全国非正規職女性労働者大会を開催...「生活賃金争奪」

最低賃金も守らない公共機関、「予算削減政策の撤回を」

公企業、政府機関などで働く女性非正規職労働者500人あまりがソウル駅に集ま り、全国非正規職女性労働者大会を開催した。

公共機関の予算削減で、最低賃金も受けられない彼女らは、何よりも法を遵守 すべき公共機関が最低賃金法と国家契約法に違反していると声を高めた。

実際に大法院、高等法院、行政法院などで働く100人ほどの清掃労働者たちは、 最低賃金も受けられずにストライキを準備しており、光州都市鉄道公社も地方 契約法により6.1％の引上げを要求する労働者に人員削減を要求している。

女性連盟のイ・チャンベ委員長は、「政府の予算削減政策により最低賃金女性 労働者が真っ先に犠牲になっている」とし「われわれは政府に予算削減政策の 撤回と、間接雇用労働者法制度の改善と雇用継承を保証させるためにこの席に 出てきた」と声を高めた。

また大田政府庁舎支部のイム・ジンスン支部長は、「大田政府庁舎の行政課に 国家契約法の遵守を要求し続け、行政課は来年にはこれを守ると約束してきた」 とし「だが彼らは今になって予算削減で賃金は上げられないとし、むしろ3人の 人員を減員して週休手当てを削減した」と現場の状況を伝えた。

これに対して民主労総のキム・ヨンフン委員長は、「昨年12月8日、かっぱらい 国会の後に3か月国会が空転した時、韓国がめちゃくちゃになった。むしろ国民 は、国会が開かれないことを望んでいる」とし「だが清掃労働者が3か月仕事を 止めればこの国は修羅場になる」と声を高めた。彼は続いて「政府は予算がな いと大騒ぎをするが、事実4大河川スコップ作業に予算、身内の予算を一度に注 ぐために清掃労働者の賃金を切り取っている」と批判した。

最低賃金争奪闘争と共に最低賃金現実化、生活賃金争奪のための国民賃闘を強 調する声も高かった。民主労働党のイ・ヘソン最高委員は、「最低賃金は最低 の基準だが、政府はあたかもそれさえ受け取れれば良いかのように糊塗してい る」とし「最低賃金も受けられない全国の200万の労働者をはじめ、全ての労働 者が生活賃金5410ウォンを争奪するために戦わなければならない」と強調した。

進歩新党のユン・ダンシル副代表も、「2月26日の全国委員会で全党員が最低賃金 国民賃闘を必須の政治実践と決意した」とし「民主労総、民主労働党、進歩新党は 多くの組織と連帯して最低賃金を上げるために国民賃闘を力強く展開する」と 述べた。

一方、集会の参加者は決議文で「政府の予算削減で最低賃金法違反、国家契約 法違反、行安部指針違反で、低賃金の労働者が真っ先に犠牲になる現実に対抗し、 政府に政策の転換を要求する」として、△非正規職女性労働者は政府予算削減の 犠牲1順位、公共機関の是正、△間接雇用非正規職女性労働者の雇用継承の保障、 △最低賃金法、国家契約法違反する政府予算削減政策を転換することを要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可（ 仮訳 ）に従います。

---

Created byStaff. Created on 2011-03-08 07:04:30 / Last modified on 2011-03-08 07:04:31 Copyright: Default