韓国:南仁順「民主党内ではジェンダーイシューを進めにくい」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・映画アンケート募集中 ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(フェスタ投句先) ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/28) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
南仁順「民主党内ではジェンダーイシューを進めにくい」党内で続いた性暴力事件「痛烈に反省…惨憺さと自責感が交錯」
パク・タソル記者 2020.07.27 16:29
共に民主党の南仁順(ナム・インスン)最高委員が 故朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長の性暴力事件など、 民主党所属の広域団体長による相次ぐ性暴力事件に対して涙を流しながら反省すると話した。 南最高委員は、民主党の中でジェンダーイシューを進めるには多くの困難があったと話し、 性暴力根絶と性平等のためのさまざまな提案は受け入れられなかったと話した。 ▲27日午前開かれた民主党最高委員会議に参加した南仁順最高委員とイ・ヘチャン党代表[出処:共に民主党] 南最高委員は7月27日午前、国会で開かれた最高委員会議で 「まず私が痛烈に反省する」とし 「とても惨憺たる気持ちと自責感が交錯し、 多くの困難があったことを了解いただきたい」と話した。 朴元淳前ソウル市長性暴力事件をめぐり、 民主党に対する批判が高まっていることで、 民主党内で女性の声を代弁してきた南最高委員が直接出てきた。 南最高委員は民主党内の女性最高委員として、 党のジェンダー暴力関連作業チーム(TF)団長として運営している。 南最高委員が朴元淳前市長の死亡以後、 公開的に立場を明らかにしたのは初めてだ。 彼女が党内のジェンダーイシューを主導しているだけに、 立場発表が遅れたことで批判も強まった。 彼女はこれまで党内で「朴元淳系統」に分類されていたという点で、 加害者の肩を持つのかという疑いもあった。 さらに朴元淳事件の被害者を民主党の公式な席上で 「被害訴え人」と呼ぶことを提案したのも南最高委員だと伝えられると 批判はさらに強まった。 結局、朴元淳前市長の死から18日後に 南最高委員は涙を流して自分と党を変えていくと話した。 この日、南最高委員は党内の女性イシューおよび性平等イシューを振興させるために努力したが、 思い通りにならなかったという点を強調した。 南最高委員は「女性の最高委員として指導部だったが、 党のアジェンダでジェンダーイシューを優先順位に持っていくことに 多くの障害と困難があった」とし 「一例としてなんとか短期間でジェンダー暴力相談申告センター設置規定を作ったが、 専門担当人員の配分を受けられず、 選挙期間だけ用役事業として外部の専門家を使うしかなかった」と苦情を打ち明けた。 続いて「2018年の地方選挙の時、調査審議を経て公認排除された性暴力加害指定人が、 選挙が終わった後に申告した被害者を誣告で告訴した時も、 きちんと防ぐのが本当に難しかった」とも付け加えた。 また南最高委員は 「共に民主党の次期指導部の構成において、 最高委員の中に30%以上の女性を構成しなければならないという ジェンダー暴力対策根絶TFと全国女性委員会の女性議員の提案は受け入れられなかった」と惜しみを表わして 「(次期指導部に)党代表が指名できる2人の最高委員を女性にする方案を提案する」と明らかにした。 現イ・ヘチャン指導部は党代表が指名できる最高委員2人のうち1人を女性議員から選んだ。 南最高委員は続いて 「文在寅(ムン・ジェイン)大統領も大統領公約事項の30%女性閣僚を守っている」とし 「執権与党の最高委員も女性で障害者、女性で青年、女性で地域、女性で労働など、 多様にミキシングをしてアイデンティティを持つ人々を指名すれば、 民主党はもっと性平等な民主党へとさらに発展していけるだろう」と忠告した。 それと共に南最高委員は党にさまざまな意見も提示した。 彼女は「地方自治団体長など選出職公職者の威力による性暴力問題を根絶するためには、 権力関係の性不平等を性均衡的に転換しなければならない」とし 「性暴力の加害者または加害者と指定された場合には公認から源泉排除することを再度闡明し、 国会議員も補佐陣を採用する時は下位職に集中して女性を選別するのではなく、 職級別にまんべんなく採用していくことをすでに何度も国会に勧告したが、 民主党が率先垂範して勧告しなければならない」と主張した。 彼女は現在4級以上の補佐官のうち女性は10%にすぎないという事実もまた強調した。 なお民主党が朴元淳前市長事件以後に「格別の対策」として出したものは不十分だという批判も提起されている。 民主党は、 ▲倫理監察団設置、 ▲オンライン申告センター設置、 ▲国会議員・自治体長・地方議員など選出職公職者対象性平等教育の年1回義務化、 ▲性暴力加害者非寛容原則と性犯罪懲戒時効廃止推進を出したが、 似たような事件の似たような対策からあまり変わっていない。 また民主党のイ・ヘチャン代表は、民主党が 「『被害者中心主義』をかたく守ってきた」と言ったが、 民主党の人々のこれまでの性暴力事件で2次加害が一番深刻に起きた所の一つが党だったことも問題になっている。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2020-07-29 11:03:47 / Last modified on 2020-07-29 11:03:49 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |