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国労闘争団最年長・佐久間忠夫さんハンスト決起へ JR採用差別による不当解雇から20年も経過しているにもかかわらず、いっこうに解決交渉に応じない政府に対して、国労闘争団最年長の佐久間忠夫さん(写真・76歳)が、ついにハンスト決行を決意した。決行は12月11日、国会前で行う予定。7300人が集まった11・30全国集会でチラシを配布し、支援・連帯を呼びかけた。「最大の山場といわれるいまこそ決起すべき。まず自分から始める」と佐久間さんの決意は固い。3日には東京・新宿で「佐久間さんハンスト支援実行委員会」が開催される。 詳細・ハンストへの思い(UnionTube) 「JR採用差別」全面解決を迫る11・30全国大集会に7300人 11月30日、東京・日比谷野音で20年の節目を迎えた国鉄闘争の全国大集会が開催された。会場あふれる7300人が参加した。登壇した音威子府闘争団家族の藤保美年子さん(写真)は、「一昨年の判決で、国労差別が認められたのは当然のことであり、国家的不当労働行為の事実は明らか。よって夫の解雇は撤回でなければならない。この20年間、働き盛りの夫から仕事を奪い、私たち家族の平穏な生活まで奪ったことは絶対に許せない。政府は責任をとれ」と強く訴え、大きな拍手を浴びた。 写真速報・藤保発言(UnionTube)・詳報(共闘会議)・赤旗報道 恫喝訴訟で口封じはさせないぞ〜ジャーナリストがシンポジウム 11月29日、東京・池袋で「恫喝訴訟で口封じ!? 表現の自由を考えるシンポジウム」は110人の会場に140人が参加し、熱気に包まれました。「週刊現代」記事でキヤノン・御手洗から2億円払えと訴えられた斎藤貴男さんは「今さらこんなことで委縮なんかしてられないよ。大手がどうあれ、損得勘定では損だけど、圧力に屈しないで書けることがフリーの取り柄だ」ときっぱり。朝日新聞編集委員の山田厚史さんも「お互い、分断されていてはいけない。朝日でも同様のことが今起きている」と指摘しました。(北健一) 詳報 若手弁護士らが市民メディア「NPJ」を立ち上げる 20代、30代を中心とする弁護士、ジャーナリスト、フリーランス、大学教員、学生、主婦などをメンバーとした 「PEOPLE'S PRESS」が運営する市民メディア「NPJ・News for the People in Japan」が正式スタートした。マスコミからインディペンデント系メディア、個人ブログまで、運動関連で重要と思われるネット情報をリンクの形で幅広く提供している。とくに裁判関係の情報が詳しい。国民投票法の時に国会速報を流した猿田佐世弁護士の「ニューヨーク便り」の連載もある。1/17には東京で設立記念集会を予定している。 記事・同サイト 超満員!「もうガマンできない!広がる貧困」11・27院内集会 11月27日に「もうガマンできない!広がる貧困」院内集会が衆院議員会館で開催された。集会は、立ち見の人が多く出るほどの超満員となった(写真)。貧因問題が他人事ではなくなってきたと考える人が、それだけ多くなってきた表れであろう。国会議員も衆参問わずに、自民・民主・社民・共産など超党派で参加した。社民党の阿部知子議員が「反貧困という集会が国会内で開かれたことは初めてだと思います」と言っていたのが、特に印象に残った。(大地実) 詳報 給油新法の再議決はさせないぞ〜国会前ヒューマンチェーンに150人 11月27日夜、憲法・平和・女性・宗教者など市民団体が呼びかけた国会前ヒューマンチェーン(第3波)が行われ、約150名が声を上げた。テロ特措法が11月1日に失効し、海上自衛隊がインド洋から帰ってきたが、福田内閣はブッシュ政権の要求に屈し、給油活動をなんとしても再開する考えだ。そのために臨時国会を大幅に延長して、衆院での再議決をねらっている。参院選で与党を大敗させた民意を無視する暴挙は許せないと、川田龍平氏ら国会議員の報告・リレートーク・シュプレヒコールが続いた。12/10に第4波を予定。