブテーマを「百年の歌がはじけて垣根超え」とし、趙博ライブや日本初公開の「海を越えた初恋―1989スミダの記憶」の上映・監督トークもある。ナショナリズムを煽られているいまだからこそ、はたらくものは国境をこえて手をつなぎあいたい。フェスタは参加型イベント。ぜひ「3分ビデオ」「レイバーソング」に応募しよう! あなたの身の回りの出来事、主張、生活、たたかい、なんでもけっこうなので、3分のビデオにして送ってください。当日25本を一挙に上映する予定。(フェスタ事務局) 詳細メール予約東京ブログ大阪ブログ *写真=東京フェスタのチラシ

木村百合子さん自死事件〜母親の和子さんが「基金」側に直接訴え
静岡県磐田市立の小学校に新規採用されたその年の9月に自ら命を絶った木村百合子さんの自死事件は、11月16日、報道ステーション(テレビ朝日系列)が15分の特集を組み、全国報道した。事件がメディアを通じて公になったことで、国も「地方公務員災害補償基金」も学校現場の劣悪な労働環境を無視できない状況が、生まれつつあると言える。こうしたなか、19日、全国の「過労死訴訟」を闘っている家族、原告が上京し、厚生労働省と「基金」への要請を一斉に行なった。木村百合子さんの母・和子さん(写真)も、初めて「基金」に対し直接要請を行い「公務災害を認めてほしい。公務災害が認められれば、学校は変わる」と強く訴えた。(湯本雅典) 報告動画(UnionTube)

裁判所はA君の証人調べを行え!〜ジョニーカムバック裁判大詰め
11月18日、ジョニーH(疋田哲也)さんの分限免職(解雇)事件の控訴審が東京高裁で行われた。疋田さんの解雇理由の筆頭に上げられたのが、A君に対する体罰事件だったが、都教委は疋田教諭を「悪者」に仕立てるためにA君の話を大幅に歪曲・粉飾していたことが判明した。A君もこれを知って怒り、法廷での証言を申し出ている。しかし早期結審を進めたい高裁が証人申請を認めるかどうかは微妙。疋田さんは「とにかく裁判所は審理を尽くしてほしい。A君に対する体罰が一番の解雇理由なのだから、本人の話を聞くのはあたりまえ。これをやらずに結審は絶対に許せない」と報告会で語った。支援者も「都教委のやり方は検察の証拠捏造と同じ」と怒りを新たにした。(М) 報告(湯本)報告(渡部)動画(UnionTube) *写真=裁判所前でビラまき

銀座のホステスが労働審判を申し立て〜記者会見をユーチューブにアップ
フリーター全般労働組合、自由と生存の家実行委員会などで活動している清水直子です。客の売掛金が給与から天引きされ、借金を背負わされている銀座のホステスが労働審判の申し立てをしました。記者会見の模様をフリーター全般労働組合組合員ブログ、YouTubeにアップしました。「罰金やお客の売掛金の返済で半年働いても給料はほとんどもらえず、300万のバンズ(前借り)があるためお店も辞められません・・・」。フリーター全般労働組合に相談に訪れた銀座で働くホステスのAさんは、こう訴えました。 つづき *写真=棗一郎弁護士と布施えり子執行委員(11月11日・厚労省記者クラブ)

民主党 憲法改悪に踏み出す〜参議院憲法審査会「規程」策定反対で院内集会
11月16日、国会で「参議院憲法審査会『規程』策定反対11・16院内集会」が開催された。主催は、5・3憲法集会実行委員会。先日、民主党と自民党は2党の国対委員だけで、参議院における憲法審査会「規程」を策定させることを決めた。周知のように改憲手続法は今年5月に施行はされ、衆議院での憲法審査会「規程」の策定は許したものの、参議院では「規程」策定にまでは至っていない。つまり、改憲手続法の機能はストップさせることができていたのだ。しかし、ここになって参議院の「ねじれ現象」を前に民主党は自民党に「歩み寄り」を見せ、憲法改悪という一大事を国会運営の道具にしてしまうという暴挙に出たのである。この動きに反対する緊急行動として、今集会はもたれた。(湯本雅典) 報告動画(UnionTube)

