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グッドウィルの詐欺的天引き問題で説明会 派遣労働者の労働組合グッドウィルユニオンは、5月28日夜、会社がデータ装備費とか保険料などの名目で派遣1回あたり200円程度を給料から天引きしていた問題で、公開説明会を開いた。会場は、立ち見が出るほど超満員。参加した派遣労働者の証言は、「40万円近く天引きされたのに、会社に電話しても返還を拒否された。任意とは一度も知らされておらず、詐欺的行為だ」など、聞けば聞くほどひどいものであった。(大地) 報告・グッドウィルの実態・6/7本社前行動 私も非正規職、私の子供も非正規職 5月23日、韓国民主労総集会に遠い光州からソウルまできた女性労働者がいた。光州市庁で清掃外注労働者として働き、労働組合に入ったという理由で解雇されたユン・オクチュ(写真・55歳)だった。彼女の子供たちも非正規職で「心臓が裂けるように痛い」と心情を伝えた。3月8日には、光州市長との面談を要求したが、裸で追い出された。「私たちができる反抗は、ただ服を脱ぐことしかありませんでした。ですから私は果敢にぜんぶ脱ぎました。そして叫びました。最後まで闘って、勝つでしょう」 続き 「集団的自衛権」を後押しするアメリカと財界〜緊急院内集会 5月28日、緊急院内集会「集団的自衛権行使は憲法違反です」が衆院議員会館で約70名を集めて開催された。憲法研究者の小沢隆一さんは「集団的自衛権とは軍事同盟のことで、これまでの政府見解は"違憲"だった。これを変えたい勢力が、自衛隊を米軍の戦争に加担させたいアメリカ。そして、ミサイル開発や兵器輸出で儲けたい財界である」と指摘した。福島社民党党首は「安倍政権の9条改憲の目的はズバリ海外での武力行使。そのことを広く知らせていこう」と訴えた。なお、集団的自衛権行使に反対する団体賛同は147に達しており、引き続き募集している。団体共同声明 戦争の時代をくいとめるために〜京都全国集会に750人 5月27日、「改悪教育基本法の具体化を許さない全国集会」が京都で開催された。主催者の予想を大きくこえる750人が全国から集まった。教基法が改悪され戦争する時代に突き進む中で、どんな運動をしたらいいのか。三宅晶子・大内裕和・小森陽一の各氏の問題提起、現場からの発言が続いた。また、根津公子さん・河原井純子さんの「君が代解雇」を止めるための取り組みなどが確認された。集会後、参会者は伊吹文科大臣事務所へ怒りのデモを行った。報告・写真1・写真2・写真3・大内裕和「格差社会と戦争国家化」(動画) アスベスト被害の現場を撮り続ける〜今井明・出版祝う会 5月26日、東京・全水道会館でアスベスト公害の記録写真集『明日をください』(今井明著)の出版を祝う会が開かれ、約100名が参加した。労働者の顔、被害患者・家族の顔にこだわり、マスコミでは出来ない写真の仕事を積み重ねてきた今井さん。「クボタショックから2年経ったが、アスベスト問題はこれから。被害者を掘り起こすこと、そして次世代に伝える責任がある」と今後の抱負を語った。 写真1・写真2・写真展と集会 沖縄を食い物にするな!ガテン系連帯・行動開始 5月23日から25日の3日間、フルキャストセントラルユニオン組合員・上江洌黄陽さん(写真右)をはじめガテン系連帯のメンバーが沖縄を訪れ、誇大広告などで沖縄を食い物にする派遣会社の現状を訴える行動を開始した。県庁内での記者会見をはじめ、県の雇用労政課や労働局への要請などを行った。沖縄の地元メディアでも大きく取り上げられ、「私の息子も騙されている」などの問い合わせが続々寄せられている。全港湾地本とも連携を行い、今後も沖縄での行動を強化していく予定だ。(土屋トカチ) ガテン系連帯・琉球放送 アロヨ大統領、暗殺を止めて! 比大使館前でビジル 5月22日、東京・麻布のフィリピン大使館前に市民グループのメンバーや滞日フィリピン人が集まり、政治的殺害の被害者を哀悼するキャンドルライト・ビジル(ろうそくによる祈りの集会)が行われた。この日は、アロヨ・フィリピン大統領の訪日初日で、ビジルは東京、大阪、名古屋での同時開催。東京参加者は約40人。犠牲者一人ひとりの顔写真を貼ったキャンドルと花、「アロヨ大統領、暗殺を止めて!」と書かれたパネルを持ち、静かに犠牲者を哀悼した。(川上) 詳細 *写真提供/アムネスティ日本 「残業代ゼロ」労働を許すな!東京東部労組が全国署名を呼びかけ 全国一般東京東部労組は、コナカ支部とHTS(阪急トラベルサポート)支部の闘いをさらに前進させるため、全国署名運動をスタートしました。