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2008年あらたな飛躍めざして〜レイバーネットをよろしく 「ユニオンYes! キャンペーン」は07年12月をもって一旦終了しました。短い期間でしたが、キックオフ集会・レイバー映画祭・公園二次会・一斉労働相談キャンペーン・レイバーフェスタ(音楽構成劇・3分ビデオ)・ユニオンチューブ・グラフィックコンテスト(左=優秀賞)など、労働運動の新しい風を予感させる様々な創造的試みを行うことができました。この経験をしっかり「総括」して、08年の運動につなげていきたいと思います。2001年に発足したレイバーネットは今年で8年目。会員は330人でトータルのウェブアクセス数は132万に達しました。しかしまだまだ小さい存在です。チカラを貸してください。個人をベースにした情報ネットワーク「レイバーネット」にあなたも加わりませんか。 ユニオンYes!終了挨拶・入会案内 もうひとつの世界のために〜1月26日にグローバルアクション 2001年ブラジルから始まった反グローバリズムの運動「世界社会フォーラム(WSF)」は、政治家や財界人らが毎年1月にスイス・ダボスで開く「世界経済フォーラム」に対抗して1月26日、世界で同時行動を起こす。日本では、「もうひとつの世界のための1・26グローバルアクション」として東京・荒川区で開催することになった。12月23日には、そのためのスタディツアーが行われた。アクションでは「戦争と搾取のグローバリズム」に対抗して様々なイベントが計画されている。 スタディツアー報告・公式サイト 「君が代」解雇をさせないぞ! 都庁前One dayアクション第二弾行われる 「君が代」斉唱時に立たなかっただけでクビ! なんて許せない。12月25日、「君が代」処分を続ける東京都教育委員会に対して「都庁前One dayアクション第二弾」が繰り広げられ、約300人が集まった。累積処分で来年春にも「君が代」解雇の危機に直面している根津公子教員を応援しようと、この日、都教委への要請行動をはじめ、さまざまな行動が展開された。集会では、音楽・トーク・パフォーマンス・創作ダンスなど表現は多様だったが、一人ひとりが生かされる「自由と民主主義」を実現しようという強い思いにあふれていた。また、アメリカ・ヨーロッパからも連帯メッセージが寄せられ、海外への一層の広がりを示していた。 写真速報・都教委の実態・動画(UnionTube) レイバーフェスタ3分ビデオ〜19本を一挙ネット公開 12月15日のレイバーフェスタ2007(東京)では、23本の3分ビデオが上映され大好評だったが、このほど公開OKの作品19本がユニオンチューブにアップされた。「風の中を今日も行く」(佐久間忠夫賞)「笑いのおけいこ」(寿kotobuki賞)「ヘラルド朝日 英語ニュース」(山口正紀賞・写真)をはじめ、話題作・問題作が目白押し。マスコミが伝えない生活や労働の現場からの肉声が聞こえてくる。また、マック環境に対応するため、ユニオンチューブのYouTubeチャンネルも開設された。 ユニオンチューブ・YouTube版 グッドウィルユニオンが声明〜日雇い派遣労働者の生活保障を 日雇い派遣大手・グッドウィルが行っていた港湾荷役業務への違法派遣などについて事業停止命令が出されることが明らかになった。これを受け、12月22日、グッドウィルユニオンが声明を発表した。声明では「グッドウィルは、事業停止の理由となった禁止業務への派遣や二重派遣、派遣元責任者の不在など法違反の責任を取り、事業停止により仕事にあぶれる日雇い派遣労働者の生活を保障しなければならない」と述べ、会社及び国の責任を追及している。写真=派遣ユニオン定期大会(12/15) 声明全文 改悪教育基本法の実働化をとめよう! 