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奴らを通すな!〜在特会の差別デモを圧倒したカウンター行動
6月30日午後、東京・大久保公園周辺は、たくさんの完全武装の機動隊と警察車両で、ものものしい空気に包まれた。この日、在特会系の「反韓デモ」に対して、数百人の市民が「新大久保では差別デモはさせない」とカウンター行動に立ち上がった。公園周辺の道路は、機動隊のバリケードで封鎖されたが、市民たちはその前に壁をつくり「ノーパサラン!奴らを通すな!デモは中止せよ」とシュプレヒコールを繰り返した。反韓デモは午後4時ごろ、機動隊に守られる形で公園を出発したが、非暴力で阻止しようとする市民と機動隊との間で激しく揉み合うシーンもあった。日の丸を掲げたデモ隊は150人位だったが、その数倍もの市民がデモ隊を包み込む形で抗議を続けた。(M) 写真速報・動画準備中

「意見広告」異論〜松本昌次の「いま、言わねばならないこと」第4回
去る5月3日の66回目の憲法記念日当日、朝日新聞紙上に日本国憲法、特に9条を守る意見広告が、見開き2ページと、1ページ全面広告で掲載されていたのを記憶している方がどれだけいるだろうか。わたしは経済的余裕に乏しく朝日1紙しか見ていないので他紙は知らないが、これらの意見広告に対し、いささかの疑義をさしはさみたい。わたしもかかわったことのある運動に対し異論を書くことにはためらいを覚えないわけではないが、致し方ない。まず、これらは「意見広告」というが、むしろ「名前広告」というにふさわしいではないか。(松本昌次) 続き *写真=意見広告(朝日5/3)

「復興予算の白アリ」「再稼働の策動」を許さない!〜6.28官邸前抗議
■復興予算を食い漁っている白アリが住民説明会を開いた。もう除染しても放射線量は下がらない。除染目標の年間1ミリシーベルト以下でなくても避難区域を解除する。予算は無尽蔵にあるわけではない。希望者には線量計を無料配布する。帰宅して被ばくを減らすよう自己管理すること。解除後は賠償を打ち切る。分断と兵糧攻めによる帰還推進・事故収拾策。食い散らかしても使い切れない復興予算は仕舞い込んだままだ。■6月26日、電力各社は一斉に株主総会を開き、原発の停止や廃炉を求めた株主提案をことごとく否決した。20日、原子力規制委が「大飯原発は新基準におおむね適合」と評価し、新基準に完全に適合していなくても再稼働できますよと言った。(Shinya) 写真報告6/28「あおぞら放送」速報「あおぞら放送」アーカイブ6.28官邸前動画(撮影=木下昌明)

ワタミ過労自死遺族が自民党に要請〜「死ぬまで働け」の渡邉美樹でいいのか
娘を殺そうと思って殺した人間を、国政の場に送りだすので本当にいいのかと、自民党に問いたいと、ワタミで長時間労働を強いられ過労自死に追いやられた森美菜さんの両親が、6月28日自民党本部をおとずれた。渡邉美樹前ワタミフードサービス会長を参院選比例区候補として擁立する件について、自民党に考え直すよう要請した。「24時間365日死ぬまで働け」というワタミの理念は、「殺すつもりで殺したと言ってもいい。殺意を持って娘を雇い、低賃金でギリギリまで使って殺したあとには、『責任はない』と言う。確信犯と呼んでいいのではないか」と記者会見で語気を強めたのは、美菜さんの父・豪さんだった。自民党本部には何を伝えるつもりかとの質問に、豪さんは「単純素朴に聞きたいだけです。『こういう人で本当にいいのですか』と」と答えた。(松元ちえ) 続き動画4分(土屋トカチ)ツイキャス録画東部労組ブログ田中龍作ジャーナル *写真=自民党本部前で集会

反リストラ産経労 : 松沢委員長の解雇撤回もとめ株主総会闘争
6月27日東京都の台場にて、反リストラ産経労が株主総会闘争に決起し、松沢委員長の解雇撤回、日枝フジHD会長の辞任、南元東電社長の監査役解任などを要求しました。朝から支援者も約20名が駆けつけ、会場前で街宣活動を始めると、株主や通行人から訴えに共感する声が続出。総会終了後はフジ社員やガードマンの妨害に抗し、最後まで総括集会を貫徹しました。(佐藤和之) 写真報告 *写真=株主総会前に訴える松沢弘委員長

