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NPO法人 労働相談センター : 「解雇理由」メール相談4月分紹介
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みなさんへ 

シリーズ「解雇理由」です。
2013年4月中にNPO法人労働相談センターと全国一般東京東部労組に寄せられたメール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。

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シリーズ「解雇理由」2013年4月分
(「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例のまとめ)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年6月10日

1、 2分遅刻したら、その場で「クビ」と言われた。

2、契約社員。倉庫担当。仕事で、ぎっくり腰になり2週間休んだ。上司から「次回の契約は無い。契約しても賃金は大幅に下げる」と言われた。

3、スーパー。パート。00:00〜08:00の深夜勤務専門。休憩時間が全く与えられない。上司は「休憩を取ると仕事が終わらないから、休憩は無理でしょう」と言う。結局退職届けをだした。

4、スーパー。嘱託社員。一ヶ月350時間、400時間を超えるサービス残業。2ヵ月間一日も休日がない。20キロ以上体重が落ち、不眠・体のしびれでうつになり、傷病手当金も1年半で切れ、スーパーから「来期は契約更新無し」と告げられた。

5、51才。外資系輸入会社。会社から突然「辞めてくれ」と言われた。解雇理由通知書もくれない。

6、会社から「辞めろ。辞めないと懲戒解雇にしてやる」と脅されて解雇にされたので、いざ労働局へ斡旋を行うと「解雇はしていない。あくまで退職勧奨だ」と言い張る会社。

7、デザイン会社と時給1500円で契約して働き出したが、入社1ヵ月後に「今後はパート契約1300円でやって欲しい」と言われた。社会保険・雇用保険もなく離職を決意したが、会社都合に出来るか。

8、外国人。カフェでアルバイト。5年間毎年契約を自動更新で繰り返してきたが、新しい店長から呼ばれて「次回の更新はしない」と言われた。一度も遅刻も無断欠勤もせず、一生懸命働き、今までも一度も注意すらされたこともなかったのに、とても悔しい。

9、女性。採用が決まったのに、一週間後に「別の人を雇ったから」と内定取り消しの連絡が入った。

10、仕事中に事故に遭い、後遺症で障害者認定を受けている。今でも体に麻痺が残る。リハビリ通院が終了し、いざ職場復帰しようとしたら、役員から「生活保護を受けるか、他の仕事を探して欲しい」と言われた。

11、ネットショップ会社。「ネット販売で、あなたひとりで、月商50万円稼がないとあなたの給料は払わない」と言われ、辞めさせられた。

12、正社員事務員。女性。「業績悪化により、週2・3日の契約社員になるか退職してほしい」と言われた。

13、50名規模の会社。副社長が人員の総入れ替えを計画し、勤続10年から25年の社員だけ10数名を呼び出し、乱暴に自己退職を迫りだした。整理解雇の4要件も全然満たされていない。呼び出され、うつ病になるまで追い詰められた者が続出している。

14、(13の会社は)脳梗塞で倒れてもおかしくないほどの高温室で、休憩時間もない。有給休暇も一日も使用出来ず、残業代の誤魔化しもある。その上、胆管癌で有名になった危険溶剤トリクロロエチレンを使用させられている。

15、女性運転手。毎日10時間から13時間の長時間労働。残業代もほとんどない。盆も正月も祝日さえも働かされた。ついに不眠症になり、上司から「辞めるしかないか」と言われて退職した。不眠症になったのは仕事のせいではないか。傷病の手続きをしてくれるのが普通ではないか。仕事も奪われた今は自殺も考えてしまう。

16、派遣社員。派遣先との面談もあり、仕事が決まっていたのに、その後、派遣会社から連絡があり「仕事は一ヶ月後」と言われた。これでは生活ができない。この先の採用取り消しも心配。

17、外資系会社で正社員の事務員。勤続2年の女性。ある上司が、クビにしようと私をターゲットにしてほんの些細なミスも取り上げるなどして、いじめてきている。「業績悪化」を理由にした退職勧奨も受けた。

18、東京都の○○○○法人で働く派遣社員。「仕事が遅い」と派遣先から派遣元に連絡があり、期間途中で契約解除された。

19、派遣社員。派遣会社から契約期間途上で解雇された。解雇予告手当30日分を請求すると「派遣先との契約はまだ切れていないので、働かない期間は60%だけ払う」と言われた。