12・22全国集会に850人 12月22日、東京・北とぴあで「立たないとクビッ!? 改悪教育基本法の実働化をとめよう! 12・22全国集会」が開催された。北海道から沖縄まで850人が集まった。集会では教育基本法改悪から1年後、ますます悪化する教育現場の実態が出された。「君が代不起立」で解雇の危機が迫っている根津公子さんは「生徒が、命令服従の少国民化されている現状をみるにつけ、クビをかけても、おかしいことはおかしいと行動することの大切さを感じる。ぜひみんなで不起立しよう」と訴え、大きな拍手を浴びた。写真は、根津さん(左)を応援する教え子たち(右2人)。 写真1・写真2・報告・12/25アクション・赤旗の報道 なぐられたような衝撃〜ステージ『地獄のDECEMBER』 ノンフィクション・ステージ『地獄のDECEMBER−哀しみの南京』を観た。自分の頭をおもいっきりなぐられたような衝撃だった。親の世代が中国やアジアで犯した罪とわたしたち戦後世代がどのように向き合うべきなのか、真正面から突きつけられたと思った。いままで、本や映像や経験者の話を通じて、わたしは日本軍の侵略の実態をみたり聞いたりしてきた。でもほんとうにわかっていたのだろうか。親の世代のこととして、過去のこととして歴史の清算を求めていただけだったのではないだろうか。ステージを観終わった時、こんな気持ちにおそわれた。(佐々木) 続き もう命の時間がない! 薬害肝炎原告が福田 総理に決断迫る 12月19日、川田龍平議員は薬害肝炎訴訟で被害者全員救済を求める緊急行動を起こした。社民・共産・民主などの議員も同調した。昼には、原告団と共に官邸前で福田総理に決断を迫るアピールを行った。多数のテレビクルーと支援者で、官邸前の歩道はふくれあがった。大阪から来た原告の女性はマイクを握り「5年たたかってきて限界。もう命の時間がない。同じ被害を受けた者を差別しないでほしい。被害者全員救済の政治決断を福田総理に今日中にしてほしい」と強く訴えた。写真は原告の女性たち。 他の写真 「飢えと貧困をなくす」ゼンショーが残業代を払わない!? 12月18日、首都圏青年ユニオンでは「ユニオンに入って、残業代未払いをなくそうキャンペーン第5弾」を行いました。宣伝カーから「株式会社ゼンショーは世界から飢えと貧困をなくすと言っているが、ゼンショーが経営しているすき家のアルバイトの残業代未払いのまま。 口当たりのいいフレーズを言う前に、アルバイトの残業代未払いをしていては貧困の拡大を招くだけです」という訴えには、うんうんうなずきながら歩く方も見られました。また、全労連の「働くもの権利手帳」の配布も行いました。(山田) 詳細 しごとの悩み、サンタさんに相談しよう!〜POSSEがイベント 12月16日、東京・渋谷の「RAMPBAR」にて、NPO法人POSSE(ポッセ)主催の労働相談イベント「ジョブ・クリ/JOBX'mas〜しごとの悩み、サンタさんに相談しよ う〜」が開催された。アニメのサンタが仕事の悩みに答えてくれる特設コーナーには約20名の参加者があり、「有給休暇をとったことがない」若者が不 満をぶつけた。その他、お笑い芸人による「バイト経験漫談」、お笑い芸人と弁護士によるトークイベントなどが開かれた。「500円のギャラでも源泉 徴収されて、振込手数料もとられる」という不満が、会場をわかせた。 POSSEのサイト・動画(UnionTube) 新たな連帯を求めて〜レイバーフェスタ2007大成功 12月15日「レイバーフェスタ2007」が東京ウィメンズプラザで開催された。250名が参加し終日にぎわった。ユニオンYes! キャンペーンの総まとめイベントにふさわしい映像・音楽・パフォーマンス・ディスカッションが繰り広げられた。寿のライブ「前を向いて歩こう」では涙が、3分ビデオでは笑いの渦が、そして大ディスカッションでは緊迫したやりとりがあった。