ワタミダントツ一位〜ブラック企業大賞ウェブ投票はじまる
ブラック企業大賞のノミネート社が正式発表されて一夜明けた6月28日のウェブ投票では、ワタミフードサービス株式会社がダントツ一位。「365日24時間死ぬまで働け」と理念集に書いてあるように、実際の労務管理がずさんであること、そして2008年過労自死した正社員の遺族と真摯に話し合おうとしない態度などがノミネート理由としてあがっている。これは多くの人が共通認識としているようだ。その他、日本全国幅広い業界の大手企業や大学などが40社近くの候補社から厳選され、全7社1大学法人が第二回ブラック企業大賞を競い合うことになる。発表は8月11日。(松元ちえ) 続き *写真=ブラック企業大賞のHP

身近なところから政治の話を!〜レイバーネットTV「一票で反撃!参院選大ディスカッション」
6月27日の「レイバーネットTV・第55号」は参院選特番。予定候補の鴨ももよ(社民党比例区)・すぐろ奈緒(緑の党比例区)・吉良よし子(共産党東京選挙区)の各氏が出席、山城博治氏(社民党比例区)はビデオで出演した。前半は鴨・すぐろ両氏と会場全体で討論した。鴨「解雇相談が多い。このままでは日本中が失業者であふれる」、すぐろ「国会議員で女性は9%しかいない。男性中心の世襲政治を打破しなくては」。現実はひどいが、圧倒的に無関心。ではどうするか? 様々な発言があった。「日本人は日常生活でも政治の話をしない。小さいことでも議論する作風・文化をつくること」「原発問題では女性が動いたが、具体的で身近なところから運動はつくり広げること」「議員・弁護士を“先生”と呼ぶ運動ではだめ。運動に民主主義を」「魅力的な政党を皆でつくっていかなくては」等々、忌憚ない意見が続出した。吉良よし子氏は終盤に駆けつけ「命をないがしろにする今の政治を変えたい」と明るく語った。(M) 写真速報第55号アーカイブ(122分)番宣うた「一枚の投票用紙」 *写真=すぐろさんと鴨さん

ワタミ会長の参院選立候補反対!〜6.28自民党本部前で抗議行動
ワタミの創業者である渡辺美樹会長が7月の参院選に自民党から立候補することを表明しました。ワタミでは2008年6月に正社員だった森美菜さん(当時26歳)が、月141時間の残業を強いられ、わずか入社2カ月で精神疾患と過労自殺に追い込まれました。昨年2月に労災認定されたあとも、ワタミは責任を認めることなく、渡辺会長自身も遺族からの求めに応じず、いまだに面談も謝罪も拒否しています。そんなブラック企業の象徴的な人物が、政治の場に進出しようとする恥知らずな行為を遺族と私たちは絶対に許すことができません。28日午後3時からの「ワタミ会長の参院選立候補反対!自民党本部抗議要請行動」にぜひお集まりください。当日はレイバーネットTVの取材とIWJの中継もあります。(須田光照) 詳細出馬に抗議するツイッターの声

天皇もギョッとする?自民党憲法改正草案〜安倍自民党にご用心
都議選に引きつづき、参院選でも自民党が圧勝する気配が濃厚になってきた。そんななか自民党の憲法改正草案がいよいよ現実味を帯びてきた。わたしは改正草案といっても現憲法を土台にしているのであれば、そんなに変えられるものでもないだろうと高をくくっていた。が、いざ二つを比較してみるとあまりの違いにがくぜんとなった。文字面ではいっけん現憲法をチョコチョコっと手直ししているようにみえたが、中身はまるで月とスッポン。現憲法は「日本の国民」の主権をうたい、人権を尊重したものだが、草案の方は「国家」による国民の支配・管理を主張したものなのだ。これは「改正」とか「改悪」とかではなく、別の国の憲法だといえる。(木下昌明) 続き *写真=天皇元首の御前会議

インドネシア:燃料価格値上げ阻止闘争が全国に広がる
インドネシア政府による燃料価格値上げが全国的な抵抗を生んでいる。最近数年間、高まっているインドネシアの労働運動の下で、今回の燃料費値上げは来年の総選挙、大統領選挙を控え、現政権最大の危機に作用する展望だ。BBC、ロア・マグなどの外信によれば、インドネシア政府は6月22日(以下現地時間) ガソリン価格を44%値上げし、大規模な全国的抵抗を触発した。インドネシア政府 は、エネルギー補助金の負担を理由として、ディーゼル1リットルあたり22%、 ガソリン価格は44%まで値上げしたが、デモ隊は貧困を悪化させるとして反対している。(韓国チャムセサン報道) 全文

