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狭山事件のドキュメンタリー映画『SAYAMA−見えない手錠をはずすまで』上映会 11月28日、東京・荒川区のムーブ町屋ホールで、ドキュメンタリー映画「SAYAMA−見 えない手錠をはずすまで」の上映会が開かれた(写真)。物語は、一雄さんのランニング姿から始まる。帰宅すると夫婦二人の朝食が始まる。 食べ残しや食事の後片づけをめぐる妻・佐智子さんとのいさかいも、微笑ましい。舞台は霞が関の裁判所前に移る。二人は雨の日も風の日もハンドマイクを握りしめ、再審開始を訴えている。カメラはそんな二人の日常を丹念に追っていく。少し退屈かと思いながら迎えた作品中盤から後半。涙の連続である。すでに名誉を回復した獄友たちとの再会。同じ境遇に置かれた者同士がお互いを気づかいながら歓談するシーンは感動的だ。(Y) 報告 秘密法先取りの都教委〜不都合なことは「非公開」 傍聴人には「誓約書」 都教委にとって不都合なことは、理由を明らかにせず、「その他の事件」として非公開にする。私は一昨年から傍聴をしてきましたが、意見の違い以前の、公開を原則とする会議を反故にしたでたらめな(実質)非公開議事運営は、今年の教科書採択問題からです。柔道の山口香委員も『五体不満足』の乙武委員も、でたらめな議事運営にすっかり慣れた様子です。定例会会場に入るや、7月がそうであったように、傍聴者席の後ろに監視の職員が 一列9人座っているのが目に留まりました。木村委員長はきょうも定例会の冒頭、傍聴人規則に違反する行為には法的措置をとることの宣言から始めました。(根津公子) 都教委傍聴記(11.28)・動画(都教委「誓約書」に抗議 5分) 「秘密保護法」廃案へ!いま立ち上がるとき〜12.4に国会ヒューマンチェーン 11月21日に1万人集会を実現した「“秘密保護法”廃案へ!実行委員会」(旧称=11.21大集会実行委)が、与党の暴挙を止め「秘密保護法」を廃案に追い込むために当面の行動予定を決めた。12月6日に再度日比谷野音で大集会を計画しているが、参院審議のテンポは早い。実行委員会では、12月2日の週に全力を投入し、稀代の悪法「秘密保護法」反対の声を国会に集中する。そのために、以下の大行動を呼びかけた。●12月2日(月)18時〜19時半(月)国会前キャンドル行動(衆院第二議員会館前)●12月4日(水)12時〜13時半(水)国会ヒューマンチェーン(衆院第二議員会館前)。また日弁連が12月1日(日)午後1時から新宿アルタ前で「街宣」を行う。日弁連が街頭に出るのは画期的なことで、実行委員会も応援を決めた。 STOP!秘密法HP(詳細情報)・12.2〜12.6国会前行動一覧 *写真=12.6大集会チラシ 「独裁政治になっちゃうよ」〜田島泰彦さん・火炎瓶テツさん 大いに語る 11月27日のレイバーネットTVは、「秘密保護法」を緊急特集。反対運動の先頭にたつお二人、田島泰彦さん・火炎瓶テツさん(写真)に話を聞いた。「税金で集めた情報はもともと国民のもの。官僚が勝手に使い隠すことはできない。この法律ができたらそれが逆転する。国権の最高機関である国会議員でさえ秘密に近づけない。憲法違反の法律だ」(田島)。「選挙で選ばれていない官僚が権力を奮う。このままでは独裁政治になっちゃうよ。安倍政権は原発・TPP・改憲など、ここまではしないだろうと思っていたハードルを、次々と超えてしまった。私の怒りの原点もそこにある。地味なことをハデに訴えていきたい」(火炎瓶テツ)。二人の熱い思いがほとばしった。この日は視聴者も多く、ツイッター投稿も活発だった。(M) 写真速報・放送アーカイブ(特集は19分から) 国会議員は恥を知れ!〜衆院本会議の議場に迫った主権者の声 「特定秘密法 絶対反対」「強行採決 絶対反対」「安倍晋三は 恥を知れ」「自由のない国 絶対反対」「国会議員は 恥を知れ」。打楽器の伴奏に合わせたリズミカルなテンポのコールが、途切れなく続いた。「秘密保護法案」が衆院本会議通過した26日午後8時、国会周辺は、官邸前・正門前・議員会館前の3ヶ所で抗議集会がもたれ、大コールが繰り返された。傍聴者によれば議場内にも声が届いているという。「賛成派にとっては声ではなく“大きい音”にしか聞こえないかもしれない。でもここにいる私たちこそが民意なのだ」「この法律はクーデター。憲法に違反し戦争する国を準備するこの法律は絶対に許さない。参院で廃案に追いこもう」。怒りの発言が続く。