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現代車、『セクハラ虚偽事実流布』で非正規職労組を告訴

「K物流とは契約関係がない」 VS 「現代車の不法派遣乱用が原因」

チョン・ジェウン記者 2010.10.11 19:27

現代車牙山工場が社内下請業者のK物流でのセクハラ事件について、現代車が元 請使用者であるかのように虚偽の事実を発表したとし、虚偽事実流布および名 誉毀損の疑いで社内下請のソン・ソンフン支会長、チ・ヒョンミン事務長を9月 末に告訴したと明らかにした。

現代車牙山工場の関係者は「K物流(セクハラ事件)に対して公式的な立場はない」 とし「基本的にK物流とはいかなる契約関係もない。ところが現代車が元請であ るかのように虚偽の事実を流布」したと伝えた。

使用者側は、金属労組現代車牙山工場の社内下請支会が主張するK物流の元請は 現代車ではなくグロービスで、K物流は現代車とは何の契約関係もないと指摘し た。K物流は現代自動車の物流系列会社であるグロービスの社内下請会社だ。

また、K物流と契約関係がない現代車を『元請使用主と虚偽の主張』をしたとし、 現代車を性教育を放置する会社としたと明らかにした。

社内下請支会のオ・ジファン氏は「グロービスの下請けがK物流で、合法的請負 だということは現代車の一貫した主張だ。しかし2006年、労働部はK物流の前身 であるウェルビスを含む現代車の社内下請企業等に不法派遣と判定した」とし 使用者側の主張に反発した。

1次、2次下請け業者区別が重要なのではなく、元請の現代車の不法派遣乱用が 今回のセクハラ事件の原因だというものだ。

セクハラ被害者代理人のクォン・スジョン氏は、「契約関係はともかく、被害 者が14年間現代車牙山工場に出勤してしていたのは、現代車を顧客に買収する 直前に最後に検査、最終確認の仕事だった。大宇自動車でもなく、起亜車でも なく、グロービス車でもない現代車作る仕事をしていた。現代車に問題があれ ばリコールもして、再発防止のために努力するが、現代車を生産する労働者に 対してはなぜ責任を回避するのか」と指摘した。

一方、社内下請支会は9月3日、今回のK物流セクハラ事件に関して、国家人権委 員会に陳情書を提出した。また、現代車社内下請業者でのセクハラ教育は一度 も実施されず、現代車がこれを管理監督するよう主張した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-12 01:48:28 / Last modified on 2010-10-12 01:48:31 Copyright: Default

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