韓国:ホームレス強制退去措置を即刻撤回しろ | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(フェスタ投句募集中) ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第370回(2024/12/12) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/28) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「ソウル駅からのホームレス強制退去措置を即刻撤回しろ」ホームレス行動など関連団体、強制退去方針を表明したソウル駅などを糾弾
ホン・クォンホ記者 2011.07.25 17:38
▲8月から夜11時以後、ソウル駅のホームレスを強制退去するというソウル駅の方針を糾弾する記者会見が25日午前10時30分、ソウル駅正門前で開かれた。 7月20日、韓国鉄道公社(社長ホ・ジュニョン)は、苦情が多いという理由などで、 8月から夜11時以後、ソウル駅のホームレスを用役を動員しても強制的に退去さ せるという方針を表明したことを糾弾する記者会見が開かれた。 ホームレス行動、貧困社会連帯、東子洞サランバン、人権運動サランバン、 野宿者人権共同実践団など14のホームレス関連団体は、7月25日午前10時30分、 ソウル駅正門前で「街頭ホームレス強制退去措置ソウル駅糾弾記者会見」を開いた。 この日の記者会見で人道主義実践医師協議会のチョン・ヨンジン事務局長は、 「外国為替危機の後に診療所を運営してきたが、野宿者の死亡率は一般人の 死亡率の3倍になっている」とし「ソウル駅からの強制退去措置は彼らをさらに 厳しい環境に追いやる」と指摘した。 貧困社会連帯のチェ・イェリュン事務局長は「2006年、ソウル駅の公安が生死 の境をさまよっていたホームレスを手押車で荷物のように駅の外に出して死亡 させた事件を忘れない」とし「貧しい人々をさらに貧しくする社会構造に対す る総体的な代案を立てるどころか、観光や美化などを理由にホームレスを追い 出す措置は即刻撤回されるべき」と要求した。 ソウル市野宿者福祉施設協会のソ・ジョンファ事務局長は「ソウルにある43の 野宿者福祉施設はすでに満員で、これ以上野宿者を受け入れられる環境ではない」 とし「予算などの何の支援もなくソウル駅の野宿者に近くの施設に行けというのは 無責任だ」と指摘した。 ▲記者会見の参加者が強制退去方針を発表したソウル駅と根本的な対策を用意しないソウル市などを糾弾している。 人権運動サランバンのミリュ活動家は「最近ソウル市がホームレスにアンケー ト調査をした。シェルターの規律が厳しく私生活が保護されず、ホームレスが シェルター入所を敬遠するという事実を知ったという」とし「このような事実 は、十年も前から関連団体が数えきれない程言ってきた事実だが、今になって そんな事実を知ったというのだから情けないが、今後、対策をたてるというの でこれを見守りたい」と強調した。 ソウル駅で一か月前から野宿をしているという70代の男性ホームレスは当事者 発言を要望して、「私たちも6・25戦争を体験し、苦労した大韓民国の国民だ」 とし「無条件に追い出すのではなく、生活の対策を用意してほしい」と述べた。 民主労働党のチョン・ソンヒ最高委員は「ホ・ジュニョン社長は、中では鉄道 労組を破壊するために200人以上を解雇し、外ではソウル駅から野宿者を強制的 に追い出そうとしている」とし「ホ社長が警察庁長官出身だから、社会的弱者 の問題も人権の問題ではなく治安問題として接近するのではないか」と叱責した。 これらの団体は記者会見文で「フランスも90年代初期に、街頭のホームレスに よる請願に直面したが、『国鉄連帯委員会』による宿泊、求職、相談支援等を 通じ、ホームレスが鉄道の駅から前向きに出ていけるように助け、請願を解決 してきた」とし「ソウル駅の強制退去措置とは正反対だ」と指摘した。 これらの団体は「ソウル駅と鉄道公社は請願という後光の後に隠れ、利用客と ホームレスを仲違いさせる卑劣なふるまいを中断しろ」とし「ソウル駅と鉄道 公社は野宿者強制退去措置を即刻撤回し、積極的に鉄道の利用客とホームレス の人権保護を両立できる公共の駅の社会的責任を遂行しろ」と要求した。 一方、ソウル市はソウル駅のホームレス強制退去に対する論議が起きたことで、 24日、『路上野宿者保護+自活+減少特別対策』を発表した。今回の対策は、 △希望野宿者に特別自活(200人)および臨時住居(100人)支援拡大施行、△ソウル駅 近隣の応急救護室10か所運営および精神保健専門要員の投入、△24時間利用可能な 『野宿者自由カフェ』運営といった内容が含まれている。 対策用意のためにソウル市が21日から22日までホームレス200人を対象に行った 緊急欲求調査では、シェルターなどの施設入所を敬遠する理由として団体生活 および厳格な生活規則を選んだ人が51%、私生活の保障が難しいという点を選ん だ人が24%だった。また回答者のうち脱野宿のために最も必要な事項としては、 独立住居空間(38%)と安定的雇用(28%)を選んだ。(記事提携=ビーマイナー) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-07-25 20:41:45 / Last modified on 2011-07-25 20:41:47 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |