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現代重工の下請労働者がまた労災死亡事故

[速報]現代重工蔚山だけで最近2か月で6人が死亡

ヨン・ソンノク記者 2014.04.28 23:30

4月28日午後8時40分頃、現代重工下請労働者のキム某(38)氏が第4岸壁のトランスポート信号中、海に落ちて行方がわからなくなり、消防の救助隊が10時10分頃に救助したが死亡した。

▲最近1か月ほどで現代重工で5人、現代尾浦造船で1人の下請労働者が事故で亡くなった[出処:蔚山ジャーナル資料写真]

救助隊はキム氏を救助して蔚山大学病院応急室に運んだが、キム氏は意識がない状態だった。 キム氏は午後10時20分頃に病院に到着したが、10時45分頃に死亡した。 まだ死亡診断は出ていない。

現代重工グループの中で、蔚山だけでも最近1か月ほどで6人が死亡した。

現代重工では4月26日に先行塗装部で下請労働者1人がエアホースに巻かれて亡くなったが労災が認められず、 まだ葬儀が行えずにいる。

4月21日にはLPG船で火災と爆発事故が発生し、4名が負傷、そのうち2人が労働災害で亡くなった。

3月25日には足場が崩壊し、4人が海に落ち、1人が労働災害で亡くなった。

4月7日には現代尾浦造船で安全支持台が設置されていなかったため、 下請労働者1人が墜落して労働災害で亡くなった。

現代重工社内下請労組と民主労総蔚山本部など労働界は、 「重大死亡事故を出す現代重工の責任者、鄭夢九(チョン・モング)を拘束しろ」とし、 4月26日に現代重工正門前で緊急集会を開いた。

社内下請労組の関係者は最近になって現代重工グループで労働災害が多発する理由を 「普段の安全管理も粗末だったが、仕事が増えて下請労働者の中でもさらに下請の物量チームを大挙投入したのも原因の一つ」と話した。

労組の関係者は 「普通、下請労働者には一日8時間の安全教育と1か月2時間の安全教育を実施するが、物量チームは安全教育もほとんど受けない」と話した。

現代重工社内下請労組は応急室に駆けつけ、事故原因などを把握している。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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