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人を捕まえる入管事務所、取り締まり中に移住労働者が死亡

死亡前日まで入院手続を取らず...5日に人権団体が糾弾記者会見を開催

ユン・ジヨン記者 2010.11.04 10:00

11月3日、入管事務所の移住労働者摘発の過程でベトナム労働者1人が死亡する という事件が発生した。

ソウル出入国管理事務所は10月29日、ソウル市衿川区加山洞の会社で移住労働 者摘発を実施したが、逃げようとしたチン・コン・クアン(35)氏は4mの建物2階 から足を踏みはずして転落、頭に大怪我をした。

事故直後、彼は光明のソンエ病院に運ばれたが、頭蓋骨に深刻な損傷を受けて、 結局3日の午前に死亡した。事故当時の目撃者はいないが、当時作業場にいたベ トナム女性は捕まって華城保護所に拘禁されており、3日に強制退去になったと いう。

死亡したチン・コン・クアン氏は2002年8月、韓国に産業研修生として入国し、 働いてきた。昨年8月、ベトナムのウンウェン・ティ・ラン(26)氏と結婚して 生後4か月の子供たちがある。

一方、チン・コン・クアン氏は病院移送後、保証人になる人がおらず、入院手 続ができなかったという。会社をはじめ警察、出入国管理事務所も保証を敬遠、 結局死亡前日の2日まで入院手続ができない状態だった。結局3日の午後になっ て会社代表のコ某氏が病院費380万ウォンを支払うことで一段落した。現在使用 者側は勤労福祉公団を通じ、労災処理の可能性を検討している。

一方、10月にあった釜山出入国事務所のベトナム労働者暴行事件に続き、11月 には労働者が死亡する事故が発生し、移住労働者への人権侵害議論が続いてい る。そのため人権団体は5日午前、ソウル出入国管理事務所前で、無慈悲な移住 労働者摘発を糾弾する記者会見を行う計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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