この日は参加者は1000人を超え、脱原発運動の高揚期を思わせる盛り上がりとなった。(M) 写真速報・STOP!「秘密保護法」HP・動画(YouTube 5分)・京都の反対デモ(YouTube) ひどすぎる!〜「秘密保護法案」衆院特別委員会で強行採決 11月26日午前の衆院特別委員会で「秘密保護法案」が強行採決された。議員会館前には続々と怒りの市民が集まってきた。官邸前の労働者集会とあわせて500人に達した。「福島公聴会では反対と懸念の意見ばかり。それを検討する時間もとらず強行採決。信じられない」「こんなことしていいのか、ひどすぎる!」。口元を奮わせて市民たちは怒りをぶつけた。共産党や社民党の国会議員も次々にマイクを握り、「いまの国会は民意を完全に無視している。主権者は国民だ。参院で廃案を求めて徹底して闘う」と口々に語った。国会周辺は、各グループの集会や座り込みの人々で騒然とした状態が続いている。(M) 速報・ユースト動画(昼集会) 秘密保護法成立に手を貸す「みんなの党」〜渡辺喜美代表が会見 みんなの党代表の渡辺喜美議員は、今週にも採決がせまる「特定秘密保護法案」に関して、党の修正案をこれまで「丸のみ」にしてきた政府与党の判断を高く評価している、と11月25日の日本外国特派員協会の記者会見で述べ、この法案への賛成を表明した。国民のために情報収集し、またそれに基づいて国会で真実を追求することが仕事である国会議員もまた、この法律によって活動が妨げられるのだという危機感は、渡辺氏の言葉からは感じ取れなかった。会見の最後に渡辺氏は、数日前に安倍首相と会食をし、「みんなの党は政府にとって“梃子の役割”をする」と伝えたと嬉しそうに語った。渡辺氏によると「梃子の原理」とは、小さな数であっても政治を動かすことができるというみんなの党の方針だという。(松元ちえ) 報告・11.26採決させない行動 非正規当事者が実態を発言〜「なくそう!官製ワーキングプア大阪集会」に180人 11月23日午後、新大阪で「なくそう!官製ワーキングプア大阪集会」が 開催され、会場いっぱいの180名が参加した。一部の参加者は立見や床に座り込みながら、4時間近い集会に最後まで参加、メモを取りながら発言に聞き入った。集会は非正規当事者からの発言、法的裏付けもないままに3年とか5年で雇い止めになる理不尽さと闘っているメンバーによるミニシンポ、雇い止め裁判の解説、総務省調査の活用事例や非正規対策を進めるソウル市長調査報告に、西谷敏、脇田滋、上林陽治さんら学者、研究者のコメントなど、多彩な内容となった。(白石孝) 報告・公募川柳紹介(斗周) 「秘密保護法は新たな治安維持法」〜ジャーナリスト青木理さん 警鐘を鳴らす 11月24日に開催された「特定秘密保護法に反対する表現者と市民のシンポジウム」(東京・文京シビック)には、400人以上の人々が詰めかけ会場があふれた。第一部のシンポジウムには田原総一郎さんを始め、ジャーナリズムで活躍する錚々たるメンバーが集まった。警察問題に詳しい青木理さんは、「この法律をもっとも必要とし推進しているのは警察官僚である」とずばり語った。「テロ対策の名目で警察情報のほとんど全てを秘密にできる。たとえば、自動車ナンバー読み取り装置=Nシステムは完全に特定秘密にされるだろう。警察権力が肥大化し、治安維持が強化される。この法律は新たな治安維持法になりうるもので、大変危険である」。シンポジウムでは、秘密保護法の怖さが様々な角度から明らかにされた。(M) 写真速報・動画(青木理さんの発言 4分)・STOP!「秘密保護法」HP *写真=超満員になった会場 もっと知ることから〜東京・府中で「朝鮮文化とふれあうつどい」 11月24日(日)午前10:30〜午後3:00まで、東京・府中公園において、「朝鮮文化とふれあうつどい&フリーマーケット」が開催されました。主催はチマ・チョゴリ友の会で、15回目となる今年はフリーマーケットなどに約250グループが出店。天候にも恵まれ、多くの在日コリアン・地域住民・一般市民が集いました。このイベントは、「在日朝鮮・韓国の人々への差別と迫害を許さず、人間としての良心を失わないために」を開催主旨としています。中央ステージで主催者代表の松野哲二さんは、「朝鮮学校差別やヘイトスピーチなど、在日がおかれた状況は戦前と似てきている。しかし、チマ・チョゴリが切られるような事件は、二度とおこしてはならない」と訴えました。(佐藤和之) 写真速報 強大な権力に抗する男の半生〜映画『アイ・ウェイウェイは謝らない』 中国にアイ・ウェイウェイという型破りな芸術家がいる。