2008/12 | |||||
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派遣村に250人が入村〜労組ボランティアも所属こえて集まる 12月31日から東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」には、シャープ亀山工場やヤマハから派遣切りされた労働者など、130人が入村した。所持金がゼロの人もいた。報道で知って駆けつけたボランティアは360人に達し、カンパ物資が山のように積まれた。夜の炊きだしは、餅入りそばが振るまわれた(写真)。労組のボランティアも多数集まった。ある組合活動家は「連合も全労連も全労協も来ている。なんとかしなくてはという思いで一緒だ。新しい運動が始まるといい」と語った。また3日夜に「フツーの仕事がしたい」、4日夜にはレイバーフェスタ3分ビデオが交流テントで上映される。その後、入村者は増え続け1日現在で250人をこえた。 写真・開村式(動画)・ボランティアの声(UnionTube)・TBS「それぞれの年越し」 イスラエルは空爆をやめろ!〜数百人が大使館へ抗議の声 12月30日午後、パレスチナ自治区・ガザへの残虐非道な空爆を繰り返すイスラエルに対する抗議行動が取り組まれた。「イスラエルのガザ空爆に抗議する有志」がネット上で呼びかけた緊急行動だが、市民ら約100人が集まり、東京・麹町のイスラエル大使館に怒りの声をたたきつけた。警備陣の嫌がらせにもかかわらず、参加者が増え続け、さまざまなプラカードを手に「イスラエルは今すぐ空爆をやめろ」「ハマス政権と対話しろ、占領反対」「日本政府は、占領を支える援助をやめろ」などのシュプレヒコールをあげた。アムネスティなどが呼びかけた夕方の行動にも300人が集まり、ロウソクを灯して抗議した。(Y) 写真速報・あつこばのブログ・動画(YouTube)・最新情報(ナブルス通信)・韓国ハンギョレ・写真(大地実)・ガザの写真・パリのデモ 命ささえあおう!〜日比谷公園に「年越し派遣村」 派遣切りなどで困っている人たちの年越しを支えようと、ユニオンや反貧困ネットなどが中心になって、「年越し派遣村」が12月31日〜1月5日まで東京・日比谷公園にオープンする。29日にその記者会見が開かれた(写真)。村長の湯浅誠さんは、「仕事と住まいを奪われた人に温かいものを提供したい。ここは命を支える村。派遣切りをして、寮から人を追い出して平気な企業はおかしい。社会的責任を追及したい」と語った。派遣村では炊きだしや労働・生活相談をはじめ、餅つきなどパフォーマンスも行う。また夜には、映画「フツーの仕事がしたい」やレイバーフェスタ3分ビデオの上映なども企画されている。年末年始は日比谷公園へ。物資カンパ・ボランティア受付中。臨時電話 090-3499-5244。 記者会見(UnionTube)・毎日新聞・TBSニュース・漫画「それぞれの年末」 ガザの非戦闘員、民間人に対する大量虐殺〜空爆下ガザからのメール 空爆下のガザのアブデルワーヘド教授がメールで発信してします。同教授はガザ・アル=アズハル大学の英文学科の教授です。電気が切れたガザで、発電機でかろうじて電力を維持しながら、世界に向けて発信しています。イスラエルがハマースの攻撃に対する報復としてハマースの拠点を攻撃しているという日本の報道は偽りです。これは、非戦闘員、民間人に対する大量虐殺です。重慶・ゲルニカ・ドレスデン・東京大空襲、そして、ヒロシマ・ナガサキ、同じことが2008年12月の今、起きています。(京都・O) ガザからのメール(1)・(2)・(3)・(4)・風刺漫画(壱花花)・関連映像(YouTube)・12/30緊急抗議行動・アメリカ反戦団体の呼びかけ 世界の風刺漫画紹介 : 「靴で殴ること」 ブッシュに対して靴を投げた記者のニュースを見て、「描かねば!」と思いつつ、他のことで忙しくて描けずにいた。そうしたら一昨日、アジア記者クラブの方から、このような風刺漫画を紹介していただいた。これはすごい… 今まで見た風刺漫画の中で、一番と言っていいくらいの衝撃だった。ZAPATAZOとは「靴で殴ること」。この漫画を描いた人は、ホンジュラスの Allan McDonaldさん。インターネット・ニュースサイト「レベリオン(反乱・蜂起の意味)」に掲載されたもの。レイバーフェスタの討論会で「文化の力は、風刺と笑いと怒りにある」という意見が出ていたが、私はさらにもう一つ加えて、「風刺と笑いと怒りと涙」にしたい。無念にも殺されていった人たちの恨みをはらすのが、生きている者の役割だと思う。(壱花花) Allanさんのサイト 韓国:「言論の自由・公営放送」を守れ!〜言論労組が全面ストに突入 年末、韓国の政治状況が緊迫化している。与党ハンナラ党が言論法、集会制限法など悪法を一方的に可決しようとすることに対抗して、12月26日、野党が国会本会議室を占拠、そしてMBCテレビを始めとした言論労組が全面ゼネストに突入した。ストには国民各層から支持が寄せられている。ジャーナリスト時局宣言の代表者は、26日の記者会見で(写真)「政府与党が狙っているのは、財閥と朝鮮・中央・東亜など保守言論に公営放送の所有権を渡し、批判の声を押さえ込みながら、長期政権の踏み台を用意すること」「国民主権と言論の自由を抑圧する政治権力に抵抗するのは、民主社会の市民的権利であり義務だ」と言論労組のストライキを全面支持した。 関連記事・アサヒコム・47NEWS 米国:リパブリック労組が全面勝利〜シカゴの祝賀集会を動画配信 組合員・家族の職場占拠で全米の注目をひきつけたリパブリック労組(建材業)の闘いが、12月5日の工場占拠からわずか6日間で全面勝利をかちとった。公的資金の投入を受けている取引銀行BOA(バンク・オブ・アメリカ)が取引停止・工場閉鎖を強行。これに対して260人の組合員は即座に工場占拠で対抗し退職金などの補償を要求した。地域の労働組合も一斉に支援にかけつけ全米の焦点となった。組合は今後自主生産の道を歩む。12月15日にシカゴで勝利祝賀集会が開かれ(写真)、その熱気あふれる会場の模様をビデオ撮影することができた。(イラク平和テレビ in Japan 木村修) 動画(UnionTube)・関連情報 卒業式まで3ヶ月〜寒風のなか都庁前 One Day アクション 寒風で底冷えのする東京都庁前で12月26日、「君が代」処分を許さない One Day アクションがあり、170名が参加した。来年の卒業式まで3ヶ月を切ったが、「君が代不起立」を続ける根津・河原井さんは、再度解雇・停職処分の危機に直面している。この日は、三重や仙台からも教員が参加し、都庁前と新宿西口(写真)で「歌わないだけでクビ!はおかしい」と音楽やトークでアピールした。「不適格教員」として解雇され係争中の教員・疋田哲也さんも、ギターを抱えて初めて参加。「モノ言う教員を排除して、上意下達の学校を作ろうとする都教委は許せない」と訴え、即興の「不起立教員」応援歌を披露した。石原都教委のやり方に、三鷹高校・土肥校長が声を上げるなど「反撃」の流れが生まれているが、この日の行動もそれを加速するものだった。(M) 写真1・写真2・渡部通信・根津報告 「派遣切り・期間工切り」とたたかうユニオンが共同アピール 12月24日午後4時、厚労省記者クラブで「派遣切り・期間工切り」とたたかうユニオンが一同に会し、共同アピールを行った。参加したのは、いすゞ・日野自動車・日産ディーゼル・三菱ふそう・トヨタ・大分キヤノンなどで、解雇や追い出しにあっている人たち(写真)。この間、団体交渉を行い、解雇撤回や寮の確保などの成果も上げているユニオンもある。しかし、全体に厳しい状況に変わりない。共同アピールでは、大量解雇の即時中止・雇用保障・住まいの保障を求め、企業の社会的責任を追及していくことを明らかにした。そのための共同行動も計画中である。また、会見のなかで、正社員の労組が「派遣切り」に無関心であることの問題が指摘された。 *写真=首切り経営者にレッドカード 失業・派遣切り・生活苦の悩み相談〜越冬ホットラインを開設 「不安定な仲間の生活を支える越冬実行委員会」(連絡先=フリーター全般労組)は12月24〜25日、越冬ホットラインを開設する。不況の深刻化は、労働者の生活を破壊しようとしているが、同会は、その原因をつくった政府・企業の責任を追及する一方、年末年始、生活に困窮している仲間を支える活動を行なう。「突然、契約を切られた」「契約を更新しないといわれた」「給料をもらえない」「生活する家がない」「仕事を失い支払いに困っている」など内容・地域を問わず、専門家が相談にのる。「みなさんの抱える悩みは社会全体の問題。自分ひとりで抱え込まないで、ぜひ相談してください」と呼びかけている。受付電話番号は 03-3373-0180 で10時〜20時まで。 詳細・越冬ブログ・動画(YouTube) *写真=蒲田駅前で宣伝活動(23日) 自由にモノが言えない!〜麻生邸見学ツアーに大弾圧体制 10月に不当逮捕があった麻生邸見学ツアーの第二弾が、12月23日に企画された。東京・渋谷ハチ公前には、100人をこえる参加者・メディアでごったがえした。「週刊金曜日」の佐高信さん・鎌田慧さん・雨宮処凛さん(写真)も集まった。しかし、渋谷一帯は異常な状態だった。参加者の回りを取り囲むおびただしい数の私服警官、警察のよるビデオ撮影、そして麻生邸までの各所には機動隊のカマボコ車が待機する「大弾圧体制」が敷かれていた。午後12時半、一行は歩いて麻生邸に向かったが、このままでは全員逮捕という事態も想定されたため、急遽中止を決定した。主催者は「モノが言えず、自由な表現を許さない今の日本はおかしい。私たちは再度デモなどの方法で行動を起こしたい」と語った。(M) 写真速報・JANJAN報道・麻生邸の写真・動画(YouTube) イラク帰還兵の証言集会 DVD「冬の兵士・良心の告白」が完成 イラク帰還兵の証言を記録したDVD「冬の兵士・良心の告白」が完成しました。今年の3月、ワシントン郊外でウィンターソルジャー(冬の兵士)と呼ばれる歴史的に重要な公聴会が開催されました。イラク戦争に従軍したおよそ50人の帰還兵が、自分たちが何をしてきたのかを証言したのです。それは犯罪としか言いようがない事実でした。人殺し、暴行、およそ人が犯してはならない最もおぞましい犯罪を、彼らは組織的に強要されていたと代わる代わる証言しました。私は、これを聞きながら、帰還兵たちの勇気に感動し、それを伝えたいと思いました。ぜひ、このDVDを見てイラク戦争という犯罪の軌跡を知ってほしい。そして、それと立ち向かっているアメリカの若い帰還兵達の真摯な姿を見てほしい、と思います。(田保寿一) 詳細・「冬の兵士」HP *DVDは3000円。 電気料金値上げ、おかしくない?〜東京・渋谷でデモ 12月20日、東京・渋谷にて来年1月より予定されている電気料金基本料金値上げに反対する「電気料金値上げ、おかしくない? みんなのエネルギー ☆デモ」が行われた(主催:電気料金値上げ反対委員会)。当デモは、電力会社各社が今年8月に一斉に発表した基本料金値上げをうけ、9月から月一度のペースで開催されており、今回が4回目のデモ活動となる。この日は約40名が参加。煌々と街灯やビル看板、ショッピングビルのイルミネーションが輝く渋谷から表参道にかけて「生活インフラの値上げは格差拡大に繋がる」などの主張をアピールして歩いた。渋谷の東京電力電力館の前では「値上げの前に広告宣伝費を削減しろ!」といった声が響いた。 報告 風刺と笑いと怒り〜レイバーフェスタ2008 開かれる 12月20日「レイバーフェスタ2008」が都内で開催され、280人が集い楽しんだ。恒例の3分ビデオは当事者が現場から発信したものばかりで、非正規のひどい実態を訴える作品が並んだ。ユーモアを交えたものが多く、怒りと笑いが交差した。「ワーキングプア川柳」では「ふざけるな 女性は前から 非正規だ」の句が一番に選ばれた。「文化の力」をテーマにしたディスカッションで松原明さん(レイバーネット副代表)は、「文化の力は、風刺と笑いと怒りにあると思う。今回の作品群は、時代を反映して身につまされるものばかり。