オスプレイに反対する二人の兵士〜DVD『反戦イラク帰還兵・普天間に呼びかける』完成
マブイ・シネコープの反戦イラク帰還兵シリーズの新作がこのたび、完成いたしました。昨年一ケ月間、オスプレイ配備に揺れる沖縄からスタートし、レイバーネットTVの出演まで、全国12ケ所で連帯集会を開催したアッシュ・ウールソンとアーロン・ヒューズの二人のイラク帰還兵士。各地の集会で大きな反響を呼びましたが、そのダイジェスト・ドキュメントを仕上げることができました。タイトルは、沖縄で注目を浴びた行動そのままに『反戦イラク帰還兵・普天間に呼びかける』としました。あれから半年、96条改憲が狙われ、オスプレイのさらなる追加配備が予定されている今、二人の力強い発言は、済んでしまったとりくみでは決してなく、日本の現下の闘いを暖かく激励してくれます。是非各地で活用していただきたい。(木村修) 詳細注文サイト(46分・3000円)

規制委「再稼働のための新基準」は許さない!〜雨のなか6.21金曜デモ
小雨の降る6月21日金曜デモは、前日、原子力規制委が大飯原発は「新基準におおむね適合」していると判断したことで、「再稼働は絶対に許さない」と抗議する人たちで埋まった。基準を満たしていない。それでも再稼働出来る。活断層の評価さえ先送りだ。「世界一厳しい」と胸をはる新基準には抜け穴が掘ってある。そこから欠陥原発を通そうというのだ。そもそも規制委の作る新基準は、再稼働するために国民を納得させる「安全」基準であって、原発を推進するためのもの。すべての原発は廃炉。それがフクシマの答えだ。(Shinya) 写真報告6.21あおぞら放送アーカイブ(あさこハウスなど)

乙武洋匡さんが加わった都教委は?〜「根津公子の都教委傍聴記」始まる
河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会は、東京都教育委員会による「君が代」処分に反対する運動を続けている。都教委定例会に合わせたチラシ配布・傍聴行動もその大事な活動のひとつ。いったいふだん、都教委では何が話し合われているのか。月2回の定例会を傍聴している根津公子さんが、本サイトに「傍聴記」をレポートしてくれることになった。なお、現在の委員の構成は、木村孟(委員長)・内館牧子・竹花豊・乙武洋匡・山口香・比留間英人(教育長)の6人。いじめ問題やバリアフリーに取り組んでいる乙武・新教育委員が、都教委の中でどう発言していくのか。根津さんのウォッチレポートに期待したい。(ウェブ編集部) 根津公子の都教委傍聴記 第1回 *写真=連日都教委前で行動していた根津公子さん(2009年撮影)

被災者はもう限界!〜安倍政権の不作為に抗議する院内集会
原発事故子ども・被災者支援法(以下「支援法」)が成立して1年目の6月21日、政府の不作為に抗議する院内集会が参議員会館で開かれた。安倍政権はこの1年間、「支援法」についてまったく実施に移さなかった。この結果原発事故被災者の生活は大打撃を受けている。民間借り上げ住宅の新規適用は打ち切られ、乏しい支援の中避難者の経済的・精神的苦境は深まっている。汚染地域に住む被災者は、被曝回避や保養のための出費を強いられている。また福島県外の被災者への健康診断の実施、子ども・妊婦の医療費の減免措置も実現していない。(湯本雅典) 報告動画(YouTube)

ブラジル : バス料金値上げ反対デモが反政府闘争へ発展
バス料金値上げ反対デモに対するブラジル警察による暴力鎮圧で、デモは反政府闘争へと拡散している。激化するデモで、ブラジルのサンパウロとリオデジャネイロ市当局は、6月19日、バス値上げを撤回した。13日にサンパウロで起きた1万人規模のデモの後、数カ所の都市でも値上げ案を撤回している。しかしブラジル民衆の抵抗は「バス料金値上げ案反対」から、社会福祉の削減と政治腐敗で批判されているルセフ労働者党政権に対する闘争に広まった。18日に25万人が参加したデモの後も、フォルタレーザ、ブラジリア、リオデジャネイロなどで再び占拠デモなどが続いた。(韓国チャムセサン報道) 全文続報「200万人がデモ」 *写真=サンパウロの大デモ