今年のフェスタは、格差社会の厳しい現実を反映したものだったが、同時に「新たな連帯」と「希望」を感じさせるフェスタになった。 写真1・写真2・動画(UnionTube)・感想1・感想2・感想3・「毎日」紹介記事・アンケート集約・3分ビデオ公開中(UnionTube)・フジサンケイビジネスアイの記事 現地取材〜南京大虐殺70周年「記念館」リニューアルオープン 12月13日南京大虐殺70周年の日、中国南京市にある「南京大虐殺記念館」が大幅に拡張・一新されオープンした。開館初日は、新しくなった「記念館」を見学しようと長蛇の列が並び、館内は終日人で埋め尽くされた。特に若者が目立った。現地のマスコミは、「南京大虐殺」70周年を連日大きく報道した。しかし、日本のマスコミの注目度は非常に低く、扱っても非常に小さいものであった。「記念式典」には日本から多くの市民団体が参加したが、この事件を起こした日本の政府関係者の参加は全く無かった。(湯本雅典) 写真速報・動画(UnionTube) 佐久間忠夫さん 4日間のハンストを完遂〜新たな運動へ一歩 国労闘争団の最年長である佐久間忠夫さん(76歳)は、4日間のハンストを完遂した。最終日の12月14日には延べ100名が参加、完遂集会にも50名が集まった。「あと2日くらいはやれそう」と元気いっぱいのあいさつを行なった。そして支援者からの「おかゆ」をおいしそうに口にした(写真)。支援実行委員会は「完遂宣言」を発表し、「国鉄闘争を闘う多くの関係者が、政府に解決を迫る行動に速やかに立ち上がることを切望し、自らもその一員として参加する決意である」と呼びかけた。 完遂宣言・佐久間ブログ・他の写真 ユニオンYes!キャンペーンのブックレット発行 偽装請負の告発、日雇派遣や個人請負の叫び、規制緩和で「痛み」を押し付けられた人たち、ワーキングプアーが立ち上がった。格差是正の声となり、国政を変える力になりつつある。その声は、ユニオンに結集したからできたのだ。いま、ユニオンが手をつないで労働組合の役割と楽しさを発信していく試みが「ユニオンYes!キャンペーン」である。ブックレット「ユニオンつくって、生きさせろ!」は、同キャンペーン・キックオフ集会の記録である。労働組合に関係ないと思っていた人が、組合に入って、会社と対等に交渉し、生き生きと働く報告と雨宮処凛さんの対談が収録されている。500円。12/15フェスタ 会場で発売。詳細 JR首切り20年・政府は責任をとれ〜佐久間ハンスト続く 12月11日〜14日、1987年のJR不採用・国家的不当労働行為で解雇された1047名の一人で、最年長の佐久間忠夫さん(元電車運転士・76歳・写真左)は、一人敢然と国会前でハンストを決行している。佐久間さんは「20年経って46名の仲間が亡くなった。一人も路頭に迷わせないという当時の政府の約束は反故にされた。絶対に許せない。一人から声を上げる」と宣言を発した。1日目(12/11)は40人以上、2日目(12/12)も30人の支援者が集まり、国会前は熱い交流の場となった。憲法行脚を続けている93歳・本多立太郎さんも和歌山から駆けつけた。最終日の14日は18時から 「祝・ハンスト貫徹集会」を行う。 1日目写真速報・2日目写真速報・ブログ(最新情報)・激励メッセージを送ろう・田中哲朗激励ソング(UnionTube) レイバーフェスタ2007〜12・15東京ウィメン ズプラザへ レイバーフェスタ大阪は、12月9日エルおおさかに約150人を集めて開催された(写真)。この日初めて公開された韓国映画「私たちは風の中に立つ」は、トンイル紡織労組の女性たちの34年に及ぶたたかいを描いたもので、大きな感動を呼び起こした。ほかに創作落語・3分ビデオなどがあった。