20、学校法人。契約社員。つわりで体調をくずして休んだら「職場に戻れば解雇にはしない」と言われ、必死に職場復帰した。しかし、産前休暇寸前に、突然「次回の契約更新はしない」と言われた。理由は「あなたの仕事は派遣に切り替えるから」というもの。職場の労働組合も「法律に詳しくない」と助けてくれない。ショックで体調も崩した。

21、「期限の定めのない」雇用契約を結んだアルバイト。しかし、一ヶ月後には解雇された。理由は経営難。

22、契約社員。契約更新を繰り返していたが、職場内のパワハラ、差別、法律違反がひどく、怒った同僚らと共に会社と話し合い、以後職場内のパワハラは一切させないと約束させた。契約更新の時期になり「来期は契約しない」と言い渡された。不当解雇に当たるのではないか。

23、全社員10名が解雇された。解雇理由がデタラメで、しかも解雇をしておきながら全員に自己都合退職届の提出を命じてきている。

24、個人医院。パート。医師が連日暴言や馬鹿にする態度でしかってきて辞めさせようとしてくる。

25、一部上場の商社。勤続25年。2009年のリーマンショックでターゲットとなり退職勧奨を受けた。これを拒否したら、以来あちこちを異動させられその都度退職勧奨。ついには遠方への単身赴任を命じられ、だめなら退職をしろと迫られている。

26、ケアマネージャー。過酷な仕事の中うつ病になる。一ヶ月の病気休業を取り、職場復帰したが、やさしかった経営側の態度が一変し、「今後は24時間体制でやってもらう。無理なら辞めることも考えて下さい」と言われた。

27、同業の別会社の社員と不倫交際をしていて、それが会社に知られて解雇された。

28、一度だけ寝坊で遅刻してしまったら解雇された。

29、2ヵ月先の退職届を提出したら、すぐにやめてくれと言われた。

30、めんどうをみている祖父がガンになり、看病のため休みたいと申しいれたら「お前がやる必要があるのか」と言われたが休んだ。翌日「やる気がないならやめろ」と言われた。

31、商社。1年契約社員。勤続1年4ヵ月。次回の更新はしないと通告を受けた。契約更新が通例であるうちの会社では異例なやり方。理由も理不尽なもの。

32、保育所。正規職員として働きだしたが、入社一日目からパートさんたちからのいじめが始まった。聞こえよがしに「あの人は変だ」「一緒にやれない」「仕事教えたくない」「なんでこんな人採用したのか」・・・これを聞いてパニックになり恐怖で職場にいけなくなった。

33、正社員として働いてきて解雇されたのに、会社は「貴方とは個人事業主契約だから解雇予告手当や退職金を支払う義務はない」と言っている。

34、派遣社員で2年6ヵ月企業の受付。体調を崩して3日間有給休暇で休んだ翌日突然解雇を言い渡された。理由は「休みが多い」というもの。

35、社長から仕事のことですごく褒められた。翌日解雇予告通知を渡された。パニックです。

36、設計。ある図面のやり方を上司に要望したところ、上司が逆上して「うちにはうちのやり方がある。黙って働け。納得いかないならやめろ」と怒鳴ってきた。このままでは解雇されそう。

37、会社の上司に「雇用保険に入れてくれないのは違法」と言ったら、「じゃー今月末で解雇」と言われた。

38、正社員で勤続5年の女性経理。子供3人を抱える母。休日出勤も厭わず会社のために働き会社も発展した。先日、社長から「会社も大きくなり君の役割も終わった。すぐに荷物をまとめてこのままタクシーで帰ってくれ」と言われた。

39、支店を閉鎖するから解雇すると言われた。「他のどんな遠い支店でもいいから働かせて欲しい」と頼んだが、「空きがない」の一点張りできいてくれない。

40、福島第一原発現場の4次下請け。1万4千円、毎日5〜6時間の残業で労働していたが、いきなり「今週で帰ってくれ」と言われてクビになった。

41、社内に課長のスパイがひとりいて、このスパイの話をもとに、長年勤めている社員を、いる人いらない人を決めて、会社に尽くした古株ばかりを次々にクビにしてくる。

42、会社に事前の了解をもらい、通院をしながら働いていた。業績悪化を理由に解雇通告を受けた。理由は「遅刻が多い」。通院は了解の上だったのに、ひどい。

当該ブログ労働相談センター・スタッフ日記(写真も)
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/31fb7c4362586ca3e20f0b20b8293500

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