「老けた 体型悪い 歯並び悪い」で降格異動!〜里奈さん レイバーネットTVで怒りの証言
11月16日、レイバーネットTV第5号が放送された。「ザ争議」のコーナーに登場したプラダを解雇された同社元部長・ボヴリース里奈さん(ファッション業界ユニオン)が怒りの証言をした。「女性というだけで、“老けた、体型が悪い、歯並びが悪い、髪型が気に入らない、顔がへん、背が高い”という理由で降格され、15年も勤めた人がある日突然、五反田のアウトレット店に異動される。そこは“うば捨て山”とも呼ばれていた。また不景気ということでプラダの商品を買わされ、社員の生活がますます苦しくなった」。里奈さんはファッション業界に蔓延するパワハラとセクハラの実態を語り、声をあげようと訴えた。そのほか各コーナーとも充実した内容の第5号放送となった。 写真速報アーカイブ視聴ページ *写真右=ボヴリース里奈さん、左はキャスターの松元千枝さん

韓国:「正規職化」もとめ現代自動車非正規労組がストライキ
韓国の大手自動車メーカー「現代車」には多数の派遣労働者が働いている。この問題をめぐって、最高裁(韓国)は7月22日、現代車が社内下請を不法派遣で使ってきたとし「派遣法によって2年以上勤続した労働者は請負労働ではなく、現代車に直接雇用された労働者と見なされる」と判決した。そして11月12日にも、高裁が最高裁の判決内容を再度確認し、社内下請労働者の使用は不法派遣だという結論を出した。これに力を得て、現代車の非正規職労組は一挙に組織を拡大し、15日「正規職化」を求めてストライキ・工場占拠に立ち上がった。一方、会社側と警察は一体となって催涙液を乱射などして暴力弾圧を開始。現在、工場ラインが断続的に止まるなか、非正規労働者の熾烈なたたかいが続いている。 現代車非正規職ストの記事

24時間働かせるのか!〜変形労働時間制を問うシンポジウム開かれる
11月14日に首都圏青年ユニオンを支える会総会記念として、変形労働時間制を問うシンポジウム「アルバイトで残業代が払われない制度って?〜これ以上、損をさせるな!〜」を開催しました。パネリストは、洋麺屋五右衛門裁判の原告・弁護団、全労働省労組。洋麺屋五右衛門(日本レストランシステム株式会社)で働くアルバイトであった須藤さんは、変形労働時間制が導入されていたため、残業代がまともに払われていませんでした。そのため首都圏青年ユニオンに加入し、団体交渉、労基署申告を経て、09年6月提訴し10年4月に東京高裁で勝利和解しました。全労働の森崎委員長から「昔24時間戦えますか?とCMがあったが、あれを可能にするのが変形労働時間制」という説明がありました。(山田真吾) 報告

「APECは失敗しろ!」〜警備陣21000人のなか果敢にデモ
APECに反対して現地横浜で開催されている「いらない!APEC 横浜民衆フォーラム」が11月13日午後、街頭アピールとデモ行進を行なった。1時30分から桜木町駅前広場で集会を開催し、2時30分きっかりにデモに出発した。約500人の参加者は、「APECは失敗しろ!」「世界を民衆の手に取り戻せ」などと訴えながら、思い思いのパフォーマンスを繰り広げ、警備陣21000人の厳戒態勢に屈せず、会場の最短地点まで肉薄。約2時間の道のりを最後まで果敢に歩きとおした。(Y) 写真速報ムキンポ写真館「盛り上がったデモ」(現地から)AFP通信(オバマ人形世界へ)動画(神奈川新聞)


細切れ雇用NO! 全国一斉ホットライン〜雇い止めなどの相談相次ぐ
全国の一人から入れる労働組合でつくる「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」が全国32カ所で有期雇用労働者の労働相談などに応じる「細切れ雇用NO!全国一斉ホットライン」が11月12日に開設され、各地の労組のスタッフらが電話相談を受け付けている。このうち愛知県名古屋市の名古屋ふれあいユニオンには、「県内の財団法人に10年間、雇用期間1日の日々雇用で雇われてきたが、近く雇い止めを通告されている。雇用保険がもらえるのか心配」との50代女性からの相談が寄せられた。「全国ネットワーク」はホットラインに寄せられた相談事例をとりまとめ、12月13日に開催される厚生労働省との交渉などに生かしてゆくとしている。(酒井徹)報告 *写真=名古屋ふれあいユニオン

