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日韓FTA交渉を中断しろ!
11月1日から3日まで、日韓FTA第6回交渉が東京で開催された。 秘密裏に進められる日韓FTA交渉に対し、日韓の労働者・民衆による抗議行動が行われた。
1日の行動では、外務省への要請に向かおうとした日韓労働者・市民の一行が警官により実力で妨害された。一行は実力で突破を試みたが失敗、農水省前の路上で座り込みを行い、抗議を続けた。2日も、警察の妨害と突破の試みは続き、連帯労組の組合員に対する不当逮捕や負傷者の発生など、非民主的・暴力的弾圧に対し、近年まれに見る激しい抗議が続けられた。しかし日韓労働者は国会前、経団連前での力強い抗議集会、それに続く宮下公園での集会、渋谷のデモ行進で市民にアピールした。最終日は、外務省前での抗議と午後のシンポジウム、そして歓送会が行われ、今回の行動の意義を確認する場となった。
→日韓FTA関連記事一覧共同行動リポート日韓FTA反対・共同声明および申入書「日韓FTA交渉を中断しろ!」不当逮捕に対する抗議声明


「事態の責任は小泉内閣に」WPNが緊急声明
香田さん救援と自衛隊撤退を要求する官邸前緊急抗議行動は、27〜29日の3日間行われ連日数百名の人々が立ち上がった(写真)。しかし、31日香田さんの殺害が報道される事態となった。WPNは緊急声明を発表し、自衛隊イラク派兵を押し進めてきた小泉内閣に責任があるとして強い抗議の意思を表明した。12月にも即時撤退を求める行動を起こす。全労協が即時撤退を求める声明WPN緊急声明市民の意見30の会声明10/28写真速報武装グループによるものと思われる映像日本基督教団総会の声明
団結まつりに1万こえる人々
恒例の団結まつりが10月31日(日)10〜15時、東京・亀戸中央公園で開催された。昼には雨もあがり大いに盛り上がり参加者は13500人に達した。ことしのスローガンは「国鉄労働者1047名の解雇撤回! 責任は政府・鉄建公団にあり! 戦争と失業にNO!」。フィナーレでは国労闘争団・全動労争議団・動労千葉争議団が並んで登壇し、鉄建公団の責任追及を確認した。レポートby増田都子前夜祭の海外代表

レイバーフェスタ2004
レイバーフェスタは12/4東京・12/5大阪・12/12げんこつまつりの3ヶ所で開催される。前売チケット好評発売中。こちらへ賛同人
「泥ウソ」国賠裁判、運動の力で一歩前進
山形大学の廃寮反対運動をつぶすために行われた大学による冤罪でっち上げ事件に関する国賠訴訟は、10月25日仙台高裁で第一回口頭弁論が行われた。実質審理のなかった地裁の二の舞が心配されたが、運動の力で「証人尋問」実現が決まった。報告

韓国労働ネットが労働放送局を開局
10月20日、韓国の労働ネットが労働者によるオルタナティブ・メディア「労働放送局」を開局した。 レイバーネット日本は韓国労働ネットとともにレイバーネット・アジアの立ち上げに向けて準備を進めているが、今回の労働放送局開局は、国際的な労働者のコミュニケーションの大きな一歩となるものと期待される。 労働放送局の開局にあたって日米のレイバーネットからのメッセージ

ネスレに抗議のファクスを!
ネスカフェで知られる世界最大の食品多国籍企業ネスレは、世界各地で過酷な労働弾圧を行っていることでもまた世界的に「有名」だ。 日本法人のネスレジャパンの工場でも、諸外国の工場と同様に、数々の不当労働行為や人権侵害が行われている。 最近では、取り囲み、組合誹謗発言、組合脱退強要などを行ってきたネスレに対する社会的な批判が高まっているが、ネスレ島田工場ではこうした抗議の声を「逆恨み」して、組合員への悪質ないやがらせが加えられている。 ネスレジャパンの労働組合であるネッスル労組は、このような会社側のいやがらせに対し、ファクスによる抗議を呼び掛けている (ファクス用紙ダウンロード)。 詳しい内容はネッスル労組のサイトへ。

NOナカソネ! リストラの原点を撃て
鉄建公団訴訟第18回口頭弁論が行われた10月18日、NOナカソネNOコイズミの夕べがシニアワーク東京で開催された。参加者は300名。「中曽根の犯罪を告発するリレートーク」では「インドネシアで慰安所をつくった中曽根」が暴露された。またマッド・アマノ氏は「マイケル・ムーアのように権力を茶化す運動を」と訴えた。二部では趙博さん(写真)が反戦・反差別の思いを歌い上げた。この日は、NOナカソネをキーワードにさまざまな運動がひとつになった。

