連帯ロード2006 : 北海道から東京めざして
8月25日、九州鹿児島を出発した「連帯ロード2006」は、国鉄闘争勝利に向け一路東京を目指し激走中。私たち北海道部隊も、9月7日出発に向けて準備を整えつつあります(写真)。今回、北海道・関東縦断ルートを走る水本・武田は、青年部時代、中野勇人と共に「公共交通を取り戻す・石北本線ランニングキャラバン(145km)」を走り抜いた仲間です。「連帯ロード2006」を走る勇人に対して「俺達にも何かできる事はないべか〜?」と考えた時、やはり「北海道から東京を目指そう!」「やっぱりそうだべナ〜」と2人でうなずきあってしまい、一路東京を目指す事となりました。(水本)つづきともにGO!

海南島戦時性暴力被害賠償請求事件で東京地裁が不当判決
8月30日、東京地裁は、中国の海南島において日本軍がおこなった数々の強制連行、監禁、強姦、性的奉仕の事実を認め、その不法行為性を認定しながらも、戦前天皇制下の「国家無答責」により免罪した。夜には、報告集会が開かれ原告のたたかいの決意とともに、運動の方向をめぐっての積極的なパネルディスカッションがもたれた。報告ハイナンNET(中国海南島戦時性暴力被害者への謝罪と賠償を求めるネットワーク) 

「君が代」処分やめろ! 都教委包囲デモに400人
8月30日、「日の丸君が代」強制で教員の大量処分を続ける都教育委員会(都教委)に対して、怒りの「包囲デモ」が行われた。参加者は被解雇者・被処分者・労組・市民など約400人。午後4時半、都庁前は人波で埋まり「都教委の暴走を許すな! 教育基本法改悪反対」のシュプレヒコールがこだました。デモは、太鼓を鳴らしながら新宿の繁華街をすすみ、夜には交流集会が開催された。他の写真

VIDEO ACT が3分ビデオ募集を開始
自主ビデオ制作者のネットワーク・VIDEO ACT!が「自由不平等」をテーマに3分ビデオの募集を開始した。あわせて初心者のためのワークショップも開催する。「生きにくい世の中になったなあ、と思っているそんなあなたの気持ちを作品に。 エッセイ、ドラマ、ドキュメンタリーなど描き方は自由」。11/17に都内で発表会がある。なおこの企画は12月のレイバーフェスタ2006の連動企画でもある。詳細HP

安保世代が今秋ふたたび立ち上がる
8月26日、東京の社会文化会館で「9条改憲阻止!私たちに何ができるか?討論集会」が開かれた。今年の6月15日に国会デモを行った元全学連や元全共闘の人々が、「6・15デモに続き」9条改憲阻止のための討論会である。およそ50人が集まって、安倍政権の誕生など憲法改悪が一層差し迫っている情勢で、何をすべきなのかを議論した。そして10・21に行動を起こすことを決めた。写真右は司会を務めた最首悟氏。報告

連帯ロード2006 : 鹿児島をスタート
国鉄労働者1047名の解雇撤回を訴える「連帯ロード2006」が九州からスタートした。8月26日午前9時の鹿児島出発式には市役所前に50人が集まり、国労北見闘争団の中野勇人さん(写真)ら3人の自転車走者を見送った。北海道コースは9/7にスタートして南下してくる。そして鉄建公団訴訟判決1周年の9/15東京には、100台以上の自転車部隊が集結する予定だ。首切りを許さない「連帯ロード」が日本を縦断する。報告公式HP

オーマイニュースをテーマにディスカッション
市民参加型インターネットメディア「オーマイニュース日本版」が28日に創刊されるが、24日のアジア記者クラブ例会(東京)では、このテーマでティーチインが開催された。参加者は70名をこえ関心の高さがうかがわれた。メインゲストはオーマイニュース副編集長の青木理さん。それにピープルズプランの小倉利丸さん・レイバーネットの安田幸弘・松原明が加わった。期待と注文、問題点などが多岐にわたり出され議論された。報告

レイバーネットの交流ビアパーティ
恒例のレイバーネットの「交流ビアパーティ」が8月25日、都内のベトナム料理店で開催された。参加者は20名。秋の活動にむけて英気を養った。鉄建公団訴訟原告の原田亘さん、『ケーテ・コルヴィッツの肖像』著者の志真斗美恵さんらが話題を提供した。