双葉町民が国会に乗り込む〜「原発死者ゼロ発言」・再稼動は絶対許さない!
こんな知らせが舞い込んだ。「観光バスを借り切って、双葉町民が国会へ乗り込みます! 20日午後1時から参議院会館で院内集会をやります。双葉町民の嘆きを国会で言いまくります。埼玉県騎西高校の避難所、福島県内とつくばの双葉コミュニティからも参加します。井戸川克隆」・・・というわけで、これはもう駆けつけるしかなく・・・以下、リポートです。参議院会館B-104会議室は、双葉町民と、支援者で埋め尽くされた(写真)。「われわれにもこういう行動が出来るんだよということを、国会の場で示そう!」かねてから、町民を引き連れてデモをしたい、東電本社前で座り込みをするんだ。そういっていた井戸川克隆前町長。「町長時代には実現できなかったが、皆さんへのお礼もこめて、今日は進行役をします。議員さんの前で思いのたけをぶつけてくれ」とう訴えのもと、会議は始まった。(堀切さとみ) 続き

再稼働を優先させる原子力規制委員会〜「新規制基準」決定に抗議相次ぐ
本日(6/19)、原子力規制委員会は、原発の新規制基準を決定しました。私たちは当初から新規制基準策定にしっかりと時間をかけ、原発被災者や国民の声を反映させるべきことを提言してきましたが、これらの提言はまったく無視されてしまいました。規制基準は、検討のあり方からして問題でした。検討チームには、原発に対して慎重な意見をもつ専門家は加わっておらず、意見は電力会社から聞くだけで、立地地域住民、福島原発事故の被災者の意見を聞くことはしませんでした。パブリック・コメントでは検討のあり方も含め、多くの意見が提出されました。外部事象の事故想定などごく一部の意見が取り入れられましたが、ほとんどが無視されました。(原子力規制を監視する市民の会「抗議声明」) 続き再稼働阻止全国ネットワーク声明OurPlanet-TV *写真=新規制基準決定を報じる「東京新聞」

オルタナティブメディアのパワー伝える〜『市民がメディアになるとき』発刊
「1990年代以降のインターネットの発達によって、資本と組織をもたない市民でも発信する機会を得ることができるようになった。マスメディアを批判し、対抗する人たちは、新しいメディアを目指して世界各地で活発に活動し始めた。“メディアを憎むな。メディアになろう”という声は、世界中を飛び交っている」(まえがきより)。小山帥人さんが上梓した『市民がメディアになるとき』はとても刺激的な本だ。欧米からアジア、そして日本全国で台頭する「市民メディア」の取材レポートで、表現する人たちのパワーが伝わってくる。取りあげているメディアは50以上で「市民メディア・ガイド」ともなっている。レイバーネットTVについても、詳しく紹介している。 本紹介書肆クラルテHP

市民メディア「Oneness TV」の機材押収事件〜不当弾圧許さず国賠提訴へ
市民メディア Oneness TV(ワンネス・ティーヴィー)を主として活動頂いている金子譲さんが、福井県警より不当な家宅捜索を受け、メディア機材を押収されたことをご存じの方もおられると思います。昨日(6月17日)福岡市で、ご本人を中心に会合が持たれ、国家賠償を求める訴訟に踏み切ることが確認されました。金子譲さんは、昨年6月30日から7月2日にかけての大飯原発再稼働阻止の行動を取材され、「オキュパイ大飯の真実−市民が占拠した36時間に何があったか−」という2時間に及ぶドキュメンタリーをYouTubeに投稿されました。(S) 続き金子譲さんブログ *写真=YouTubeで警察の不当性を訴える金子さん

吐き気を抑えながら働いている〜「有給休暇」相談事例紹介(4月分)
1、月の労働時間が200時間と決まっていて公休が5日だけ。毎日過酷な労働で吐き気を抑えながらぎりぎりで働いている。アベノミクスで景気が良くなると騒いでいるが、その前に休ませてくれ。休日を寄こせ。心身の疲労を回復させろ。2、有給休暇を申請したら、上司から「理由が不純だ」と受理を断られた。本来、有給休暇の取得に「理由」は関係ないはずです。また、会社の時季変更権の濫用です。3、有給休暇を使ったら「休み過ぎだ」と怒られた。4、20代の女性。一歳3ヵ月の子供がいます。「有給休暇は子供が熱を出した時しか使えない」と言われている。「休みたい人は会社を辞めて下さい」とも言われた。(NPO法人 労働相談センター) 全文