(大地実) 他の写真・動画(UnionTube) フリーター全般労組の「生きのびるための労働法」手帳 フリーター全般労働組合の「生きのびるための労働法」手帳(写真)が完成しました! 内容は「労働組合ってなに?」、解雇(いきなりクビにはできない)、休暇(給料をもらって休める有給休暇)、給与(残業・深夜・休日労働には割り増しがある)、労災(仕事中にケガをしたら労災で補償される)、社会保険(社会保険に入るとこんなにおトク)等々、働いて生きていくのに必要な情報を文庫本サイズの手帳にコンパクトにまとめてあります。必要な方に無料で差し上げています。 詳細・フリーター全般労組HP レイバーフェスタ大阪〜トンイル紡織労組の記録映画を初公開 ことしのレイバーフェスタは12/9大阪(エルおおさか)・12/15東京(ウィメンズプラザ)で開催されるが、大阪では韓国・トンイル紡織の女性労働者のたたかいを描いた「私たちは風の中に立つ」を初公開上映する。深夜まで馬車馬のように働かされる職場で、女性たちが立ち上がった。糞尿をかけられ暴力を振るわれ不当解雇されながらも、女性たちの闘いは続いた。1972〜2006年のトンイル労組・女性たちのたたかいを「韓国・女性映像集団WOM」が映像化した。フェスタでは、そのほか3分ビデオ・創作落語などがある。 12/9大阪・12/15東京・3分ビデオ募集中・お得なネット予約 注目浴びたユニオンYes! 一斉労働相談キャンペーン 勤労感謝の日の11月23日、ユニオンYes!の一斉労働相談キャンペーンが、東京・秋葉原と新宿の歩行者天国で開催された。約50名が参加し、プラカード・横断幕・共同チラシ・音楽などで「気軽に労働相談しよう」と呼びかけた。エイサーの踊りと音楽が始まると俄然注目され、人々の輪ができた。すると警察がきて「歩行者天国は歩くだけ。何をしてもいけない」と介入。そんな嫌がらせをはねのけてのアピール行動をだった。街頭アンケートでは「ガンバレ」の声が多数寄せられた。またTBSの取材があり「ニュース23」で放映された。 写真・報告・動画(UnionTube)・TBSニュース23・大阪行動・アンケート結果・しんぶん赤旗 今井明の写真館〜エライ空母がやって来る 毎月最後の日曜日にやる横須賀「月例デモ」を訪ねてみませんか。横須賀のヴェルニー公園から、「基地のない町へ」と書かれた横断幕を先頭にデモがはじまる。自衛官、米兵、そして市民に語りかけながらのデモである。その間には、シュプレヒコールではなく歌声が響く。歩きながら演奏をするのは「よろずピースBAND」である。いまお勧めの歌は「エライ空母がやって来る」。来年8月の米海軍原子力空母の母港化反対の声を「フニクリ・フニクラ」のメロディで伝えている。(今井明) 写真館33・34・35 私たちにパンと誇りを! 〜反貧困たすけあいネット Launch Party 生きづらいのは自分のせいではない。働いても食うに食えない若者たちが、自分たちの手で状況を切り開くための助け合いプロジェクト「反貧困たすけあいネットワーク」がスタートする。その発足パーティが、11月22日東京・六本木のスペース「Super Delux」で開催される。話題の書「貧困襲来」でシーンを震撼させた湯浅誠から、首都圏青年ユニオン・レイバーネットの河添誠、NPO、ジャーナリスト、そして政治家までが大結集するイベントだ。トーク・映像・写真・音楽など盛り沢山。詳細・関連集会・六本木経済新聞の報道 コンサートとデモで「ストップ六ヶ所再処理工場」 11月18日(日)、東京・日比谷野音で「NO NUKES MORE HEARTS ストップ再処理 パーティー&パレード」と題した「集会とデモ」が行われた。音楽をとりいれた集会には約2000名、デモには約1000名が参加した。青森の山本若子さんが「これまで裁判などでがんばってきたが、それでも再処理工場をここまで止められなかった。ごめんなさい」と発言する場面もあった。六ヶ所再処理工場は今年11月に予定されていた本格操業は11回目の延期で来年2月に。