紳士服のコナカ(写真)は「店長は管理監督者」と偽装して残業代を払わない。またHTSは「旅行添乗員はみなし労働」として、残業代ゼロで16時間に及ぶ殺人的長時間労働を強いています。コナカとHTSの問題は、政府が導入しようとしているホワイトカラー・エグゼンプション(残業不払い法)の先取りです。「残業代ゼロ」労働を許さない署名運動を成功させ、人間らしい生活と権利を勝ち取りましょう!(東部労組)詳細と署名用紙・公式ブログ JR不採用事件〜「交渉テーブル設置」求め国交省行動 JR不採用事件・1047名問題の解決に向けた具体的な交渉テーブル設置を求めて、国土交通省前座り込み・宣伝行動が、5月21日より連日200名の規模で展開されている。主催は、鉄建原告・鉄運原告・全動労原告・国労原告など被解雇者と共闘団体で構成する4者4団体。九州・北海道などから被解雇者約50名が上京している。21日午後には、交渉テーブルを設置しない国土交通省に対し、総勢100名が通用門に集まり(写真)請願行動を取り組んだ。25日には昼デモが行われた。詳細 「渡り鳥」企業を許すな! 韓国テトラパック労組が闘争開始 韓国に進出して莫大な利益を出した後、ある日突然撤収する外国の「渡り鳥」企業。紙パックを生産するスウェーデンの有名な多国籍企業「テトラパック」は、07年3月、突然、韓国の工場閉鎖を通知してきた。ほとんどの労働者は辞職せざるをえなかったが、残りのテトラパック労組員20余人は、ソウル市にあるテトラパックコリア本社前で、工場再開を求めて闘争を開始した。今回のケースは、韓国工場を閉鎖して生産を日本の工場に統合するということで、日本もけして部外者ではない。詳細・フォトニュース 『ルポ 正社員になりたい』影書房より発刊 影書房から『ルポ 正社員になりたい〜娘・息子の悲惨な職場』(小林美希著・1600円)が発刊された。今や働く人の3分の1にものぼる非正規雇用。その多くは学校卒業時に就職できず“とりあえず派遣”となった若者たち。「細切れ契約」「妊娠解雇」「社会保障加入逃れ」「偽装請負」―“景気回復”“グローバル市場で生き残るため”といった企業の掛け声の裏で、労働市場の規制緩和のしわ寄せを受け、希望なき不安な生を強いられている若者たちの声を聞け。影書房HP 労働者の権利を真っ向から否定〜規制改革会議の詭弁 5月21日、政府の規制改革会議は「脱格差と活力をもたらす労働市場へ〜労働法制の抜本的見直しを」という意見書を発表した。労働法による規制を撤廃し、労働市場を流動化させることが、 労働者の真の保護のつながるという内容。「最低賃金を上げると失業が増える」「権利強化は雇用を減らす」など暴論と詭弁のオンパレード。ILOの国際労働基準、戦後労働法制のすべてを全面的に否定する、このような動きに対して、理論的にも運動としても反撃が必要がある。(高須)詳細・連合の談話 まともに生活できる仕事を!人間らしく働きたい! 5月20日(日)、東京・明治公園で「全国青年大集会2007」が開催された。参加者数は3300人。牛丼チェーンすき家・光洋シーリング・松下プラズマ等で、立ち上がった労働者が全国から集まった。茶髪だからという理由で、1年間働いてきたファミレス店員の職を不当解雇されそうになった16歳の女性は「ユニオンに入って団体交渉を行い、解雇を撤回できた。労働者の権利はみんなのもの。同世代に伝えていきたい」と発言した。(土屋トカチ) 青年ユニオンHP WPNが自衛隊辺野古派遣に抗議して「人間の壁」 5月19日午後1時から、WORLD PEACE NOWの呼びかけで、防衛庁前で「目をそむけないで、イラクのいま/5.19防衛省「人間の壁」/防衛省への申し入れ行動」が100名を超す市民、宗教者などの参加で行われました。各自がボードに貼った写真やプラカードを持って路上に並び、防衛省の塀に沿って「人間の壁」をつくりました。イラク特措法延長に反対する要請と、辺野古への自衛艦ぶんごの派遣に抗議する文書2つを防衛省の係官に読み上げて渡しました。(高田)*写真 by あつこば 改憲手続法の成立に抗議〜メディア関連労働者がデモ 5月14日の国民投票法案(改憲手続法案)の採決・成立に抗議して、17日(木)の昼休みの時間にデモがおこなわれました。雨のなかを「憲法9条をまもろう!」とシュプレヒコールをしながら、東京・神田の本の街をデモ行進しました。インド料理店からインド人のコックさんが顔をだしてコブシで応えてくれました。出版労連、MIC(マスコミ情報労組会議)、千代田区労協の仲間100人が参加しました。