ホームレス支援事業に異議あり! 連続行動はじまる
ホームレス支援事業に異議あり! 2年前から東京ではじまったホームレス対策で、1190人が野宿からアパートに移った。しかし、そこで実際に何が起こったのか、そして何が起ころうとしているのか。事業を利用した人びとを待ち受けていたのは、野宿の頃とさして変わらない苦しい生活だった。格差社会の底辺に追いやられている野宿者は、抜本的対策を求めて連続行動を開始した。写真は8/21都庁。詳細ブログ

活動家のための英語講座〜秋の参加者募集中
ニューヨークで移民労働者のための英語教育に携わってきたマット・ノイズさんを講師に「活動家のための英語講座(English for Activists)」が東京・横浜の3ヶ所で9月から開催される。労働運動などさまざまな社会運動に携わっている人たちが、お互いに刺激しあいながら、英語によるコミュニケーションと発信を学んでいく場である。申込み締め切りは8/30。詳細 

勾留中のフィリピントヨタ労働者、全員釈放される
フィリピン労働雇用省に対する抗議行動で逮捕・勾留されていたフィリピントヨタ労働者21名が18日夕方、全員釈放された。ガルシア弁護士の粘り強い交渉の結果だった。釈放されたエド委員長は「いま警察署の外にいます。これから、みんなでサンタロサ工場に抗議に向かいます。負傷したメンバーも大丈夫。みなさまの支援と連帯に感謝します」と電話メッセージを送ってきた。写真は負傷した組合員。8/16 フィリピントヨタ労働者逮捕される!日刊ベリタ弾圧報告釈放速報不当勾留を伝えるKMUニュースIMF9月12日行動デーを発表エド委員長の釈放後レポート逮捕と釈放の問題整理/9月闘争へ参加を!

靖国キャンドル共同行動、成功裡に終了
キャンドル行動最終日の8月15日早朝には、台湾先住民の代表50名が、靖国神社近くの路上に座り込むなど激しい抗議行動を展開した。その後、日・韓・台の500名に及ぶ人々は「ヤスクニノー」の声をあげて銀座をデモ行進(写真)。韓国・台湾の参加者は、小泉首相の参拝を厳しく批判し「合祀取り下げ、祖霊を取り戻すまで、何度でも日本にやってくる」と語った。5日間にわたった共同行動は大成功を収め、東アジア民衆の絆が一層深まった。8/15写真と報告台湾先住民の声(動画)感想靖国神社写真

YASUKUNI NO 人文字で世界に発信
8月14日、ヤスクニキャンドル行動4日目。東京・明治公園には日・韓・台を合わせて1000名以上の人たちが集まった。午後7時50分「YASUKUNI NO」の人文字がついに完成。キャンドルを手に「ヤスクニノー」の大シュプレヒコールが公園に響きわたった。韓国・中国をはじめ多くのマスコミ・自主メディアが隣のビルから人文字を撮影。アジア民衆のメッセージが世界に発信されることになった。8/14報告スケジュール

ヤスクニ行動3日目:1000人が反対の声あげる
小泉参拝に反対するヤスクニ行動3日目の8月13日、日本教育会館ホールで大集会が開催された。会場は1000名の参加者であふれた。高橋哲哉氏の講演、韓国・沖縄・台湾からの報告、コンサートなどが行われた。生活からにじみでた台湾先住民の音楽は会場を魅了した。集会後、靖国神社に向けてキャンドルデモ。台湾の人々の怒りのシュプレヒコールがひときわ目立った(写真)。写真速報8/13報告1報告2感想1感想2ムキンポさんの写真

小泉は靖国参拝をするな! 日・韓・台の国際共同行動はじまる
小泉首相の靖国参拝が懸念されるなか、日・韓・台の民衆による「平和の灯を! ヤスクニの闇へ キャンドル行動」が始まった。8月11日夕方には、首相官邸前に約150人の市民が集まり「小泉首相は参拝するな」の声を上げた(写真)。この日をスタートに15日まで、小泉ヤスクニ参拝阻止に向けた大規模な行動が、韓国170名・台湾50名が参加して、連日取り組まれる。12日は右翼の妨害をはねのけキャンドルデモが銀座で展開された。8/11報告8/12報告

