日韓自由貿易協定 | |||||||
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日韓自由貿易協定日韓FTA交渉を中断しろ地球規模の貿易協定であるWTOでの交渉が先進国と途上国の利害の衝突により遅れている中で、 各国は合意しやすい二国間FTAへと政策をシフトさせはじめた。 労働者の立場から見れば、FTAに対する問題点は多い。 特に、締結対象国の労働条件の切り下げにつながる条項は、 そのまま日本の労働条件にはねかえるものであり、決して容認できるものではない。 政府・財界により秘密裏に進められている日韓FTAは、 そのようなFTAの中でも日本のアジア政策上、特に戦略的な重要性の高い懸案だ。 ところが、マスコミは政府や財界の一方的な「FTA推進が国益」という宣伝を 繰り返すばかりで、その真の姿は国民の目から隠されている。 11月1日から3日まで、東京の外務省庁舎で開かれた日韓FTA第六回交渉に対して、 日韓の労働団体、市民社会団体は、日韓FTAの問題点に警鐘を鳴らし、 進行中の秘密交渉を中断することを求めて 日韓の労働者・民衆による力強い抗議行動を行った。
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