「いらない!APEC 横浜民衆フォーラム」はじまる〜現地からライブ中継
11月13日午前9時半より、APECを批判する「いらない!APEC 横浜民衆フォーラム」が横浜情報文化センターホールで開始された(写真)。「NO! APEC TV」は12日夜から48時間放送を現地から発信、フォーラムの様子も生中継している。フォーラムでは、G20韓国入国を拒否されテロリスト扱いされた「フィリピン・世界女性行進」のジーン・エンリケさんが発言した。「APECは貧しい人たちへの侮辱である。自由貿易・新自由主義で労働者・農民の生活や環境が破壊される」と強く訴えた。午後からは「街頭アピール&デモ」の様子を伝えた。 「NO! APEC TV」視聴サイト

そんな顔しちゃだめさ〜「日韓民衆歌謡交流ライブ」開かれる
11月12日、東京・門仲天井ホールで「日韓民衆歌謡交流ライブ」が開催された。韓国の労働現場で歌っているヨン・ヨンソクさん(写真)とチ・ミンジュさんがゲスト。日本からは、ジョニーH・ノレの会・HOWSうたの仲間・生田卍らが出演した。ヨンソクさんの歌は、労働者の弱さや悩み、怒りなどを表現して静かに感動を拡げた。一方ミンジュさんは、ノリノリの韓国パワーのリズムで観客を魅了した。最後は、全員で「そんな顔しちゃだめさ ひとりぼっちじゃないさ 仲間がいるよ」という韓国労働歌謡のヒット曲を歌い、交流を深めた。また日本に遠征闘争中の「韓国シチズン」のメンバーも参加し、ユルトン(踊り)を披露した。(M) 写真速報動画(UnionTube)

韓国 : 経済危機の責任転嫁をするな〜G20反対!国際民衆共同行動に6000人
世界の首脳が総集結したG20会合が、11月11日夕方ソウルで開幕した。それに対抗して午後3時からソウル駅広場でG20に反対する国際的な大集会が開かれた。このイベントは「人が優先だ!経済危機責任転嫁のG20糾弾!国際民衆共同行動」と題したもので、経済危機の責任転嫁を労働者・庶民にするな、と強く訴えた。参加者は、韓国の労働者・農民・都市貧民・学生だけでなく、米国・メキシコ・ブラジル・日本の代表も参加した。特に全国産業金属労組はこの日、4時間ストライキをしてソウル京畿圏、忠清圏 の組合員が国際民衆行動に参加、G20反対とともに労働基本権を保証しろと要求した。集会では「世界社会運動の連帯を通じ、公正な社会に向かって進もう」との共同宣言を発表した。 第1信第2信第3信

ジョニーHのたたかいを描いた映画「ジョニーカムバック」が完成!
レイバーネットTV「不満★自慢」コーナーやデモ集会で、オリジナルソングや替え歌を歌い、闘争シーンを盛り上げているジョニーHこと疋田哲也さん。かれは、石原教育行政のもとで不当解雇された東京都の中学理科教師でもある。疋田さんは2004年に体罰を理由に「分限免職」されたが、このころモノ言う教員が次々にパージされていった時期だった。映画「ジョニーカムバック」(35分・湯本雅典)は、この疋田解雇事件の真相に迫った作品で、係争中のこの問題を広く知らせるために制作された。疋田さんの教え子たちも登場し、熱血教師ジョニーの実像を語る。12/17の試写会を皮切りに各地で上映する予定。 詳細 *写真=上映会のチラシ

派遣切りを繰り返すな!〜労働者派遣法の抜本改正もとめ座りこみ
11月10日正午より、労働者派遣法の抜本改正をめざす共同行動の国会前座り込み行動を行ないました。菅内閣は雇用問題の改善を掲げていながら、今国会では労働者派遣法改正への審議は全く進んでいません。このまま審議が進まないままでは、派遣切りや派遣村の悲惨な実態を繰り返すことになります。派遣労働者や非正規労働者の声を反映した労働者派遣法の抜本改正が必要です。今日の国会前座り込み行動は、後期高齢者医療制度の廃止を求める行動や農民連やJAのTPP行動とともに大きく盛り上がりました。抜本改正に向けて引き続き大きく運動を広げていきましょう。(首都圏青年ユニオン・山田真吾) 写真速報