昔の高価な壷を落として割ったり、壷にコカ・コーラのロゴを描いたりして既成の価値観を打ち砕いてみせる。同時に彼は建築家であり、人権活動家でもある。北京オリンピック(2008年)会場の“鳥の巣”設計者の一人として有名だが、完成間近に手を引き、「オリンピックは共産党のプロパガンダにすぎない」と批判して当局から睨まれる。そのドキュメンタリー『鳥の巣』を以前に本欄で紹介したことがある。(木下昌明) 続き・映画公式サイト 臨時労働者差別・女性差別とたたかった記録〜『もうひとつの国鉄闘争』刊行 26年前、国鉄が分割・民営化されたとき、JRへの採用を拒否された1047名が解雇撤回闘争に立ち上がったことは知られていますが、その直前、全国で6000名以上の臨時雇用員が一斉に解雇されたことはほとんど知られていません。本書は、1972年、18才で国鉄大阪工事局に臨時雇用員として採用されて以降、国労大阪工事局分会婦人部長として臨時労働者差別、女性差別と闘い、83年に解雇されてからは、不当解雇と闘い続けた和田弘子さんの、42年間にわたる半生をかけた闘いの記録です。差別への怒りをバネに、とことん闘う気概を持ち、支えてくれる仲間たちがいれば、たとえ一人の闘いであったとしても、国を相手に勝利に手が届くところまで進むことが出来ることを本書は教えてくれます。(久下格) 全文・三一書房HP 歴史の逆行を許すな!〜「秘密保護法」反対集会 1万人の怒りと熱気 「特定秘密保護法案」衆院採決の危機を前にして、1万人の人々が怒りに立ち上がった。大集会が開かれた11月21日の日比谷野外音楽堂は、集会開始6時30分の10分前にすでに満杯になり、外に数千人の人々があふれた。身動きがとれない会場で始まった集会。民主・共産・社民・無所属の国会議員、主催団体や各界の発言は、短い時間に精一杯の思いをこめたもので、どれも迫力に満ちていて感動的だった。「秘密指定期間が60年、いったいこの中のだれが生きているのですか?」「首相が第三者機関、ふざけるな!」。あまりにお粗末な「秘密保護法案」に怒りと失笑が交差した。国会では反対派は少数である。しかし「歴史の逆行を絶対に許さない」という固い決意をもった人々が、きょう大きく立ち上がった。長い長い請願デモの列。「秘密法はいらない」という主権者の声が霞ヶ関を包み込んだ。(M) 写真速報・報告(松元ちえ)・「STOP!秘密法TV」(集会全記録)・集会参加者インタビュー・山本太郎議員の訴え(YouTube 3分)・落合恵子さんの訴え(YouTube 3分)・毎日新聞・NHKニュース・国会情勢(11.22杉原)・11.21女性たちの記者会見・OurPlanet-TV・集会主催者HP 労働者も「秘密保護法」に反対〜首相官邸前で三労組が声上げる 11月21日昼、新聞記者の組合(新聞労連)、コンクリートミキサー車の運転手などの組合(全日建)、そして港で働く労働者の組合(全港湾)が一緒になって、官邸前で声を上げた。小谷野全日建書記長は「この問題は公務員だけの問題と思っている人もいるが、そうではない。民間の労働者もすべて芋づる式に調査の対象とされる。会社や経営者の秘密に迫る労働運動も安心してできない。絶対に廃案にしよう」と呼びかけた。市民の参加もあり、官邸前の歩道はあっというまに150人近くに膨れあがった。この日は「秘密保護法」反対のさまざまな取り組みがあり、国会・官邸周辺は、プラカードを持った人々の流れが続いた。(M) 写真速報・ユースト動画(STOP!秘密法TV) メディア関係者「反秘密法」に立ちあがる!〜田原総一郎も菅原文太も 11月20日、東京・砂防会館別館で「特定秘密保護法案の廃案を求めるメディア関係者」の「総決起集会」が開かれた。呼びかけ人の鳥越俊太郎さんは「このまま通すわけにはいかない。世論喚起のために集まった」と挨拶。田原総一郎さんは「私たちが普段やっている取材では、オフレコ取材、共謀、教唆などあたりまえ。この法律で“不当な取材”とされたら10年の懲役刑を喰らう。これでは報道は萎縮してしまう。これは危険きわまりない法律で、とんでもない」と語気を強めた。菅原文太さんも駆けつけ「戦後の長い時間のなかで時代が変形されられてきた。これが通れば、そのトドメになると思う」と危機感をあらわにした。その後、代表者が内閣府を訪ね、森大臣あてに「廃案を求める要請書」を手渡した。(M) 写真速報・動画(LNTV 7分)・毎日新聞・日刊スポーツ・OurPlanetTV・田中龍作ジャーナル・国会情勢(11.21杉原) *写真=森大臣に要請する岸井成格・鳥越俊太郎・金平茂紀の各氏 許すな稀代の悪法!