そんな“他人事ではない”という意識から連帯が生まれるのではないか」と語った。最後のソウル・フラワーのライブで会場の熱気はピークに達し、「インターナショナル」の時には参加者が踊り出す場面(写真)もあった。 報告・ワーキングプア川柳一覧・3分ビデオ一覧・アンケート紹介・感想・TVニュース・動画(UnionTube)・ブログ「黙々と」 三菱ふそうは派遣切りをやめろ!〜川崎工場門前で宣伝活動 三菱ふそうが500人の派遣・期間工を12月末で解雇すると発表している問題で、12月17日、首都圏青年ユニオンは三菱ふそう川崎工場門前で「派遣や期間工を契約期間中に会社の一方的な都合クビを切るな」「社員寮から従業員を追い出すな!」という宣伝行動を行いました(写真)。宣伝活動には、川崎工場で働き、すでに解雇通告されてしまった派遣社員(ユニオンに加入)を含め、30人ほどで出勤中の労働者に対してビラを配布しました。解雇通告を受けた組合員は「4年間正社員と同じ工程で働いていたのに、クビを切る時は紙切れ一枚。解雇通告を受けたら一人で悩まずユニオンと一緒にやっていこう」と訴えました。(山田真吾) 動画(UnionTube)・毎日新聞・首都圏青年ユニオンHP いすゞ自動車が組合要求の「寮・社宅入居」を認める いすゞ自動車が期間従業員・派遣従業員1,400人を12月26日で解雇しようとしている問題で、全造船機械労働組合関東地方協議会・いすゞ自動車分会、湘南ユニオンは合同で12月15日、いすゞ自動車との団体交渉を開催した。組合側の契約解除の撤回、構内への仕事確保、就業の斡旋、社宅・寮居住の延期などの要求に対し会社側は、(1)撤回には応じられない (2)就業斡旋は12月9日より工場内に再就職支援室を設置した (3)期間従業員の寮入居者は再就職・新たな住居が見つかるまで、当初の契約満了まで無料で提供する、と回答してきた。 詳細 *写真=駅頭チラシまき(12/17) 警察はやりすぎ!〜微罪逮捕の横行に歯止めをかけた横浜地裁判決 運転免許証の「住所」が現住所と異なっていたことを理由に06年10月、神奈川県小田原市に住む団体職員のAさんが逮捕され、自宅と職場など関連4箇所の家宅捜査。本人も10日間にわたって勾留された事件の国賠訴訟判決が12月16日午後、横浜地裁であった。民事6部・三代川俊一裁判長は、警察の違法かつ過剰な捜査による原告らの精神的損害を認め、被告神奈川県に総額55万円の支払いを命じた。判決後Aさんは、「頻発する公安警察の微罪逮捕に、警鐘を鳴らした判決。反撃の論争をしていく」と決意を新たにした。また原告代理人の内田雅敏弁護士(写真)は、「法廷で論争ができた。金銭の問題ではない。微罪逮捕の横行に歯止めをかける判決だ」と評価した。(佐藤隆) 速報・毎日新聞・12/21判決検討集会 南京事件71周年12・13集会開かれる〜野中広務氏が講演 12月13日(土)14時より、明治大学リバティタワーで「過去と向き合い、東アジアの和解と平和を 南京事件71周年12・13集会」がひらかれ、約300名が参加した。主催は実行委員会と子どもと教科書全国ネット21。集会はもと内閣官房長官で自民党幹事長も努めたことのある野中広務氏の講演ではじまった。「戦争体験と歴史和解」というタイトルで約一時間立ちっぱなしで話をした。野中氏は政治家としてはじめて南京大虐殺記念館を訪れたときのことを語り、過去から歴史とむきあって、東アジアの傷というものを見つめて修復するということを民族の責務としてやらなければならない。この先短いが私に課せられた仕事だと思っている、と語った。(T.A) 報告 多田謡子反権力人権賞〜首都圏青年ユニオン・フリーター全般労組など選ばれる 1986年12月18日、29歳の若さで夭折した弁護士・多田謡子さんを記念し、その遺志を将来に生かすために、謡子さんの遺産に有志のカンパを加えて、設立された多田謡子反権力人権賞。毎年、国家権力をはじめとしたあらゆる権力に対して闘い、人権擁護に尽くした団体および個人を顕彰して賞金を贈呈している。