日本軍「慰安婦」被害者の声を聞け!世界連帯デモ
8月9日、東京ウィメンズプラザで、韓国のハルモニたちが毎週行っている水曜デモ(この日は第721回目)に連帯する集会&世界同時デモが行なわれた。集会後、「生きているうちに解決を!このままでは死んでも死にきれない」と、亡くなった被害女性たちの名前を提灯に記して、渋谷・宮下公園までデモをした。参加者は130名であった。(大地実記者) 他の写真レポートby児玉

やられたままで黙っていない! サウンドデモに200人
4月30日「自由と生存のメーデー」のサウンドデモに対して、警察はDJを捕まえたり音楽カーを押収するなど、前代未聞の弾圧をしたが、8月5日に、弾圧後はじめての「サウンドデモ」が行われた。場所は、若者の多い「秋葉原」。やられたままで黙ってはいない! と延べ200人のデモ隊が「表現の自由」を求めて街にくり出した。4.30弾圧への批判がこたえたのか警備は若干ソフトだったが、警察側は弾圧の用意をしていたようだ。しかし危惧された弾圧にも逮捕者を出すことなく、パワフルなデモは多くのショッピング客へのアピールに成功した。記事1スナップ ビデオ公式サイトムキンポさんの写真MOMOジャーナルアキバblogメーデー救援会共謀罪TV

韓国・浦項建設労組員が警察の暴力で殺される
浦項製鉄占拠座り込み中に、警察の盾で頭を殴られ、生死の境をさまよっていた浦項建設労組のハジュングン組合員が8月1日未明、ついに亡くなった。事件があったのは7月16日。警察は、平和に集会を行い解散しようとしていた隊伍に襲いかかった。警告放送もなく3回の暴力を行使、その過程で15人の労働者が負傷した。ハジュングン組合員は、脳出血で脳死状態に陥っていた。8月2日には、ソウルに約200人の組合員・支援者が集まり、警察庁に対して追悼と抗議のデモが行われた。フォトニュース関連ニュース

空爆やめろ! イスラエル大使館前に250人
イスラエルのレバノン空爆で犠牲者が拡がる中、8月1日夜、東京麹町のイスラエル大使館前には、キャンドルを手に続々と市民が参集、静かなしかし強い怒りに満ちたビジル(祈りの集会)が開催された。わずか1日の呼びかけで約250人が集まった。ピースボートの吉岡代表は「レバノン、そしてイラクの殺戮を操っているのはアメリカ。そしてそのアメリカを支えているのは日本。私たちもこの戦争の加担者であることを肝に銘じよう」と訴えた。写真速報

【再度の要請】トヨタとフィリピン政府に抗議メールの嵐を!
フィリピントヨタ労組の6年間の不屈の闘いは、今、国際金属労連(IMF)の全面支援による世界的な反トヨタキャンペーンへと発展しました。オーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランド、その他の国々のIMF傘下の各組合は、解雇労働者の復職と組合認知を求めて闘うTMPCWAを支援する行動を起こした。この闘いに呼応して日本からもトヨタに対し数百、数千の抗議メールを! 日本からの抗議メールが非常に低調で日本での闘いが問われています。抗議メールは氏名とメールアドレス、所属(個人の場合は不要)を記入し送信ボタンをクリックするだけ。今すぐアクセスを! 抗議メールはこちらから要請文7/26IMFニュース TMPCWAに対する支援増大IMF国際キャンペーン支援する会HP

希望に向かって走れ! 連帯ロード準備はじまる
「国鉄労働者1047名の人権回復を! 怒りをひとつに」のスローガンを掲げ、8月26日〜9月15日に、全国を自転車でまわるサイクルキャラバン「連帯ロード2006」が取り組まれる。九州から東京に上がってくるのは、昨年1047キロランニングを敢行した国労闘争団の鉄人・中野勇人さん。各地で集会を開き、鉄建公団訴訟判決1周年の9/15には社会文化会館で大集会が開催される。現在、一緒に走る人を募集している。詳細 

