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民主労総「朴槿恵は大統領ではない、宣言」

全教組弾圧、公共部門民営化、労働弾圧粉砕を掲げて下半期の闘争を宣言

ユン・ジヨン記者 2013.10.26 20:02

全国民主労働組合総連盟(委員長シン・スンチョル、民主労総)の組合員約7千人が10月26日午後4時30分、ソウル駅広場で大規模な都心集会を開き、下半期の対政府闘争を宣言した。

民主労総はこの日、朴槿恵政権のガス、鉄道、上水道、医療などの公共部門の 民営化阻止と、全教組、公務員、非正規職労働者の労働基本権争奪、労働弾圧 粉砕などを掲げて下半期総力闘争を始めると明らかにした。

民主労総のシン・スンチョル委員長は「今日から労働者大会まで、民主労総が 先頭に立って下半期闘争に立ち上がる」として「下半期闘争の火ぶたを切った 特殊雇用労働者、全教組、公務員労組、教授労組などをはじめ、労働者全体が 団結して世の中を変える。すべての闘争の責任は委員長が負う」と声を高めた。

今回の集会では何よりも政府の公共部門の民営化と全教組、公務員労組弾圧、 労働弾圧などを批判する声が高かった。全教組のキム・ジョンフン委員長は 「全教組の教師は学校現場で今日10月26日を『維新クーデターを防いだ日』と 教えることになるだろう」として「全教組に朴槿恵政権が法外労組を通知した 10月24日は、政権が維新独裁を宣言した日だが、10月26日は維新独裁の終末を 告げる出発点」と強調した。

公務員労組のキム・ジュンナム委員長も「87年の労働者大闘争で労働者たちが 作った労働基本権が崩れている」とし「公務員労組は全教組と特殊雇用労働者、 非正規職労働者と共に民主化を実現する大闘争に乗り出す」と明らかにした。

また、金属労組のチョン・ギュソク委員長は「公務員、全教組に対する政府の 法外労組攻勢は、今後は金属労組の労組破壊につながるだろう」としながら 「こうして各個撃破されるわけにはいかない。総連盟と闘争のため総労働戦線 の道で、金属労組が中心に立つ」と強調した。

公共輸送労組連盟のイ・サンム委員長は、公共部門の民営化を阻止するための 下半期闘争を宣言した。イ・サンム委員長は「昨年の大統領選挙で朴槿恵政権 は、国民の生活と直結する公共部門を民営化しないと約束した」とし「だが今 は失語症にかかったのか、鉄道、ガス、電気、上水道、医療、空港など、公共 部門の私有化の画策について口を閉ざしている」と声を高めた。

続いて「国民に詐欺を働いた朴槿恵大統領に『大統領の資格なし』を宣言して、 下半期の労働解放の世の中を作る労働者闘争に立ち上がる」と明らかにした。

この日の民主労総総力闘争決意大会に参加した組合員たちは闘争宣言文を発表 し「全教組の弾圧は民主労総と全労働者に対する弾圧」とし「今日われわれは 民主労総の名で朴槿恵政権に対する決死抗戦を宣言する」と明らかにした。

また「われわれは歴史発展の主役で、民主主義の先鋒隊の誇らしい労働者」と し「先輩の犠牲と闘争で生み出した民主主義を守り、労働の価値と権利を守る」 と宣言した。

一方、民主労総の決意大会の前に公務員労組と貨物連帯、金属労組、KTX民営化 反対汎国民対策委がそれぞれ主要都心地域で事前決意大会を開いた。決意大会 が終わった午後7時頃にソウル駅で「国家情報院選挙介入、公約破棄、労働弾圧 糾弾汎国民キャンドル集会」が開かれた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。

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