現在は試運転による放射能放出が続いている。(kM) 写真報告 「勤労感謝の日」に一斉労働相談〜ユニオンYes! キャンペーン 職場でのトラブルに悩んでない? 残業代は出てる? ひとりで悩まず労働相談してみよう! ユニオンYes!キャンペーンの「街頭一斉労働相談」が、11月23日「勤労感謝の日」に秋葉原・新宿の歩行者天国で行われる。東京東部労働組合、首都圏青年ユニオン、ガテン系連帯など16の労組・団体が一緒に共同チラシをつくって呼びかけるもので、新しいスタイルの「労働相談」の試みだ。エイサー隊も登場し、さまざまなパフォーマンスを計画している。23日は、東京・秋葉原に集まろう。詳細 フランス : 特別年金改悪阻止! 公共部門で無期限ストライキ フランス国有鉄道とパリ地下鉄公社労働組合を含む公共部門の連帯ストライキが、11月13日の夕方8時(現地時間)から始まった。10月の特別年金阻止を目標とする初のストライキは、2日で終わったが、今回の11月ストライキは無期限ストライキだ。ストライキは15日現在、3日間続いている。14日に超高速列車TGVは90本しか運行されなかったという。特別年金改革を阻止しなければならないという現場の雰囲気は強硬だ。 詳細 「組合に入ろう!」コナカ秋の全国一斉キャンペーン大成功 11月15日、全国各地に散在するコナカ店舗の従業員に対して「東部労組コナカ支部に入ろう!」という全国一斉キャンペーンが取り組まれた。16都府県・約140店を回る画期的な行動になった。店舗で店長、社員、パートの人たちに手紙とビラを渡すと、「組合については前から興味がありました」「くわしく話を聞かせてほしい」「いつもブログを見ています」「従業員一同、応援しています」「若い人を先頭に立たせて申し訳ないが、共感はしている」など、あちこちで交流の輪が広がった。(東京東部労組・須田) 報告・当該ブログ 使用者やりたい放題の「労働契約法」はいらない! 11月14日「労働契約法NO!」の緊急行動・第3弾が国会前で取り組まれた。働く女性の全国センター・全労協・全労連などが主催し、250名が集まった。衆院を通過し参院で審議が始まる「労働契約法」は、就業規則万能で労働条件の切り下げが簡単にできる法律。全国センターの伊藤みどりさんは「使用者のやりたい放題になる」「パート・非正規の声が反映されない」「労働組合がつぶされる」など、その危険性を指摘し「廃案に追い込もう」と訴えた。現在、参院・民主党議員への働きかけが極めて重要になっている。 報告・動画レポート(UnionTube)・関連HP 裁判員制度の崩壊が見えた! 11・13東京集会に330人 2009年5月に施行が予定されている「裁判員制度」に反対する集会が11月13日、都内であり330人が集まった。漫画家・蛭子能収さんのイラストが掲げられた演壇で、弁護士や学者らが厳しく同制度を批判。九州大学教授の内田博文さんは講演で、「裁判員制度には弁護士活動への介入と支配、そして治安維持の目的がある」と指摘した。集まった人々は、施行停止の大運動を盛りあげようと決意を新たにした。(Y) 報告 遅刻1分で罰金5千円!美容室Ashの実態に驚きの声 11月13日、首都圏青年ユニオンと首都圏美容師ユニオンは、横浜アリーナでヘアーサロンAshなどが行うヘアカットイベントで宣伝活動を行いました。前回の渋谷宣伝では、Ash店舗前にバリケードが築かれていましたが、さすがには今回はなく全労連宣伝カーからの訴えが響き渡りました。用意したティッシュとビラの受け取りは上々で、Ashでの「遅刻1分で罰金5千円」や「ビラ配りをさせられヘルニアになってしまった」などの実態を紹介すると驚きの声が上がっていました。(山田) 写真速報 民意に従って戦争加担をやめよ! 「給油新法」衆院委採決に抗議 11月12日昼、給油新法(新テロ特措法)の衆院委員会採決に抗議して、約200人の人々が国会前で声を上げた。集まったのは、全労連系の組合員、憲法・宗教・女性などの市民団体、「9条改憲阻止の会」のメンバーなど。市民連絡会の高田健さんは「いま自衛隊は期限切れでインド洋から引き上げている。