ことし選ばれたのは、教員の増田都子さん(考える平和教育への攻撃との闘い)、首都圏青年ユニオンとフリーター全般労組(青年の不安定雇用との闘い)、そして死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90(死刑廃止運動)である。20日には受賞発表会があり、受賞者による講演会が開催される。 詳細 *写真=昨年の受賞発表会(同基金HPより) 楽しく勇気づけられた「レイバーフェスタOSAKA」 恒例の「レイバーフェスタOSAKA」が12月14日「エルおおさか南館」で開かれ、映画「蟹工船」や「落語」それに「3分ビデオ」など、労働と社会をテーマにした文化表現の場に140人が集まった。関西勢の制作による3分ビデオは14本が集まった。なかでも、親子3人の生活を題材にした「家族の肖像2008」や、4年にわたる自分の免職処分反対闘争をまとめた「私が教室に戻るまで」は、いずれも初作品ながら、人生と労働を凝縮して表現した佳品だった。集まったアンケートは58通、書き込みも多く「関西の3分ビデオくらいなら(!)自分にも作れそうだ」「来年はビデオ制作講座を受けたい」という声もあり、楽しく、考えさせられ、勇気づけられるレイバーフェスタであった。(小山帥人) 報告・12/20東京フェスタ 違法解雇は許さない!20名が組合に加入〜15日にいすゞ自動車と団交開催 いすゞ自動車は突然契約解除を打ち出し、期間従業員・派遣従業員の1,400名もの労働者を年内で解雇しようとしています。しかも契約の途中での違法な解雇であり、社会的にも道義的にも許されるものではありません。このような解雇はマスコミでも取り上げられ、社会問題化しています。私達の全造船機械労働組合はこの間、いすゞ内にあるいすゞ分会と地域で労働相談を受けている湘南ユニオンが連携して、解雇されようとしている仲間に声をかけ、組合への加入を呼びかけてきました。結果、20名の仲間が労働組合に加入しました。(全造船いすゞ自動車分会) 詳報 *写真=組合加入呼びかけるチラシまき レイバーフェスタいよいよ12/20に開催〜3分ビデオ・川柳に応募相次ぐ レイバーフェスタ2008(12月20日・東京ウィメンズプラザホール)が1週間後に迫った。恒例の3分ビデオは20本以上、初の試み「ワーキングプア川柳」には11人110句の応募があった。応募作品は、怒り・笑い・風刺など伝えたい思いにあふれていた。メインの映画上映はグローバル資本主義の内実を描いた「女工哀歌(エレジー)」(写真)。新企画の「文化サラダボール」では、音楽・講談・詩など多種多様な表現が混じり合り、おいしいサラダができそうだ。さらに夜のライブ「ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン」まで、パワーあふれる文化の力で、格差社会・首切り社会に吹き飛ばすフェスタにしていきたい。なお大阪フェスタは14日に開催される。(フェスタ事務局) 詳細・メール予約(締切18日)・大阪フェスタ ネットメディアを検証する〜アクセスジャーナルからレイバーネットまで 12月16日から、MediR(メディアール)で「オルタナティブメディアが成り立つ条件とは何か」という連続講座が行われる。「日刊ベリタ」「オーマイニュース」「JAN JAN」など、日本のネットジャーナリズムの草創期を担ってきたニュースサイトは大苦戦を強いられている。今回の講座では、「噂の真相」の伝統を引き継ぐアクセスジャーナル(写真)編集長の山岡俊介さんをはじめ、レイバーネット・ちきゅう座・マイニュースジャパン・ビデオニュースドットコムから報告を受け、オルタナティブメディアの可能性と問題点について徹底ディスカッションをしたい。単発での受講も可能。申し込みはお早めに。(MediR事務局) 詳細・MediRサイト ボーナス満額の成果も!〜国労バッジ事件で県労委第6回調査 12月11日、わずか1センチ四方の国労バッジを着用した事で最高10日間の出勤停止処分を受けた辻井義春さん(写真中央)の神奈川県労働委員会第6回調査が行なわれ、支援者45名が結集した。今調査では、以後の証人尋問の予定と争点について話し合われた。