〜STOP「秘密保護法」11.21大集会に集まろう 特定秘密保護法案をめぐる衆議院での攻防が重大事態を迎えています。いまこそ、一人でも多くの市民を誘って集まって、みんなで大きな声をあげましょう。21日夜、日比谷野外音楽堂においでください。それぞれの主張や思いをプラカードや光り物で表現する準備をしてください。世論を盛り上げ、国会にNOの声を届けよう! その日の昼間には、全港湾・全日建・新聞労連の3単産が、「労働者も反対だ」と声をあげようと官邸前緊急行動を取り組むことになりました。民主主義を破壊する「稀代の悪法」に対する反対の声は、日に日に高まっています。ろくな審議もせず「戦争できる国」に暴走する安倍政権にストップをかけましょう。さあここが正念場です。 11.21集会詳細 ・11.21労働者官邸前行動・ユースト中継〔STOP!秘密法TV〕・11.21大集会HP・国会情勢(杉原)・11.21川柳デモ 大日本秘密帝国の悪夢〜牧子嘉丸のショート・ワールド ある朝、奇怪な夢から目覚めた私は、思い切り体を伸ばしてみた。手足から触角が生えたり、背中が甲羅に変わったりもしていなかった。顔を撫でまわしてみると、ちゃんと鼻もついている。しかし、どうしても胸騒ぎがおさまらず、玄関に飛び出した。犬小屋をのぞくと、白いむく犬のチャッピーが棍棒のような尻尾を振って音をたてていた。大丈夫、茶色の朝が来たのでもなかった。ようやく安心して新聞を手にした時、「『何が秘密、それは秘密』法案、成立」の大見出しが飛び込んできた。紙面はほとんどの活字が黒く塗りつぶされていて、欄外に「本法案成立により、秘密保護のため秘匿部分は伏せ字にしてあります。印刷ミスではありません」と注意書きがある。(牧子嘉丸のショート・ワールド) 続き *漫画=壱花花 国会前で「秘密保護法反対」座り込み始まる〜新社会党が呼びかけ 「秘密保護法が山場を迎えているのに、国会周辺はあまりに静か。私たちが一歩前に出て行動を起こそうと思った」。新社会党副書記長の高橋俊次さんは「国会前連日座り込み」(11/18〜22)を呼びかけた思いをこう語った。「もちろんだれでも参加歓迎です」。この日も新社会党関係者だけでなく、全労協・9条改憲阻止の会・HOWSのメンバーなど計72人の参加となった。社民党吉田党首も訪れ、連帯の挨拶を寄せた。シュプレヒコールでは「自民党は戦争への道を歩むな!」「公明党は平和の党へ戻れ!」のほか「安倍首相は奥さんの声を聞け!」などユニークなフレーズもあった。(M) 写真速報・国会情勢「みんなの党に要請を!」(杉原) *座り込みは議員会館前 11/18〜11/22連日10時〜17時 裁判資料をネットで公開したら起訴された!〜司法は中世のままなのか 11月16日、東京・豊島区立勤労福祉会館において、草の実アカデミー「日本の司法は中世〜裁判ウォッチャーによる現場からの報告」が開催されました。講師は細田加代子さん (裁判ウォッチャー・写真)で、講演テーマは「裁判資料をネットで公開したら起訴された!恐ろしい話」。参加者はメディア関係者、市民運動家、大学生など約30名で、活発な意見・情報 交換と今後の対策をめぐって議論しました。議論の中心は刑事訴訟法違反事件で、これは秘密保護法の先取り的適用ともいえる事態です。(佐藤和之) 報告・ツイキャス録画 レイバーフェスタ2013「崖っぷちニッポン〜いま文化の力を!」〜12.21に開催 ニッポンがとんでもないことになっている。安倍政権は、9条の解釈改憲や秘密保護法を打ち出し「戦争ができる国」にひた走っている。原発・TPPを推進し、経済では「世界で一番企業が活躍しやすい国」にするという。企業が活躍しやすい国とは、はたらくものにとっては「ジゴク」。これまでかろうじて守られてきた働く権利が奪われ、解雇自由・低賃金使い捨ての「雇用大破壊」がやってくる。これはもうあとがない「崖っぷち」。大ウソで暴走する安倍自民党にストップをかけるのは、私たち。さあいま、声を上げよう!つながろう!文化の力でたたかおう! 今年のフェスタは12月21日(土)田町交通ビル6Fホール。現在、賛同受付・3分ビデオ歌募集中です。 12.21フェスタ案内・メール予約・フェスタ2013HP 「お酒飲んでられないよ」〜新宿西口で「秘密保護法」の怖さ訴える 「秘密保護法反対」の一点で21日に日比谷大集会を計画している「11.21実行委員会」のメンバーら150人が、11月14日東京・新宿西口で大宣伝行動を展開した。