東京からは、木下昌明さんが3分ビデオ「木下家のその後」をもって参加、上映後登壇して「ビデオをつくる楽しさ」を語った。東京では15日に、映画「地の塩」「フツーの仕事がしたい」、寿 kotobuki のライブ、音楽構成劇「ワーキングプアの反撃」、3分ビデオなどの企画でフェスタが開催される。お得なメール予約受付中。 大阪報告・大阪写真・東京詳細・予告動画(UnionTube)・メール予約・音楽構成劇・ 映画のみどころ・3分ビデオラインナップ フリーター全般労組〜不当解雇の2社に対して抗議行動 > 12月6日、フリーター全般労組は、経営側が団体交渉の過程で誠実な対応を取らず、問題を長引かせている二つの不当解雇問題に対し、親会社への申入れと抗議の情宣を行った。オリナスタワーを管理する東京不動産管理は、Nさんが会社の了承の下、休業し療養したところ一方的に解雇した。また、×××××<解決しました。ありがとうございました。>×××××は、9年間働いてきた英語講師のSさんを不当な言い掛かりで解雇。行動には組合員・友人がかけつけ、早期の誠実な解決を求めた。(清水直子) 詳細 南京大虐殺から70年〜幸存者が語る真実 12月4 日、「神戸・南京をむすぶ会」主催で「南京大虐殺から70年〜幸存者の証言を聞く会」が開催された。証言したのは、伍正禧さん(84歳)と張秀紅さん(81歳・写真)。張さんは、無理やり日本兵に連れ去られていったという、わずか11歳の時のあまりにも残酷な経験を話し、何度も「日本軍を許すことができない」と語っていた。日本では「虐殺」を否定する論調がはびこりつつある。今こそ労働組合、市民レベルでの運動の強化が問われている。(湯本) 写真報告・ 証言(UnionTube) 沖縄戦「集団自決」は日本軍の命令〜教科書問題で文科省に要請 12月4日昼、文科省前は騒然とした状態になった。「集団自決」は軍命令ではないとする「新しい歴史教科書をつくる会」などの右翼・数十名が大音響のマイクでがなりたて妨害する。そんな中で「沖縄教科書検定意見の撤回を求める市民の会」は、文科省へ要請行動、リレートーク、音楽パフォーマンスを貫徹した。参加者は約120名。2つの集団の間に警察官が入ったので直接の衝突はなかったが、「つくる会」の異常な挑発行為が目立った。沖縄高教組メンバーは「真の歴史を否定するデタラメな検定意見を許さない」と強く訴えた。 写真速報 反戦と抵抗のフェスタ〜若者400人以上が集まり盛り上がる 12月1日、恒例になった「反戦と抵抗の祭<フェスタ>2007」が東京・千駄ヶ谷区民会館で開催された。若者を中心に過去最高の 400人以上が集まり、大いに盛り上がった。原宿一体を一回りするサウンドデモをはさんで、反グローバリズム・農と食・死刑・原発・反戦・労働(日雇い派遣問題)などをテーマにセッションがあった。第三部「プレカリ討論」では「戦争は貧者を求める。貧者は戦争を求めるか」をテーマにディスカッションが行われた。 感想(攝津正)・動画1・2・3 国労闘争団最年長・佐久間忠夫さんハンスト決起へ JR採用差別による不当解雇から20年も経過している にもかかわらず、いっこうに解決交渉に応じない政府に対して、国労闘争団最年長の佐久間忠夫さん(写真・76歳)が、ついにハンスト決行を決意した。決行は12月11日、国会前で行う予定。7300人が集まった11・30全国集会でチラシを配布し、支援・連帯を呼びかけた。「最大の山場といわれるいまこそ決起すべき。まず自分から始める」と佐久間さんの決意は固い。3日には東京・新宿で「佐久間さんハンスト支援実行委員会」が開催される。 詳細・ハンストへの決意(UnionTube)・支援のお願い 以前のトップページへのリンクを表示:
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