これは画期的な出来事で、米国の戦争に加担するな、という私たちの運動と民意がこれを実現させた。再び派兵をさせないために、参院で運動を強めよう」と訴えた。 写真1・写真2・写真3・写真4・風刺漫画(壱花花) アメリカ労働運動の現在〜高揚する移民たちの労働運動と組織化 来日中のアメリカの労働運動活動家・ケントウォンさん(写真)が、11月11日午後、総評会館で「移民労働者の組織化」と題する集会で報告し、約100人の日本で働く外国人や日本の組合活動家・研究者らと討論した。アメリカでは、移民の運動が高揚している。昨年3月とメーデーでは「不法な」移民を規制する移民法案に反対して、全米100都市で移民と支援者たち500万人が最大規模のデモを行った。その日移民たちは「働かない、学校に行かない、買い物をしない」の3ない運動を行い、デモ以外の市内は静まり返った。移民の家族たちは、白いシャツを着て「私たちは犯罪者ではない」のシュプレヒコールを叫んだ。詳細報告 韓国:全国労働者大会、3万人が決起し警察と衝突 11月11日午後、ソウル市庁前の8車線道路に3万人の労働者が集まり、全国労働者大会が行われた(写真)。参加者は「韓米FTA中断」「非正規職撤廃」等のシュプレヒコールをあげた。警察が大会会場予定だった市庁広場を封鎖し、そこに通じる道を遮断したため、あちこちで散発的な衝突が起きた。民主労総の李委員長は「警察は絶対に我々の集会を阻止すると言っていたが、我々はこうして集まった」「集会の自由を認めない盧武鉉政権は直ちに退陣せよ」と訴えた。引き続き同じ場所で「汎国民行動の日大会」が行われ、その後デモが始まると警察は放水銃で弾圧を開始。現場は大混乱となった。 詳報・ビデオ(チャムセサン)・八木隆次レポート 偽装派遣の末に解雇〜一橋出版に400人がデモ 11月9日、一橋出版を400人のデモが取り囲んだ。一橋出版が偽装派遣の末に解雇した編集者・加藤園子さんの争議解決をめざす行動である。一橋出版は東京・荻窪の閑静な住宅地にあり、デモは近所の人たちの注目を集めた。この争議は、派遣労働者が派遣先企業の雇用責任を問うた先駆的事例だ。地位確認を求める裁判は東京地裁、高裁、最高裁ともに敗訴したが、格差と貧困が社会問題化する中、支援の輪は広がった。それに対して一橋出版が、話し合いの求めに固く門扉を閉ざすという不誠実な態度を続けたため、この日のデモとなった。(出版ネッツ・北健一) 報告 東京モーターショーでトヨタ抗議の宣伝行動 トヨタ自動車はフィリピンで何をしているのか。11月9日幕張メッセの東京モーターショーで、フィリピントヨタ労働者233名の解雇撤回を訴える宣伝行動が取り組まれた。参加したのは、フィリピントヨタ労組を支援する会・神奈川シテイユニオン・全トヨタ労組など55名。モーターショーへ来場する人たちに大きな関心を呼び、用意した850枚のビラをまききった。トヨタ自動車は今年創立70周年だが、海外進出先で行っていることの責任が問われている。 他の写真 朝日新聞社は足元の「偽装請負」を解決せよ 11月9日、朝日新聞特別報道チームが「偽装請負」追及キャンペーンでの業績を称えられ、早稲田大学からジャーナリズム大賞を授賞した。これに対し、ヘラルド朝日労組は「朝日新聞は自らの偽装請負を解決せよ」と抗議の宣伝行動を授賞式会場ホテル前(写真)で行った。現在、朝日を相手に高裁で争っている原告3人は、02年に英字紙「ヘラルド朝日」で正社員と同様に働いていたにもかかわらず、組合結成をした途端に「業務委託契約」打切りという名目で一方的に解雇された。朝日の不誠実な態度で和解交渉も決裂、11/29に高裁判決がある。 動画(UnionTube) 韓国:独立映画専用映画館インディスペースがオープン 韓国では民主化運動・労働運動の高揚とともに自主映画運動が盛んだったが、今回ついに「独立映画専用映画館インディスペース」(写真)をオープンした。10月29日の記者会見で、韓国独立映画協会のイム・チャンジェ理事長は「韓国独立映画の歴史における新しい転機を作る道しるべになる新しい第一歩だ」と開館の意義を明らかにした。