レイバー映画祭2013「日本と世界の真実」〜今年も豪華ラインナップ
1%が99%を支配する今の世界はどうなっているのか? この問いにズバリ答えたドキュメンタリー映画が『ショック・ドクトリン』である。この衝撃作が、レイバー映画祭2013で本邦初公開される。そして、今年亡くなった三國連太郎主演の『襤褸(らんる)の旗』は現在の「フクシマ」につながる民衆映画の名作だ。その他、ブラック企業や非正規の労働現場の現場から届いたホットな映像をはじめ、日本と世界の真実がスクリーンいっぱいに焼き付けられる。2008年の金融危機でも一人の解雇もなく安定的に成長している企業(労働者協同組合)の試みを描いた『スペイン モンドラゴンの奇跡』も注目作品だ。暑い夏、レイバー映画祭が見逃せない! 7月27日(土)東京・田町交通ビル6Fホール。チラシ配布協力者募集中。メール予約も受付中。 詳細メール予約

若い命が金儲けの犠牲にされている!〜レイバーネットTVで「子宮頸がんワクチン」「ワタミ」
6月13日(木)の「レイバーネットTV」は「子宮頸がんワクチンの被害問題」と「参院選に出馬する渡邉美樹ワタミのブラック度」の2本をテーマに放送した。スタジオには副作用被害に遭った両親(菊池夫妻・写真)がスタジオ出演し、元気だった娘が3回目のワクチン接種後、体調を崩し2ヶ月の入院を強いられた実態を語った。また「国に騙された思い。すでに300件の被害が出ている。直ちにワクチンを中止してほしい」と訴えた。「ワタミ」の問題では、長時間労働が原因で入社2か月にして自死に追いやられた森美菜(当時26歳)さん事件を須田光照さんが報告した。そして「殺人事件の責任もとらない渡邉会長が議員出馬などとんでもない。6/28には自民党本部に対して抗議行動を起こす」と発表した。2つの事件とも、若い命が金儲けの犠牲にされたもの、現代日本の暗部を照らしだす番組になった。 写真速報放送アーカイブ(83分・特集は9分から)6.28抗議行動ワタミ「我が亡きあとに洪水よ来たれ」

いじめ防止法案、成立に向け急ピッチ!〜院内集会「厳罰主義化では解決しない」
6月11日、緊急院内集会「いじめ防止対策推進法〜これで“いじめ”がなくなるの?」が参院議員会館で開催された。「いじめの防止等のための対策の推進に関する法律案」(以下「いじめ対策法案」)は、与党自民・公明がまとめ5月17日に衆議院に提出された。以降11日までのわずかな期間で8回の実務者会議が終了し、以降今国会成立に向けた動きが急速化する模様だ。 集会では、この法案の問題点が次々に指摘された。穂積匡史弁護士(写真)は、「この法案は、いじめる側いじめられる側を2項対立で描いている」「警察の安易な導入、懲戒、出席停止などがもりこまれ、厳罰主義化が心配だ」と指摘。小笠原彩子弁護士は、「なぜ子どもが『いじめ』『非行』にはしるのかの考慮が、この法案にはまったくない。これは品質管理の思想だ」と危険性を強調した。(湯本雅典) 報告動画(YouTube)「安倍教育政策NO!ネット」HP

安倍への反撃開始!〜大阪で「無いところから金取るのやめなはれデモ」を計画
「アベノミクス」、消費税増税、生活保護バッシング、電気料金の値上げにTPP、解雇の金銭解決、金、かね、カネで世知辛い! 1%が喜ぶために、残り99%の人々が分断される。そんなの嫌じゃ!って思いから、『無いところから金取るのやめなはれデモ in Osaka』開催します。『我々は反撃を開始する』。これは作家・雨宮処凛氏の代表作『生きさせろ!』の冒頭だ。この言葉を、今こそ大声で、多くの仲間とともに叫びたい。使い捨てられ、しぼり取られ、分断され、踏みつけられるのはもう嫌だ。札束で頬を叩かれてヘラヘラと、心を切り売りするのはもう嫌だ。お互いを潰しあい、罵りあっても、「孤独」はぬぐえないことに我々は気づいたのだ。 テレビは「アベノミクス」だと騒がしいが、インフレや公共事業・・・ 使い古した失敗策のくり返しではないか。 集会呼びかけ