(安齋・写真提供MIC) レポート 沖縄・辺野古で新基地建設調査強行〜海上自衛隊を投入! 5月18日、自衛隊員も投入されるという異常事態のなか、沖縄・辺野古で調査が強行された。現地の反対派からは緊急要請が発せられた。「朝6時、チャーターされた調査船20隻と海上保安庁の大船団が来ました。昨夜から待機していたカヌー隊メンバーが出動していますが大変困難な状況です。陸上でも警戒態勢が続いています。辺野古に来てください!座り込みに参加してください。カヌー隊に参加してください。どうか力を貸してください」 詳細・写真(ちゅら海をまもれ)・緊急情報・TBSニュース・琉球朝日放送・21日防衛省抗議へ・辺野古からの報告 一人ひとりは違ってあたりまえ〜「君が代不起立」第4回裁判 5月16日、東京地裁で06年3月の「君が代不起立」停職処分の取消を求める第4回裁判があった。原告は根津公子さん(右)と河原井純子さん(左)。二人は今年も停職処分を受け、現在「出勤闘争」および「全国行脚」を続けている。準備書面で弁護団は「憲法の最高原理は個の尊厳であり、多様性の尊重である。一人ひとりが違うことがあたりまえで、国はそれを保証する義務がある。都教委のやっていることは戦前の画一強制教育と同質だ」と指摘した。詳報・根津HP 翼賛国会は恥を知れ! 国会前に全国から結集 5月14日午前11時54分、国民投票法案(改憲手続き法案)が参院本会議で賛成122、反対99で採択された。国会前の歩道は、全国から集まった労組・学生・市民団体・個人などでぎっしり埋まり、怒りのシュプレヒコールが続いた。昼の議面集会で福島社民党党首は「国会にいると、平和・憲法・民主主義が叩きこわされているのを見ているようだ。でも9条改憲反対の声は国会の外では多数派。3年後に発議できない状況を今からつくっていこう」と訴えた。写真1・写真2・報告(高田)・動画(4分)・へんな改憲手続法の歌 だましたな!フルキャスト〜沖縄の若者立ち上がる フルキャストセントラルの派遣社員として、沖縄から「本土」にやってきた若者3人(写真)は、自動車用シートのトップメーカー、(株)タチエスの武蔵工場で日勤と夜勤を1週間交替で、働いていた。しかし当初「6カ月」の約束だったのに突然「2カ月」で仕事を打ち切られた。怒った3人は、TBSテレビで知ったガテン系連帯の「フルキャストユニオン」に加入し、5月9日、東京・渋谷の本社に乗り込んだ。詳細(ガテン系ブログ) 参院特別委員会、改憲手続き法案の採決強行! 5月11日17時50分、参院特別委員会は、国民投票法案(改憲手続き法案)を強行可決した! 中央公聴会も行わず、これまでマスコミにもとりあげられた様々な問題点を何一つ解決することはなかった。この法案のずさんさは、18項目という膨大な付帯決議の量にも現れている。採決当日、議員面会所集会は150名が参加し、傍聴席は何回もの入れ替えを行うほどに膨れ上がった。この法案、多くの人が納得できていない。14日、午前11時から参院本会議が狙われている。絶対に許してはならない。(湯本) 動画(3分)・国会前写真・写真速報・14日国会へ・国会速報38・39 ロワイヤルはなぜ負けたのか〜フランス大統領選 サルコジは、ネオリベ・ネオコンの右傾化した保守勢力を結集することに成功した。ロワイヤルを候補に選んだ社会党は、中道に近い社会民主主義と歴史的な左派社会党路線の間で揺れたたまま、明確な政策プログラムとビジョンを示せずに敗北した。共産党はほとんど壊滅状態。フランスの左翼の状況はかなり厳しい。しかし、ひとつ言えることは、モダンを装った秩序・権威復権と大資本擁護のサルコジのデマゴギーに、24歳以下の若い世代は惑わされなかったことだ。希望はまだ残っている。(飛幡祐規) 全文 *写真by小山師人 異常な審議で「改憲手続き法」を決めさせるな! 「とにかく早く上げてしまえ」〜改憲手続き法(国民投票法)の参院審議は異常づくめになっている。地方公聴会を2ヶ所同時に開催して、社共議員を閉め出すなど無茶苦茶なやり方。これで決められてはたまらない。8日の第5波国会前ヒューマンチェーンには、約500名が集まり怒りの声を上げた。教員・出版など労組の旗も多い。この日初めて郡山市から駆けつけた女性は「駅前で毎月キャンドル行動をしている。みんなの思いは同じ。あきらめないで手を携えていこう」と呼びかけた。他の写真・国会速報36・レポート1・レポート2 以前のトップページへのリンクを表示:
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