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「下請労働者を取って食う現代重工、格別な対策を」

故チャン・ボムシク氏死亡、労災認定を要求

イ・サンウォン記者 2014.11.07 10:25

▲(c)イ・サンウォン記者[出処:蔚山ジャーナル]

蔚山地域労働者健康権対策委、金属労組蔚山支部、現代重工社内下請支会と、 4月に亡くなった故チャン・ボムシク氏の遺族は、 11月6日に蔚山市庁で記者会見を行い、連続する下請労働者の死亡事故対策とチョン氏の労働災害認定を要求した。

チョン氏の夫人のキム・ヒジョン氏は 「3か月間、城南と蔚山を行き来して1人デモをしている。 警察庁が再捜査を始めたが、今度はぜひ夫の悔しさを晴らしたい」と話した。

金属労組現代重工社内下請支会のハ・チャンミン支会長は 「遅いが警察が再捜査をするのは歓迎する」とし 「迅速で正確にくやしい死の原因を明らかにすることが 遺族の痛みを減らすこと」と指摘した。

なお今年に入って、現在まで現代重工では故チャン・ボムシク氏をはじめ下請労働者11人が死亡した。 彼らは「下請労働者の生命をハエの命のように考える現代重工の安全意識にはっきりと制約を加えなければならない」とし 「11人の死に対し、現代重工の代表理事を拘束処罰して、全面的な特別安全監督と格別の対策を用意しなければならない」と強調した。

民主労総蔚山本部のカン・ソンシン本部長は 「世界最高の造船所で働く下請労働者は、死を背負って働いている」とし 「世界最高の造船所が労働者が死なず、怪我をせずに働く権利さえ担保できずにいる」と批判した。

彼らは記者会見文で 「下請労働者という境遇のおかげで最も基本的な安全措置もなく、 危険な作業に追いやられて死ぬようなことがこれ以上発生しないように、 徹底した対策樹立を要求する」とし 「毎日セウォル号を生きている造船所下請労働者の重大災害問題を解決し、 安全な職場を作る私たちの闘争を放棄しない」と明らかにした。

付記
イ・サンウォン記者は蔚山ジャーナル記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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