「東横イン」の女性フロント従業員が性的暴行〜会社に団交申入れ
大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」 の女性フロント従業員が宿泊客の男性から性的暴行を受ける事件が発生したことを受けて、女性が事件後に加入した私たち全国一般東京東部労組は11月8日、東横インの澤田宗久社長に対して団体交渉を申し入れました。団交申入書を郵送した後、被害女性とその母、東部労組スタッフらはただちに厚生労働省で記者会見を開きました(写真)。事件は会社による防犯体制の不備など安全配慮義務を怠った結果招いたものです。組合と被害女性は今後、謝罪や損害賠償、再発防止策などを会社に求めていきます。(東京東部労組・須田光照) 詳細

新連載「小林たかしの談話室」スタート〜「北方領土」はだれのもの?
新連載「小林たかしの談話室」をスタートします。小林さんはこの間、レイバーネットに投稿コラムで社会問題を風刺する「叔父と姪の会話」を寄せていただきましたが、このほど「談話室」として継続発表いただけることになりました。いっそう面白いコラムを期待したいです。今回は、「北方領土」はだれのもの?―ロシア大統領の「国後島」訪問をめぐる叔父と姪の会話、です。時事にあわせて月に2回程度掲載予定。ご意見・ご感想などもお寄せください。(レイバーネット編集部) 談話室 *イラスト 壱花花

算術の時代に入っていく幕末維新のドラマ〜映画「武士の家計簿」
このところ幕末維新ものが目につく。筆頭はNHKの「龍馬伝」。福山雅治の龍馬が「日本のしくみを変えるぜよー」と叫ぶと、閉塞した今の時代にも一陣の風が吹いたかのような気分に浸れる。また脱藩した龍馬が、幕府に対抗する薩長同盟を実現させるその大胆な発想と行動力にだれしもが共感するだろう。かつて藤田省三が、「維新の精神」とは、藩と藩の境界を超えて「百論沸騰」し、処士が「横議・横行・横結」したところにあると語っていた。横の連帯が曲がりなりにも一つの日本にしたのだ。いま上映中の佐藤純彌監督の「桜田門外ノ変」。この事件が維新の口火を切ったといえる。(木下昌明) つづき映画公式サイト

「非正規職問題解決」を前面に掲げて〜ソウルの全国労働者大会に4万人
韓国ではソウル駅での「前夜祭」に続いて11月7日、ソウル広場に4万人を結集して「全国労働者大会」が開催された。G20首脳会議を前にして、民主労総はG20に反対する闘争を行い、政府に強力な警告メッセージを投じることになった。金属労組も11月のゼネストを宣言して、G20前に大規模な対政府闘争が予告されている。この日集まった4万の労働者、政党、市民社会団体は「労働基本権死守、労働法再改正」と「非正規職問題解決、G20糾弾」を叫び、大会を進めた。その後、参加者たちは、デモ行進を防ぐ警察と対峙して強力な闘争を展開した。午後5時30分、デモ行進のために集結した隊伍は、ソウル広場交差点を封鎖した警官隊と衝突した。(韓国チャムセサン) 11/7詳細11/6前夜祭の報告 *写真=警官隊と対峙するデモ隊

品物一つ誤配で解雇!〜労働法に違反する経営者を糾弾しよう
「コンビニのルート配送で、品物を初めて一つだけ誤配をしてしまった事を理由に自主退職させられた」。シリーズ「解雇理由」の2010年9月分です。労働契約法第16条では「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする」とあり、同17条では「使用者は、期間の定めのある労働契約について、やむを得ない事由がある場合でなければ、その契約期間が満了するまでの間において、労働者を解雇することはできない」とあります。これらの法律をもっともっと宣伝しないといけませんし、平然と違反する経営者を、社会的に大きく・厳しく糾弾する必要があります。(東部労組・菅野) 詳細日本通信解雇撤回闘争の動画 *写真=日本通信に抗議する東部労組