街宣車に上がった福島みずほ議員(同法特別委員会委員・写真)は、道行く人たちに呼びかける。「私は防衛秘密なんか関係ない、それは公務員の問題、と思ったらとんでもないです。民間企業で働く人も派遣で働くひとも、みんな芋づる式でターゲットになるのです。外国人に友人はいないか、飲酒クセはないか、ブログで何を発信しているか、すべて調べられる。そういう法律です。安心してお酒飲んでられないですよ。そもそも情報は国民のもの。私は国会で暴れます。一緒に廃案に追い込みましょう」。チラシの受け取りもいつもより間違いなくよかった。(M) 写真報告・11.21大集会実行委員会HP 「不運だけど不幸ではない」〜冤罪・獄中29年の桜井昌司さん語る 11月13日のレイバーネットTVの特集は「なぜえん罪はなくならないのか?〜司法のヤミを探る」だった。番組では、布川事件の冤罪被害者・桜井昌司さん(写真)と東電OL事件の支援者・客野美喜子さんが、冤罪をうむ警察・検察・裁判所の問題点を事件に沿って具体的に指摘した。そして無罪になってもまったく反省のない司法への痛烈な批判があった。獄中29年を強いられた桜井昌司さん。しかしめちゃめちゃに明るい。「冤罪は不運だった。けど不幸ではない。一生懸命やれば何とかなる。獄中では毎日運動をして体を鍛え、娑婆の生活に備えていた。一人ひとりの命を大事にするのが人権。それを実現するために、いま私は“冤罪活動家”になった」。ギャラリーも笑いの連続で、桜井さんから大いに元気をもらう番組になった。(M) 写真速報・放送アーカイブ(85分・特集は9分から)・『ショージとタカオ』予告編 秘密保護法に異議あり!〜超党派議員が銀座でリレートーク 国会審議が進んでいる11月13日、午後4時30分から5時35分、超党派国会議員によるリレートーク「秘密保護法に異議あり!」が、東京・有楽町マリオン前で行われた。衆参両議院で審議中のなか、時間をやりくりして民主党・有田芳生、社民党・福島みずほ、照屋寛徳、共産党・田村智子、穀田恵二、生活の党・小宮山泰子、新党大地・鈴木貴子の各議員が、寒風のなか「秘密保護法反対」のアピールを行った。約1時間のリレートークには、のべ300人の市民が各議員の発言に聞き入った。(白石孝) 写真速報 リストラ退職勧奨の出向は無効〜リコー労働者、勝利判決かちとる 2011年夏に1万人規模のリストラを強行したリコーで、退職勧奨を拒否した労働者に対する嫌がらせ出向の是非を争う裁判の判決が、11月12日東京地裁でありました。その結果、リストラ退職勧奨を目的とした出向は人事権の濫用であり無効であるとの勝利判決を勝ち取りました。残念ながらリコーは即日控訴しましたが、みなさまにお礼申し上げます。当日の状況や判決内容については追って報告いたします。(東京管理職ユニオン・鈴木剛) 速報・MSN産経ニュース *写真=旗だしをする鈴木剛書記長 国会を動かそう!〜原発事故被害者の救済求める請願行動 11月12日、「国会に声を届けよう 原発事故被害者の救済を求める国会請願行動」として集会(東京・日比谷コンベンションホール)と国会への請願行動が取り組まれ、200名が参加した。今回の行動の目的は、以下の内容の国会請願である。1、原発事故子ども・被災者支援法の十分かつ具体的な施策の実施を求める。2、賠償請求の時効問題を抜本的に解決するための特別立法を求める。原発被害者への賠償請求はほとんどすすんでおらず、民法上の時効年限である3年が目前にせまっているなかで、時効年限の延長が待ったなしで求められいる。(湯本雅典) 報告・動画(YouTube 5分) 「必要なのは情報公開だ!」〜大阪弁護士会 秘密保護法反対デモに600人 11月12日、大阪で秘密保護法案に反対するデモが行なわれた。大阪弁護士会の主催で行われたこのデモでは、「秘密保護法案に反対するデモ行進」と書かれた横断幕を持つ弁護士を先頭に、労働組合員、市民団体など、およそ600名が参加した。デモでは「秘密保護法は戦争への道」「なにが秘密? それは秘密」「政府による情報隠しを許さない」など、思い思いの手書きのプラカードが目立った。この日は小雨模様だったが、デモ参加者は「秘密保護法を廃案にしよう!」「知る権利を守ろう!」「必要なのは情報公開だ!」とシュプレヒコールをしながら、大阪の中心街をデモ行進した。(小山帥人) 報告・動画(YouTube) 最後の避難所がある加須市で『原発の町を追われて』上映会〜お寺に130人 全国にただひとつ残された避難所、旧騎西高校(埼玉県・加須市)が、まもなく閉鎖の日を迎える。