また、来年1月から8回にわたって証人計7名の尋問を行なうことも確認された。辻井さんには、12月5日ボーナスがでた。何とそれは、国鉄分割民営化以来初の「満額支給」であった。辻井さんは「これも闘いの成果!」と話していた。いよいよ、来年初頭から地労委証人尋問が始まり、闘いは本格化する。さらなる支援を集めよう。(湯本雅典) 報告・動画(UnionTube) でかいのが来た 漫画 : 壱花花 「今日で解雇」許せない〜大分キヤノン本社に申し入れ 12月10日、ガテン系連帯・大分キヤノン分会は、1100人を超す人員削減に対し、大分キヤノン本社へ申し入れを行った。加藤州平ユニオン分会長(写真左・派遣社員)は「今日付で解雇、寮も出ろと言われている僕らのことを知っていますか?」と詰め寄った。申し入れ書では、現在の請負社員などを期間社員として優先的に採用すること、次の仕事が見つかるまでの間、一時的に寮を提供することなどを求めた。写真右は申し入れ書を受け取ろうとしない総務の面々。(土屋トカチ) FNNニュース・TBSニュース・47NEWS・アサヒコム 土肥校長を守れ!「保護者&市民の会」が記者会見・都教委要請 12月9日、「土肥校長と共に、学校に言論の自由を求める保護者&市民の会」が都庁記者クラブで記者会見と都教委に対する要請を行なった。これは、都立三鷹高校の土肥信雄校長が、「職員会議での挙手・採決を禁止する」都教委通知に異を唱え公開討論を都教委に再三にわたりもとめたところ、都教委は応ずるどころか処分をちらつかせ土肥校長をおどす対応をとっていることに対して、多くの保護者・市民が怒ったからである。「保護者&市民の会」は、再度都教委に対して公開討論を求める署名を行い、2週間で約2400名の署名が集った。この日は、署名賛同人を代表して4氏、尾木直樹氏、藤田英典氏、醍醐聰氏、上原公子氏が記者会見を行なった。(湯本雅典) 写真速報・動画(UnionTube) 内定取り消し問題で日本綜合地所と団交〜東京東部労組 日本綜合地所が53人の採用内定を取り消した問題で、私たち全国一般東京東部労組は12月9日、会社との団体交渉を都内の会議室で開催しました。交渉の冒頭で会社側の出席者は立ち上がって「内定取り消しでご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」と頭を下げました。これに対して、私たちは「西丸誠社長がなぜ出席していないのか」「マスコミを前に謝罪するべきだ」と追及しました。会社側は内定取り消し後、1人42万円(初任給の基本給21万円×2ヶ月)を金銭補償として学生たちに提示していましたが、学生が組合に加入し記者会見などをやった後に1人100万円に増額しました。(東部労組・須田) 詳細(当該ブログ) *写真=団交前の打合せ コンビニ大手の詐欺的手法を暴く〜『セブン−イレブンの正体』発刊 「週刊金曜日」の不定期連載「セブン−イレブンの正体」が、遂に単行本になりました。「セブンイレブン・・・」と銘打ってはいますが、指摘した問題点は、基本的に全コンビニ・チェーン共通のものです。売れ残り、廃棄される商品にまでロイヤリティが課せられる「ロスチャージ」、ついに発覚した「差額」の存在により、いよいよ否定できないところまで強まった「ピンハネ疑惑」。この二つの詐欺的手法により、本部が巨額の利益を得る一方、ほとんどの加盟店オーナーは驚くほどの低収益に甘んじ、休みなき過酷な労働を強いられています。本書はこの二つの問題を中心に、小売業最大手企業が隠していた実態の数々をルポしたものです。ぜひ一読をお願いします。(古川琢也) 詳細・週刊金曜日HP・トーハンが配本拒否 朗読劇と歌の夕べ〜身近なところから「日の丸君が代」を考える 12月6日、「朗読劇と歌の夕べ〜日の丸君が代をめぐる情景」が東京しごとセンターで開催され、110名が参加した。日の丸君が代問題を身近なところから考えようという試みで、憲法寄席創作集団が、落語・うた・朗読劇「日の丸あげて」「悲しい日の丸」を披露した(写真)。