トルコ: 跳ねのけられない権力はない〜新自由主義独裁に積もった怒りの爆発
トルコのイスタンブールにあるタクシム広場だけでなく、進入路の商業地区まで多くの人波で埋め尽くされた。誰かがシュプレヒコールをあげ始めれば、他の人たちもすぐ後について叫んだ。人々は「政府は退陣しろ」、「ファシズムに対抗して、肩を組もう」、「至る所にタクシムを、至る所で抵抗を」と叫んで横断幕を掲げた。5月30日、活動家たちがタクシム広場近くのゲジ公園再開発事業に反対して始めた後、政府退陣運動に拡大した抵抗運動は、もう10日を越えた。5月31日、この運動は全国に拡大し、数万人がエルドアン総理と与党に対する大衆デモを進めている。(韓国チャムセサン報道) 続き田中龍作ジャーナル *写真=デモ隊の手に落ちたタクシム広場(6/8)

監督の個性が抉り出す現代社会〜ドキュメンタリーに触れる初夏
ドキュメンタリーが花盛りである。テーマも表現もさまざまだが、現代という時代の一面を切り取つていて見応えのある作品ばかりだ。公開中の『ビル・カニンガム&ニューヨーク』は、80歳の老写真家が、カーネギーホールの屋上に間借りし、ごった返すニューヨークの街を自転車ですいすい。奇抜なファッションを見かけると、すかさずシャッターを切るといったさわやかな作品。こういう映画も大好きだ。これとは裏腹の世界を描いたのが、王兵(ワン・ピン)監督の『三姉妹―雲南の子』(写真)。王は前作『無言歌』で中国・ゴビ砂漠での収容所生活を描いたが、今度は雲南の山岳地、なんと標高3200メートルでの生活を撮っている。親が出稼ぎ中で3人の姉妹だけで暮らす。妹たちや羊の世話をやき、黙々と一人じゃがいもを食べる10歳の姉が印象的だ。(木下昌明) 続きシアターイメージフォーラム(『三姉妹』『いのちを楽しむ』『ロマン・ポランスキー』を上映中)

安倍のつくる未来はいらない!改憲なんて冗談じゃない!〜若者が声上げる
6月8日、「安倍のつくる未来はいらない!改憲なんて冗談じゃない!」という集会とデモに参加しました。東京・新宿のアルタ前には午後5時過ぎから人が集まり、いつの間にかプラカードや旗や楽器を持った人たちの集団になっていました。原発、改憲、沖縄、TPP、貧困などなど、安倍政権の目指す「未来像」は全体的に間違っているし、そんな「未来」なんて来てほしくない!私たちの行動が未来をつくる、一人一人の声は世界とつながっているとよびかけていました。よびかけ人を代表してテツさんが、安倍政権の問題は山積み、改憲は改悪だ、声を上げようとよびかけました。そしてラップ調のコールで「安倍はヤダ」「憲法変えるからヤダ」「自由がなくなるからヤダ」「格差が拡がるからヤダ」など訴えました。(尾澤邦子) 報告

2分遅刻したらクビ!〜シリーズ「解雇理由」相談事例4月分紹介
1、2分遅刻したら、その場で「クビ」と言われた。2、契約社員。倉庫担当。仕事で、ぎっくり腰になり2週間休んだ。上司から「次回の契約は無い。契約しても賃金は大幅に下げる」と言われた。3、スーパー。パート。00:00〜08:00の深夜勤務専門。休憩時間が全く与えられない。上司は「休憩を取ると仕事が終わらないから、休憩は無理でしょう」と言う。結局退職届けをだした。4、スーパー。嘱託社員。一ヶ月350時間、400時間を超えるサービス残業。2ヵ月間一日も休日がない。20キロ以上体重が落ち、不眠・体のしびれでうつになり、傷病手当金も1年半で切れ、スーパーから「来期は契約更新無し」と告げられた。5、51才。外資系輸入会社。会社から突然「辞めてくれ」と言われた。解雇理由通知書もくれない。(NPO法人 労働相談センター) 続き *写真=首切りとたたかう人たち

市民のチカラで司法を変えよう!〜「なくせ冤罪!市民評議会」が発足
6月8日、東京・渋谷で「なくせ冤罪!市民評議会」設立総会が開かれた。120人を超える人々が詰めかけ、会場は熱気に包まれた。足利事件・布川事件・東電OL事件などこの2年間で「再審無罪」が相次いだが、なぜ冤罪はなくならないのか。総会のパネル討論で指摘されたのは、「ゴビンダ冤罪判決を出した裁判官が栄転している」「検察・警察は反省せず取り調べの可視化にも消極的」など、司法の腐敗と根本的欠陥が指摘された。またそれを批判しないメディアのあり方にも及んだ。市民評議会の設立は個別事件の枠をこえたネットワークをつくり、司法制度を市民感覚を活かして変えていこうという試み。布川事件冤罪被害者の桜井昌司さんは挨拶に立ち、「検察官は今でも犯罪を立証できなかっただけと公言している。反省していない。だからこそ絶対に許さず、この運動を広げたい」と決意を述べた。(M) 速報47NEWS動画(記念講演パネル討論ゲスト挨拶)市民評議会HP *写真=パネル討論した水谷規男・江川紹子・客野美喜子・今井恭平の各氏