2011年の事故直後には、1400人もの町民であふれていたが徐々に人は減り、スペースに余裕ができていた。「こんな場所で死にたくない」と言っていたお年寄りも、二年半余「死ぬまでここにいたい」というほど、特に高齢者にとっては安心して暮らせる場所になっていた。そんななか11月9日(土)、地元住民と双葉町民をつなぐために、加須市にある保寧寺で『原発の町を追われて』の上映会が行われた。加須市民、加須市内外で避難生活をしている人たち支援者など、130人を超える参加者がお寺の境内をうめつくした。(堀切さとみ) 報告・『原発の町を追われて』公式サイト 解雇理由もなく突然クビに!〜シリーズ「解雇理由」9月分紹介 1) コールセンターに派遣で働いている。過去契約を5回更新してきたが、9月はじめに、自宅に「社会保険証の返却を求める」の文書が送られてきてびっくりして問い合わせたら「9月末の契約満了で打ち切り」だと知らされた。謝罪はしてくれたが、仕事の打ち切りは変わらない。泣き寝入りしかないのか。2) クリニックを突然クビにされた。解雇理由の訳がわからない。遅刻・欠勤も一度もない。真面目に働いてきて、みんなともうまくやっていた。今までもオーナー医師の気分で突然辞めさせられた職員は何人もいた。3) 8年前正社員として長年勤めた企業の会社更生法適用で解雇された。昨年4年間契約社員として勤めた会社が経営危機になりリストラ解雇された。今ようやく新しい会社に契約社員として勤めているが、この不安定な状態が心配で堪らない。(NPO法人 労働相談センター) 全文 「つくらない 売らない 動かさない」〜脱原発3原則を掲げて女たちが集会 原発建設に必要な3要素―土地、漁業権、住民の合意―を「つくらない 売らない 動かさない」の脱原発3原則に書き換えようと、11月9日、全国各地各界から脱原発をめざす女たちが東京・永田町の星陵会館に結集した。集会は、おしどりマコ&ケンさんの脱原発コントで開会し、評論家の斎藤美奈子さんの講演のあと、鹿児島、愛媛、新潟、福島などから集まった女性たちが、それぞれ長年続けてきた闘いについて語った。2011年11月に発足した「脱原発をめざす女たちの会」は、これまで全国から1500名の賛同を集めてきた。結成2年目を記念すべきこの集会には、各地から300名が参加した。(松元ちえ) 報告・ユースト録画・「脱原発をめざす女たちの会」HP 1980年代「国家秘密法」反対の急先鋒だった谷垣法相に「秘密保護法」をただす 記者(私)は、11月8日の閣議後の谷垣禎一法務大臣(前自民党総裁)の定例記者会見で、7日に衆議院本会議で審議入りした「特定秘密保護法案」に対する見解を質問した。7日に行われた同法案の審議入りに反対する緊急院内集会で、1980年代に4度に渡り国会提出された「スパイ防止法案(国家秘密法案)」に対し、自民党若手議員12名が反対の「意見書」を政府与党に提出し、最終的に廃案になったという経緯が書かれた論文が紹介された《「われら自民党議員『スパイ防止法案』に反対する」(「中央公論」1987年4月号)》。その「意見書」の取りまとめ役だったのが、若き日の谷垣衆議院議員だった。(西中誠一郎) 続き(11.7官邸前写真追加)・動画(記者会見)・毎日報道「取材の萎縮効果大きい」 タケエイのドライバー・瀬戸さんの原職復帰が実現しました! 全国一般東京東部労働組合タケエイ支部の瀬戸です! 2010年10月から3年1ヶ月の間、大型ドライバーからタケエイの川崎リサイクルセンター内での小型トラックでの運搬業務に移され、それにより給料も大幅に下がりました。かなり苦しく、心が折れそうになりましたが、東京都労働委員会は救済命令を発しました。会社は労働委員会命令を不服として行政訴訟に移行しましたが、今年11月7日、東京地裁民事19部において和解が成立致しました!この和解により来年早々から大型ドライバーに原職復帰する事が決まりました!支えてくださった方々には感謝の気持ちでイッパイです!本当にありがとうございました。(当該・瀬戸) 報告 *写真=中央が瀬戸さん 東京都の学校に「君が代強制」始まって10年〜三団体が都教委要請行動 2003年秋、東京都で「日の丸」「君が代」の強制が始まってちょうど10年がたった。いま、東京の学校から自由が急速に失われている。こうした事態をふまえ11月7日、都教委包囲ネット・「君が代」解雇をさせない会・学校と地域を結ぶ板橋の会が、都教委に要請行動を行った。三団体は、「君が代」処分を行わないこと、被処分者に再発防止研修を行わないこと、実教出版日本史教科書の排除をやめること、田無工業高校で行われた自衛隊での「防災訓練」を今後中止することなどを要請した。