上演後のトークで、「悲しい日の丸」のシナリオを書いた大西赤人さんは「この作品は何かを主張するものではなく、どこの家庭でも行われている日の丸をめぐる日常会話を示すことで、考えるきっかけが生まれればと思った」と語った。参加者の反響は大きく「文化の力を感じた」「深く考えることができた」などの声が寄せられた。最後に「君が代不起立」で重い処分を受けている根津公子さん・河原井純子が、モノが言えなくなっている学校現場のひどさと今後のたたかう気持ちを述べた。 写真速報・アンケート紹介 派遣社員はモノじゃない〜12・4日比谷集会に2000人以上集まる 12月4日夜、東京・日比谷野音で「派遣法の抜本改正をめざす日比谷集会」が開催され、ほぼ会場をうめる2000人以上が集まった。鎌田慧さんら15人の呼びかけに応えて参加した労働組合は、全国ユニオン・全労協・全労連・全日建・全港湾・国労・動労千葉・中小民間などで、ナショナルセンターを超えた幅広い結集となった。また民主・共産・社民・国民新党も代表が挨拶した。現在たたかっている、いすゞ自動車・大分キヤノン・パナソニック・添乗員・グッドウィルなど非正規の仲間が「派遣社員はモノじゃない」という看板を手に登壇すると(写真)ひときわ大きな拍手が起きた。集会は、終始怒りと熱気にあふれたもので、政府のまやかし派遣法改定案を許さないという声がひとつになった。 他の写真・毎日新聞・47NEWS・TBSテレビ 住むところがなくなる!〜大分キヤノンユニオンが本社に申し入れ 12月4日午前10時、キヤノン東京本社に対して、結成したばかりの大分キヤノンユニオンが申し入れを行なった。大分キヤノンでは、10月末から大量の派遣・請負社員の中途解約(首切り)通告が続いている。この日は、現地メンバーの2名を含む約10人で本社を訪ねた。会社側はガードマンを配置し、受付にも通さない態度だったため、組合側はやむなく街宣車のマイクを通して申し入れを行なった。デジタルカメラの製造ラインで働く派遣社員の加藤州平さん(写真 34歳・同ユニオン委員長)は、12月10日付で解約を通告されており「このままでは寮から追い出されて、住むところがなくなる。どうしたらいいのか」と訴えた。一行はその後、厚労省・経団連を回った。厚労省担当者は「調査をする」と約束した。(M) 写真速報・申し入れ内容・動画(UnionTube) 「派遣・期間工切り」を許さない!〜派遣法抜本改正を求める全国集会へ 儲けるだけ儲けて、景気後退となると真っ先にクビ。社会的責任を放棄した大企業の「派遣・期間工切り」に対して反撃が始まった。いすゞ自動車栃木工場では、期間工が解雇無効を訴えて提訴。また12月1日には、ガテン系連帯が、大分キヤノンで派遣・請負社員のユニオン(日研総業ユニオン大分キヤノン分会)を結成した。人間はモノではない、身勝手な「使い捨て」は許さないという声が日本全国で起こり始めている。12月4日には、こうした状況の元凶である労働者派遣法の抜本改正を求める全国集会が、東京・日比谷野音で開催される。大分キヤノンユニオンをはじめ、派遣問題に取り組む全国の働く仲間が参加する。12・4は日比谷へ。 12・4集会詳細・ガテン系連帯HP 『あなたの知らないトヨタ』<自動車産業の底辺への競争>日本語版発行 ナショナル・レバー・コミティは一貫してアメリカ多国籍企業のスエット・ショップ(奴隷労働)を暴露して来ました。したがってこのレポートはそれを世界の多国籍企業にまで広げたものだといえます。ただ彼らはそれだけで留まっていません。このレポートの副題は<自動車産業の底辺への競争>です。彼らは、アメリカ自動車界のビック3、GM、フォード、クライスラーが本当に破産の危機を迎える中で、トヨタ自動車の現実を暴露することで、トヨタがこのグローバル資本主義の中で<自動車産業の底辺への競争>を仕掛けているのだといっています。詳報・販売のご案内・フィリピントヨタ労組を支援する会 以前のトップページへのリンクを表示:
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