サンフランシスコのホテル労働者がストライキ突入
9月29日、サンフランシスコのホテル労働者たちが2週間のストライキに突入、経営側は、ストライキに突入していないホテルの組合員をロックアウトし、4000名の労働者たちがストないしロックアウトの中で闘いを継続しています。こちらへ

清掃労組、区長会フロアーで座りこみ
10月15日午後、東京清掃労組は250名の参加で区長会に向けて座りこみを行った。2006年問題(身分移管に伴う労働条件の切下げ)に決着をつけるための山場の行動で、区長会の開かれている東京区政会館6階フロアーを埋め尽くして決断を迫った。この日「早急に具体案を示し10月末までに労使合意を整える」という文書回答を引き出した。写真は座りこみの中を会議室に向かう区長。

「殺される前に!」−過労死予防訴訟起こす
10月7日、郵政公社が2月に導入した過酷な深夜連続勤務(2〜4回連続)に反対する2名の職員が、深夜勤の差し止めを求めて東京地裁に提訴した。加入しているJPU労組(旧全逓)がこの問題を取り上げないためやむなく個人での提訴となった。東京だけでもすでに19人が過労が原因で死亡している。この日はジャーナリストの斎藤貴男氏も応援に駆けつけた。写真は提訴した郵政職員(右/伊藤晴男・左/重富義明の各氏)。

リストラの原点を暴け! 鉄建裁判大詰めに
国鉄職員1047名の解雇撤回を争っている鉄建公団訴訟が10/7より年内4期日の集中証人調べが始まり、来春判決に向けて大詰めを迎えた。10/7には東京地裁で、宮坂要元国労書記長・闘争団員などが国労差別の実態を証言する。原告団と共闘会議は、この秋総力をあげて裁判を包み込む大衆行動を計画している。写真は10/7の地裁前宣伝行動。詳細

たたかう学生、仙台高裁に申し入れ行動
9月28日仙台市内にて、山形大学の廃寮問題をめぐる「泥ウソ(「泥棒はウソのはじまりだった)」国家賠償裁判原告団主催の仙台高裁への申し入れ行動が100人をこす参加者で行われた(写真)。参加者の大部分は他大学の学生やOBで東京・京都からも数多く駆け付けた。また「未来の労働者」を支援しようと全金本山支部や仙台市職労の労働者も集まった。レポート

トヨタ愛知本社に申し入れ
9月19〜20日、フィリピントヨタ労組を支援する会は、上京中のエド委員長らとトヨタのお膝元・愛知県豊田市で行動を展開した。20日朝には本社前でビラまき(会社の指示で従業員はほとんどが受け取り拒否)のあと、団体交渉を申し入れた。会社が拒否した場合には労働委員会に提訴する方針という。写真は申し入れに本社に向かう代表団。また9/21には「元気の出る集会」が横浜で開かれた。写真9/19-20トヨタ愛知行動レポート

グローバル時代のけんり総行動
9月17日、争議団の一斉行動である「けんり総行動」が東京都内で行われ、約200名が17ヶ所の企業や官庁に対して要請行動を繰り広げた。一日行動の集結地はトヨタ東京本社。ここでは233名の解雇とたたかうフィリピントヨタ労組の派遣代表(写真)を交えて、果敢な行動が展開された。グローバリズム時代に呼応したけんり総行動となった。他の写真
約束を守れ! 清掃労組が座り込み
9月16日午後、東京清掃労組と支援者約180名が、東京都23区長会が開かれている東京区政会館前で座りこみと要請行動を行った。2006年問題(身分移管に伴う労働条件の切下げ)に決着をつけるための行動で、「処遇は低下させない」という約束を守ろうとしない区長会へ怒りのシュプレヒコールが続いた。この日代表4名の要請に対して、区長会側は「近日中に具体的回答を行う」という文書回答をした。鉄建公団訴訟原告も応援にかけつけた。他の写真

郵政の深夜勤拡大に反対する行動
連続深夜勤務に反対し裁判を起こしている郵政労働者たち約20名は、13日昼、東京・霞が関の郵政公社前で抗議行動を行った。深夜勤をしている人は「朝仕事が終わってその日の夜にまた勤務。寝床にいてもよく眠れない。体が動かず頭がしびれてくる」(2日連続の人)、「仕事が終わると無気力状態で何もしたくなくなる」(4日連続の人)と語っていた。非人間的職場に変貌する郵政職場。これが民営化先取りの実態である。

労働3団体が「プロ野球選手会のスト」断固支持
労組・日本プロ野球選手会は9月6日、オリックス・近鉄の球団合併に対して1年間の凍結を求めて週末にストライキを行うことを決めた。連合の草野事務局長は、プロ野球選手会のストライキを支持するというコメントを、また全労連の坂内事務局長もストライキを断固支持するという談話を発表。全労協はfax情報(9/7付)で「オーナー側の驕り・独善を糾弾し、労組・プロ野球選手会のストに連帯しよう」と呼びかけている。激励エール(江藤)