この日は「アルジャジーラTV」の取材があり、根津公子さんがインタビューに応じた(写真)。「君が代」強制問題が日本のメディアに載ることがなくなったが、外国メディアは日本の「右傾化」に関心が高いことが感じられた。(佐々木有美) 報告 「秘密保護法」何としても廃案に!〜審議入り抗議行動に計650人 何としても特定秘密保護法案を廃案としよう! 11月7日昼、市民250名以上が国会前に結集し、法案への反対の声をあげた。秘密保護法は8日にも国会で本格審議に入る可能性が高くなり、「時間との競争」だと杉原浩司さんは危機感をもって訴えた。「この法案は、国家機密法よりも悪くなっているのに、当時反対していた谷垣禎一さんら自民党議員は、ひとりを除いて反対の声をあげていない。しかし確実に『まずい』と思っている議員はいるはずだ。メディアの声や世論を盛り上げて絶対廃案にしよう」と呼びかけた。11月5日からは市民らが国会議員への陳情を続けているが、今後は抗議行動もあわせてより強い圧力をかけていく必要がある。「悔いのないよう、できることをすべてやろう」と杉原さんは参加した市民にアピールした。夜の官邸前行動にも400人が集い、昼夜併せて650人の結集となった。(松元ちえ) 写真速報・記者会見ユースト動画・STOP!「秘密保護法」HP・動画4分(11.7昼の行動) *写真=手作りのプラカードをもって個人で参加した女性 藤原紀香の手作りプラカードを持参して〜国会議員に陳情行動 特定秘密保護法の国会審議がせまるなか、各地から市民が集まり、廃案を求めて国会議員に陳情「STOP!!秘密保護法みんなのアクション」をはじめた。11月5日から8日まで続く行動の初日には、およそ30名が集まり衆議院・参議院の議員一人ひとりにこの法案への不安感や危機感を語り、反対するよう要請した。なかには、女優・藤原紀香の写真入りで手作りのプラカードを持参し、アピール力を工夫した人もいた。4日間のアクションは連日、参議院会館に11時集合、チームで各議員を訪問する。多数の市民の参加を募っている。(松元ちえ) 写真速報・行動の呼びかけHP・11.7審議入り抗議行動 会場いっぱいの200人〜「何が秘密?それは秘密」法(秘密保護法)に反対する緊急集会 11月5日午後6時30分から、東京の文京区民センターで「秘密保護法」に反対する緊急集会が開催され、会場いっぱいの200名が参加した。講師として日弁連秘密保全法制対策本部副本部長の海渡雄一弁護士と東京新聞社の半田滋編集委員が登壇した。海渡弁護士は、今年6月12日に南アフリカのツワネで公表された「国家安全保障と情報への権利に関する国際原則」を取り上げた。この「ツワネ原則」は、国連そのものが策定したものではないが、自由権規約とヨーロッパ人権裁判所のもとで国際的に承認されたわけで、日本政府が秘密保全法制策定に際し、その適合性を検討することは必須であり、適合していない法案や現行自衛隊法見直しなどをすべきと指摘した。(白石孝) 報告・STOP!「秘密保護法」11.21大集会HP・11.7審議入りを許さない緊急行動 JR北海道事故、利益第一主義の民営化見直しを求める〜元国労闘争団員を応援する会 10月27日、台風一過の秋晴れの中、「第27回団結まつり」が東京・亀戸中央公園で開かれ、「元国労闘争団員を応援する会」も出店、一昨年、昨年に続き、「しゃべり場」を開催しました。「しゃべり場」は、午後1時から、「応援する会」会員の司会で、4名の元闘争団員の方をはじめ、30名を超える参加者によって始められました。冒頭、「安全問題研究会」の黒鉄好さんから、「JR北海道の安全崩壊の背景」という資料に沿って、JR北海道の事故や人減らしと労働強化の実情、及び、今後のJRのあり方等についてのお話がありました。その後、元闘争団員の皆さんをはじめ参加者から 忌憚のない意見が出されました。(丹羽良子) 続き *写真=10.27団結まつりの「しゃべり場」 闘いは報告こそ大事〜成果の共有を進めよう 少し前の話になるが、まったく同内容のメールによる集会・デモなどの行動の事前案内を、複数のメーリングリストに流す行為(いわゆる「マルチポスト」)に対し、「案内を熱心に流すが報告をしない人が多い」と苦言を呈する人が現れ、ちょっとした議論になった。レイバーネットのメーリングリスト上で行われた議論で「運動の事前案内もいいが、もっと報告にも力を入れるべきだ」と主張する人に対し、「それでも集会・デモなどの事前案内を流してくれる人はありがたいし、マルチポストになってもいいから情報が欲しい」と思っている人のほうが圧倒的多数を占めたことに、私は今さらながら驚かされた。