死の商人たちに未来を預けるな!〜日仏首脳に抗議した6.7官邸前行動
日仏首脳会談があった6月7日の金曜も、霞ヶ関・国会周辺に数千の人々が集まり、再稼働中止、すべての原発廃炉を訴えた。世論調査でも国民の多くは脱原発を望んでいる。それは日曜日の6万人国会包囲でも示された。それが倫理的にも人類が選ぶ道だということを、3.11以降みんな思い知らされたからだ。首相は昼食会にオランド大統領を招き、地元山口県の食材を使ったフランス料理でもてなし、夜は宮中晩餐会に出かけた。カラオケはなかったと思うが、故郷を破壊された福島の人たちを隠し、フクシマ原発事故処理の現場の悪戦苦闘も眼中になくはしゃいだことだろう。「原発と武器の共同開発・輸出推進」で握手したあとの、死の商人たちの夫人同伴の晩餐会だ。会談など儀式に過ぎない。裏で前から決まっていたこと。国会周辺の街灯に照らされていた「自由・平等・博愛」の三色旗もくすんで見えた。(Shinya) 写真報告6.7あおぞら放送アーカイブ(緑の党・すぐろ奈穂ほか)

原発輸出の「日仏パートナーシップ」にNON!〜オランド大統領あてに手紙
フランスのオランド大統領が、6月6日から三日間の予定で日本に滞在し、7日に安倍首相との首脳会談が予定されている。オランド大統領来日の主な目的は、原子力分野における「日仏パートナーシップ」のさらなる強化であり、この首脳会談は「原発輸出推進会談」であることは間違いない。パリ在住の日本人有志(よそものネット・フランスのメンバーたち)は、オランド大統領あてに手紙を出し、「2025年までに原子力依存を75%から50%に削減し、少なくとも2017年までに老朽原発フェッセンハイムを閉鎖する」との大統領の公約を守るように訴えている。 手紙全文6.7抗議の院内集会院内集会中継サイト(IWJ) *画像=「よそものネット・フランス」のシンボルマーク

タクシム広場とトルコ労働運動〜高揚する抗議行動の深部にあるもの
トルコでこの数日間、大規模な反政府デモが続いている。発端は、イスタンブール中心部の公園再開発反対運動に対する当局の弾圧。抗議の声は瞬く間に全国へ広がり、主要都市のアンカラやイズミルでも民衆と治安部隊が衝突している。今回の事態は、政権の座に10年就いているエルドアン首相の強権ぶりに大衆の怒りが爆発したためとも言われる。アルコール販売の制限への不満やシリア内戦関与に対する不安は確かにある。しかし、ショッピングモールを建てるという再開発計画に市民・労組員らが執拗に反対したのはなぜか。その点に言及している報道は見当たらない。そこで、昨年まで現地でメーデーに数回参加したものとして、このタクシム広場の歴史的背景について解説する。(Mac Urata) 全文

「さようなら原発北海道集会」に1500人〜札幌中心部をデモ
6月2日、東京での「つながろうフクシマ!さようなら原発集会」「反原発国会大包囲」にあわせ、札幌でも「さようなら原発北海道集会」が開かれ、1500人(主催者発表)が脱原発への意思を示しました。呼びかけ人として、小野有五さん(北海道大学名誉教授)、麻田信二さん(北海道生活協同組合連合会会長理事)、西尾正道さん(北海道がんセンター名誉院長)があいさつ。西尾さんは、精力的に福島入りして独自に子どもたちの甲状腺検査を行っています。その西尾さんは、内部被曝の危険性とともに、「ICRP(国際放射線防護委員会)や御用学者たちが宣伝している“安全論”は科学ではなく、こうあってほしいという“物語”の創造に過ぎない」と、国際原子力ムラ・御用学者を痛烈に批判しました。(黒鉄好) 報告