レイバーネット日本・ニュースレターNO.21を発行
レイバーネット日本のニュースレターNO.21(8/1付)が発行された。内容は「記者魂がわいてきた」「たたかうことと伝えることは車の両輪」「共謀罪反対運動に参加して」「例会報告」「文化情報」など。また8月25日に開催される納涼・交流ビアパーティの案内もある。レイバーネットの会員は現在276名。あなたもこの「はたらくものの情報ネットワーク」に加わりませんか。ニュースpdf

われわれには労働組合が必要だ!
7月28日、東京・港区のBDG日本支社前で、労働組合つぶし、不当労働行為を続けるブルーダイアモンド・グロワーズ社(BDG)に対し、全港湾、全国港湾、海員組合、ITF日本事務所、港運労協、国際食品労連、全国一般全国協、全日建をはじめとする多くの労働組合により、国際連帯抗議行動が行われた。 今回のBDG日本支社に対する申し入れ、抗議行動は、ILWUと全港湾をはじめとする労働組合による日米共同行動。アメリカではロサンゼルス港とオークランド港でもBDGへの抗議行動が取り組まれる。・日本支社への申し入れ、抗議行動ILWUブルーダイアモンド支援サイト

生存権死守! 韓国山本労組遠征団が本社へ
7月28日、一方的廃業で解雇に追い込まれた韓国山本労組の遠征団(7名・写真)は、廃業方針撤回をもとめて、東京本社に要請行動を行った。日本の応援する会も含め、総勢20名で山本製作所を訪ねたが、玄関のシャッターは下ろされ、門には鍵がかけられていた。管理職・役員は全員姿をくらました。残った社員と1時間やりとりしたあと、遠征団は会社の不誠実な態度に怒りのシュプレヒコールをあげた。はちまきには「生存権死守」と書かれていた。写真速報韓国山本関連記事一覧

ジョン・スウィニーAFL-CIO会長が講演
7月26日午後、東京で連合との定期協議のために来日したAFL-CIO(アメリカ労働総同盟産別会議)会長 ジョン・スウィニーが独立行政法人 労働政策研究・研修機構と連合が共催した国際フォーラム「変貌する米国労働運動の行方−米国労働運動の課題とその対応−」 で講演した。スウィニー会長はブッシュ政権の下で労働者の賃金も福利厚生も最低の悪化した。ブッシュを倒すために脱退した組合とも共闘しつつ中間選挙を頑張りたいと語った。同席したロン・ゲッテルフィンガーUAW(全米自動車労組)会長は、米自動車産業は日本・アジア勢にシェアを奪われ、苦境にあるが、GM、日産、ルノーの提携を真剣に注目していると語った。詳細

ドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』上映拡がる
『出草之歌』『あんにょん・サヨナラ』とならんで靖国問題を考えさせるドキュメンタリー『蟻の兵隊』が好評だ。80歳になる元日本兵・奥村和一が主人公。第二次大戦後も中国に残留し、中国内戦を戦わされた2600人の日本軍があったことを映画は描く。隠された戦争の実態が、明らかにされる。7/29より渋谷イメージフォーラムで続映決定。大阪・名古屋でも8/5より公開される。公式HP

佐高信吠える〜相手にグサリと突きさす言葉を!
7月25日、東京・SKプラザホールで「JR東日本の非常識を問う市民集会」が開催された。会場あふれる130名が集まり、熱気に包まれた。JR東の職場からの報告では、安全などおかまいなしで利益優先に走るJRの実態が語られた。メインの佐高信さんの講演では、「会社が言うことと、われわれが言うことのどちらが乗客に伝わるかが勝負。相手にグサリと突きさす言葉を作りだそう」と訴えた。安全を訴えた社員の処分を許さず、JRに安全と人権を求める新たなスタートの集会になった。他の写真報告(ともにGO!)

ポスター逮捕事件、抗議の声拡がり釈放へ
7月23日、ミュージカルの公演ポスター1枚を電柱に貼っただけで「川崎市屋外広告物条例」違反で現行犯逮捕される事件が起きた。イラク反戦の「月桃の花」歌舞団員を狙いうちにしたものだった。取調べでは「イラクのテロリストとどういう関係だ」など逮捕事実と関係ないことを聞き、政治的背景を探り出そうとした。「あまりにひどい」という抗議の声が拡がる中、25日夕方に釈放が実現した。詳細釈放報告記者会見全容


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