私は、運動の事前案内を流すエネルギーの一部でもいいから報告に向ける人がもっと増えるべきだと思う。(黒鉄好のレイバーコラム) 続き・感想(牧子嘉丸) 今こそ日本軍「慰安婦」問題の解決を!〜川崎市で集会 11月2日(土)夕方、川崎市の高津市民館において、講演会「今こそ日本軍『慰安婦』問題の解決を!」が開催されました。主催は、川崎から日本軍『慰安婦』問題の解決を求める市民の会(求める会川崎)で、全体の参加者は約100名。安倍政権成立以降、橋下大阪市長の暴言に呼応するように、川崎市でもこの問題を否定する「在特会」系の動きが台頭してきています。それに対し、「求める会川崎」では街頭宣伝などを強化し、本集会は川崎市内外の32団体・個人の賛同を集めて実現。当日の参加者も、市議会議員、シベリア抑留経験者、元自衛官など多彩で、活発な討論と交流がなされました。(佐藤和之) 報告 秘密保護法反対の大運動はじまる!〜11.21は日比谷野音へ 民主主義を根底から破壊する「秘密保護法案」が上程されたが、これに対する反対運動が広がっている。新聞労連・平和フォーラム・5.3憲法集会実行委員会(予)・秘密法に反対する学者・研究者連絡会、秘密法反対ネットの5団体の呼びかけで、10月28日に実行委員会がつくられ、11月21日には日比谷野音で大集会が決まった。秘密保護法に反対するすべての人たちの大集合が呼びかけられている。また、法案審議入りが予想される11月8日ごろの抗議アクション、11.14街頭宣伝行動も行われる。いま、「秘密保護法」反対の声はまたたくまに全国に広がり、11.21は東京だけでなく、全国一斉の取り組みになる見込みだ。 詳細・11.21大集会HP 運動の力で厚い司法の壁を打ち破れ!〜狭山事件の再審を求める市民集会 10月31日、東京・千代田区の日比谷野外音楽堂で、狭山事件の再審を求める市民集会「冤罪50年! いまこそ証拠開示と事実調べを!」が開催された。39年前の10月31日。東京高裁・寺尾正二裁判長は、一審の死刑判決を減刑し、石川一 雄さんに「無期懲役」を言い渡した。犯人を石川さんと決めつけ、さまざまな矛盾を 強引に言いくるめたペテン的な寺尾判決。支援者らは毎年この日を重要な節目と位置づけ、再審を求める闘いを続けている。第三次再審請求における三者協議も、いよいよ山場を迎えている。誰がどう見ても、 石川さんは犯人にはなれない。それはあり得ない。粘り強い運動に力で厚い司法の壁を打ち破るとき、この社会はきっと、大きく変わるに違いない。(報道部・Y) 報告・石川一雄さん「10.31メッセージ」 アメリカにはヘイトしない「在特会」〜松本昌次のいま、言わねばならないこと 去る10月7日、京都・朝鮮学校に対して街宣活動を行った「在特会」に、街宣活動禁止と1225万円の賠償を命じた京都地裁の判決は、当然のことながら、相次ぐ台風襲来のあとの秋晴れの青空を久しぶりに仰いだような、爽やかな感動を覚えた。しかし「在特会」は、判決を不服として控訴するという。またネット上では、「朝鮮人を殺せ」とか「ガス室にたたき込め」などというヘイトスピーチが、前にも増して大量に溢れかえっているという。スピーチというにはなんとも幼稚な強迫で、いまさらナチスでもあるまいに、顔赤らむ思いである。だが、考えてみると、「在特会」をはじめとする日本における人種差別、特に在日韓国・朝鮮人に対する際立った排斥運動は、実に根深いものがある。(松本昌次) 続き *マンガ=壱花花 沖縄・浦添市で秘密保護法を考える学習会〜「レーン・宮沢事件」を上映 秘密保護法案が国会に上程され重大な局面を迎えている10月29日、DVD「レーン・宮澤事件―もう一つの12月8日」(1993年、 ビデオプレス制作)の上映と、久保博夫さん(神奈川県藤沢市職員・盗聴法に反対する市民連絡会)の講演による「秘密保護法を考える学習会」が浦添市内でありました。主催は住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄。立ち見も出る多くの参加者の真剣なまなざしが事態の緊急性と危機感を示していました。(ブログ「私の沖縄日記」K.サトル) 続き・ブログ「私の沖縄日記」・DVD「レーン・宮沢事件」情報 以前のトップページへのリンクを表示:
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