「緊縮反対」「トロイカは出て行け」〜ヨーロッパ100都市で大衆デモ
ヨーロッパ中央銀行(ECB)の創立15周年の6月1日、ヨーロッパ、マドリード、リスボン、フランクフルト、パリ、フランクフルトなど100以上の都市で「トロイカ(EU、EZB、IMF)に対抗して団結した民衆」というスローガンの下での大衆闘争があった。外信によれば、デモ隊は「緊縮反対」「トロイカは手を引け」と要求し、スペインのマドリードとポルトガルのリスボンでのデモが最大の規模になった。ドイツのフランクフルトにあるヨーロッパ中央銀行本部の前では、5月31日から座り込みを行なっている「ブロキュパイ(Blokupy、ドイツ緊縮反対オキュパイデモ隊)」主導で7千人の市民と労働者が参加して激しいデモを行った(写真)。デモに参加した人々は「トロイカはギリシャから出て行け」等のシュプレヒコールをあげた。(韓国チャムセサン報道)詳報

トルコ : 保守政府の退陣求め50万人が激烈デモ〜2人死亡 1000人負傷
トルコで2日間、保守政府の退陣を要求する激しい大衆デモが起き、執権10年のエルドアン総理最大の政治的危機につながっている。エルドアン総理は過剰鎮圧の誤りを認めたが、デモ隊は抵抗運動を続ける方針だ。5月31日と6月1日の2日間、トルコのイスタンブールにあるタクシム広場で50万人がエルドアン総理の退陣を要求して激烈なデモを行った。彼らは「われわれはここにいる。総理はどこにいるのか?」「総理退陣」のシュプレヒコールをあげて集会を進めた。イスタンブールをはじめ全国48の都市で90余りのデモが起き、939人が連行された。連行された人の多くは釈放された後、また連行された。(韓国チャムセサン報道) 詳報続報(闘争4日目)抗議の声を!国際署名ブログ(Mac Urata)

やばいぞ!社会保障切り下げ〜生活保護法改正案と自立支援法の廃案を
生活保護法改正法案と生活困窮者自立支援法の廃案を求めます! 生活保護法の一部を改正する法律案(以下「改正案」)、生活困窮者自立支援法(以下「新法」)が今国会にて可決、成立されようとしています。改正案に関しては問題点が非常に多く、与野党での修正協議もおこなわれました。しかし、修正されたのはほんの一部のみで、一番の問題点である「扶養義務の拡大や強化」に関しては、修正されず原案のままです。またその他にも、後発医薬品の原則義務化(34条3項)、生活上の責務の規定(60条)、返還金の徴収金額の上乗せや事実上の天引き(78条)、罰則規定の強化(85条及び86条)、廃止理由の緩和(28条5項)などの、大きな問題点が何ら言及されることなく、成立してしまいます。改正案と新法の廃案を強く求める署名を開始しました。 詳細ネット署名ページ6.5緊急行動

原発いらんぞ安倍しんぞう〜盛り上がり見せた「反原発☆国会大包囲」
6月2日午後、脱原発を求める集会が東京の明治公園と芝公園で開かれ、夕方からは首都圏反原発連合の呼びかけた「反原発☆国会大包囲」に合流した。国会周辺は久しぶりにびっしり人の波で埋まった。16時からの国会包囲行動に続いて、17時からは正門前大集会が開かれた。各地の反原発運動のアピール、菅直人氏ら国会議員の訴え、それに歌・ラップ・コールなどが続いた。参加者は若者から年配者まで幅広く、「原発いらない」の思いを表現したプラカードや工夫したアピールグッズが目立った。この日の盛り上がりは、脱原発運動が収まるどころか、持続した運動として、深く定着していることをはっきり示していた。(M) 写真速報(国会前)動画(ラップで訴え)報告(6.2芝公園集会)動画(芝公園)写真 Shinya(芝公園デモ・国会包囲)6.2集会感想

われわれはここにいる〜韓国 : クィアー文化フェスティバル、1万人パレード
性アイデンティティを抑圧する社会に存在で抵抗するレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーが「われわれはここにいる」と宣言して、弘大一帯を練り歩いた。6月1日、ソウルの弘大前「歩きたい通り(コッコシップンコリ)」で異性愛中心の社会的暴力により抑えつけられてきた性少数者たちが14回目のクィアー文化フェスティバルを行った。開幕行事には、多様な性少数者がそれぞれの性的アイデンティティを表わして自らの存在について発言し、その後、パレード車 5台とともに、約1万人の行列は華麗なダンス、性少数者の権利を要求するプラカード、横断幕、虹の旗を翻して、弘大一帯をマヒさせ、周囲の視線をひきつけた。(韓国チャムセサン報道) 全文


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