東京の清掃労働者1400名が決起集会
2006年4月に清掃職員の身分が都の派遣職員から区の職員に移管するが、その際の処遇をめぐっていま激しい攻防になっている。9月6日、東京清掃労組は1400名を動員して日本教育会館ホールで総決起集会を開催した。組合側は「処遇低下はしない」という約束を区側に守らせるために、ストライキをふくめ徹底してたたかう構えだ。約束を反古しようとする当局に対する怒りにあふれた集会になった。写真速報

団子になって争議に勝とう
首切り自由を許さない実行委員会が主催する第二回裁判闘争交流合宿が9/4〜5静岡県内で開催された。鉄建公団原告・全動労争議団はじめ民間のたくさんの争議団の代表約50名が集まった。「グローバリズム時代の中で勝つためにどうするのか」「マンネリを打破しよう」平賀健一郎氏・萩尾健太弁護士の問題提起を受けて2日間にわたる熱心な議論が続いた。報告

米国ホテル労働者の熱いたたかい
ロサンゼルスで労働運動の実地研究を続けている高須裕彦さんの「メール通信・ロサンゼルスから」がこのほどAPWSLのウェブサイトに写真入りで一挙公開された。通信11〜12号では、8月13日のホテル労働者の「逮捕覚悟の不服従運動」の様子をレポートしている。交差点にベッドを並べ(写真・同通信より)ベッドメイキングと清掃を実演して労働実態の厳しさを訴えるなど、ホテル労働者の熱い思いが伝わってくる。詳しくはAPWSLのサイトへ。

責任とってよナカソネさん!高崎市内でデモ
 国鉄分割・民営化における1047名の首切りの最高責任者である中曽根元首相の責任を追及する行動が、8月20日元首相のお膝元、高崎市内で行われた。実家周辺の初めてのデモに地元警察も緊張したが、約50名のデモ隊は替え歌などを歌いながら「鉄建公団裁判に証人として出てこい」と気勢をあげた。写真&報告

『華氏911』日本で公開される
マイケル・ムーア監督のブッシュ批判映画『華氏911』が全国公開され、大反響を呼んでいる。映画批評家の木下昌明さんは「『華氏911』はすごい。これは単純なブッシュ批判の映画ではない。『ロジャー&ミー』から一貫しているアメリカの社会構造の矛盾を民衆の側から鋭く問うたものだ」と指摘している。

新たな出会いの場になった8月例会
レイバーネット日本の8月例会は7日、東京・国立の居酒屋「キノ・キュッヘ」で開催された。フランスのポール・ジョバンさんをゲストに『人らしく生きよう』パリ上映会報告がテーマだった。多種多彩な26名が集まり、交流とディスカッションが続いた。ひとつの映画上映を通じて生まれた新たな出会いの場でもあった。報告(松原)感想(嶋崎日記)

今井明の写真館NO.13・14・15を発表
 たたかいの現場で写真を撮り続ける今井明さんの「写真館シリーズ」の3点が発表された。内容は、NO.13日韓生コン労働者の連帯行動「声を上げ、歌い、踊って」、NO.14台湾への原発輸出反対行動、NO.15郵政免職者の「勝利の笑顔」。それぞれの写真に今井さんのコメントが記されている。NO13NO14NO15

「良心の教員」転向研修に抗議
「君が代」不起立などを理由に懲戒処分を受けた教職員243名に対して、8月2日・9日に都教委による「再発防止研修」という名の「転向教育」が行われることになった。2日は朝から200名をこえる支援者が都内の研修会場前に集まり抗議行動を行った。午前の部では約60名の教職員が研修を受けたが、講師は「公務員はルールを守れ」というだけで君が代問題には一言も触れることはなかった。「なぜ我々が呼ばれたのか?」という質問に講師は一切答えず逃げるように立ち去った。写真は研修会場に向かう「良心の教員」たち。写真速報

パート職員、青梅信金冤罪事件に勝利〜控訴断念で無罪確定
青梅信用金庫に横領の濡れ衣を着せられ、解雇・逮捕・起訴されたパート職員まさみさんのさいたま地裁判決が、28日午後1時にあった。判決は「客観的証拠はない」として無罪を告げた。刑事事件での無罪判決は画期的なことで、支援に駆けつけた約50名の人々から喜びの声があがった。まさみさんは(写真)「本当にうれしい。運動を通して人間的に大きくなった気がする」と涙で語った。パートの人権を踏みにじった青梅信金への責任追及がこれから始まる。なお検察は控訴期限内に控訴せず無罪が確定した。事件の詳細報告(今井恭平)

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