JR・ルミネの追い出しに負けないぞ!〜新宿のベルクが20周年パーティー
11月3日、有楽町外国人記者クラブにて、ビア&カフェ・ベルク(東京・新宿)の開店20周年記念パーティーが開催された。ベルクのスタッフ、常連客など約300名が集まった(写真)。井野朋也店長は「先日、店舗の大家である株式会社ルミネの社長名義で通知書が届いた。内容は2011年3月中に出て行ってくださいというもの。お客様の支持がある限り、出て行くつもりはない」と挨拶で述べ、現状を伝えた。ルミネ(JR東日本の子会社)による嫌がらせは07年より続いている。パーティーでは常連客や、スタッフによるパフォーマンスやライブが続々と披露され、食と文化が豊かに交わる店であることをアピール。迫川尚子副店長による近著「食の職」で取り上げられた職人さん、ベルクの正社員よる挨拶がはじまると、フロアからは大きな拍手と歓声があがった。4時間に及ぶパーティーは、ベルクをこよなく愛する人々のつながりを深めた。(土屋トカチ) 報告

多田謡子反権力人権基金賞: 山谷労働者福祉会館など3団体が選ばれる
24年前に夭折した多田謡子弁護士の遺産をもとに、友人たちで運営している多田謡子反権力人権基金が、第22回の受賞者を決定した。選ばれたのは、●人権と報道・連絡会(マスコミ報道による人権侵害との闘い) ●山谷労働者福祉会館活動委員会(日雇い労働者の人権・生存権のための闘い)●柏崎刈羽原発反対地元三団体(柏崎刈羽原発反対闘争)の三団体。山谷労働者福祉会館活動委員会は、アルミ缶条例や公園からの排除との闘いなど、日雇い・野宿労働者排除・排斥に抗して闘う各地の人々との連帯を強めつつ、生存権−人権のために奮闘していることが、高く評価された。12月11日には受賞発表会が、東京・総評会館で開催される。 詳細 *写真=アルミ缶条例に反対するデモ

韓国: 非正規長期闘争のシンボル、キリュン電子労働者が復職へ
1895日、路上で闘ってきたキリュン労働者に復職の道が開かれた。キリュン使用者側と労働側はこれまで数回の水面下の交渉を進め、決定的な瞬間に壊れるということを繰り返した末に、キム・ソヨン分会長を含む10人の組合員をキリュンに復職させることに合意し、11月1日、国会貴賓食堂で調印式を行った。これで非正規職労働者の不法派遣問題を社会に公論化し、非正規職闘争の頂点に立っていたキリュン闘争は、今日で終止符を打つことになった。日数にして160日を越える3回の断食と二度の高空籠城など、生死を行き来する闘争を続け、6年ぶりの妥結だ。(韓国・キム・ドヨン記者) 詳細キリュン記事一覧 *写真=命がけのハンスト闘争(10/15)

「消耗品」はごめん!〜フリーランス文化祭2010 開催へ
「好きを仕事に!」にあこがれ、能力に誇りをもって時代と文化とをつくってきたフリーランス。ところが昨今、企業の都合のいい「消耗品」にされていませんか? 状況悪化のなか、わたしたちフリーランスのユニオン(労働組合)は、業界標準をつくりあげたり、不払いの報酬を回収したり、仕事づくりをおこなってきました。企業の丸抱えが限界に達するなか、1億総フリーランス、もしくはロボットや機械に仕事を奪われての5000万人失業さえ、SF なんかじゃない、そんな時代がやってくるのかもしれません。そこで、音楽・アート・映像などを満喫しながら、常に時代の先駆けとなってきたフリーランスの仕事と生き方について大いに語り合いませんか? 芸術の秋・労働(?)の秋、そして年に1 度の文化の日を、フリーランス、委託・請負労働者、自営業者、店長、みんなで楽しく過ごしましょう! 詳細

「台湾人をいじめるのか!」〜羽田便就航イベントで抗議行動
台湾・松山空港と羽田を結ぶフライト便の就航を祝うイベントで、日航の不当な解雇に抗議する客室乗務員や空港労組が抗議の声を上げた。解雇された客室乗務員は、労工委員会〔日本の労働省に当たる〕が27日に日航の解雇は違法であるという決定を下したのだから、日航は職場復帰を行うべきだが、台湾の法律を無視していると厳しく批判した。「日本人は台湾人をいじめるのか!」。観光局が日本からの旅客を歓迎する式典を開催していたが、そのすきをついて会場内に入って、抗議の声を上げた。混乱を避けるために航空警備隊が空港を包囲するように配備されていた。抗議の参加者は4人の解雇された客室乗務員を含む100人近くにのぼった。(現地ウェブニュース) 詳細「苦労網」 *写真=イベントに突入して連れ出される解雇された乗務員



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