11/8〜11/21まで、開館映画祭として「毒リツ映画」の特別プログラムが上映される。 詳細 根津公子さん著『希望は生徒』が発刊される 根津公子さんの本「希望は生徒」が出版されました。根津さんは「君が代」強制に抗して東京都から停職処分を受けながらも不起立をつらぬいている中学校教員です。この本で根津さんは、自分がどのように生徒たちと向き合い生きてきたかを語っています。これを読むと「不起立」という行為が、彼女の教育実践の積み重ねの上にあることがよくわかります。(佐々木)つづき 232頁・1700円 注文は影書房へ TEL03-5907-6755 FAX03-5907-6756 メール 戦争と貧困にNO!変えよう社会を!大阪で団結まつり 11月4日、大阪・扇町公園で「戦争と貧困にNO!変えよう社会を!」をスローガンに団結まつりが開催された。鮎の塩焼きの出店やバザー、趙博さんの歌などたくさんの企画で終日にぎわった。ステージでは、鉄建公団訴訟原告団から1047名の解雇撤回・早期解決に向けての決意表明があった。また今年は「貧困」が大きなテーマ。最低賃金1200円運動の提起・介護保険制度、障害者自立支援法の改正を求める訴え(写真)・反貧困ネットの湯浅誠さんを囲んでの交流広場などがあった。 詳細(ブログ) 今年もフェスタがやってくる〜3分ビデオ大募集! 今年も12月に東京・大阪でレイバーフェスタを開催します。東京(12/15・ウィメンズプラザ)では、映画『地の塩』『フツーの仕事がしたい』を上映、大阪(12/9・エルおおさか)では、韓国女性労働者のたたかいを描いた初公開作品『私たちは風の中に立つ』を上映します。また、フェスタの目玉は何といっても「3分ビデオ」。仕事のこと・社会のこと・伝えたいことを3分のビデオにして送ってください。フェスタをつくるのは「あなた」です。 3分ビデオ募集要項 美容室Ashはバリケードでお出迎え〜渋谷宣伝キャンペーン 11月4日、首都圏青年ユニオンと首都圏美容師ユニオンは、渋谷から残業代を払わない会社を一掃しようキャンペーン第4弾を実施しました。すき家の前では恒例の「すき家どんぶり」をかぶって「残業代を法律どおり払ってください」と訴えました。美容室Ashは異常とも言える出迎え方をしてきました。店舗の前にバリケードを築き、私たちの訴えを見せないようにするという有様でした。明らかにユニオンの運動を恐れているようでした。(山田) 詳報 *写真は首都圏青年ユニオンHPより 武力で平和はつくれない!4000人が銀座をパレード 憲法公布日の11月3日午後、「武力で平和はつくれない!11・3市民集会」が東京・日比谷野音で開催され、労働組合・個人など約4000人が全国から集まった。集会では、国会報告や連帯挨拶、リレートークなどが続いた。閉会挨拶では「与党と野党の『ねじれ国会』現象で、私たちの運動は改憲策動に若干の猶予を得たというべきだろう。今後も平和憲法を変えさせない運動を強めていこう」と締めくくられた。夕闇せまる銀座をパレード。あふれるような人ごみのなかで、色とりどりの旗が風になびき、元気なコールがいつまでも響いていた。(Y) 報告・写真(大地実) 映画『ハダカの城』〜食品偽装「雪印」を告発した男のその後 5年前、食品偽装した雪印食品を内部告発した事件があった。告発した水谷社長(写真)は廃業に追い込まれた。映画は、すべてを失った水谷社長が、大阪の玄関口・梅田の広い歩道橋で本を売っている場面から始まる。背後には「まけへんで!! 西宮冷蔵」の幟が寒風にはためいている。水谷社長はひげを伸ばし、再建支援のカンパを募る。映画の圧巻は、懐中電灯の明かりの中で問わず語りに、なぜ告発に踏み切ったのかを打ち明けるシーン。それは“正義”のためだけではなかった。(木下昌明) つづき・ポレポレ東中野で公開(11/9まで) 以前のトップページへのリンクを表示:
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