本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:ビルマ民主化活動家、強制追放か
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1273653757631St...
Status: published
View


ビルマ民主化活動家イェミット、強制追放されるか

難民室、難民認定申請の再受付は可能なのに1か月以上拘禁

ユン・ジヨン修習記者/ 2010年05月11日10時41分

ビルマ行動韓国の広報部長イェミット氏が1か月以上、華城外国人保護所に拘禁 されているが、難民室の措置は一方的で行政便宜主義的だという批判が続いて いる。

▲1か月以上華城外国人保護所に拘禁されているビルマ民主化活動家イェミット氏. [出処:移住労働者の放送]

ビルマ民主化活動家のイェミット氏は4月2日に入管摘発班に捕り、現在は華城 外国人保護所に拘禁されている。彼は2007年に韓国政府に難民申請したが、ま だ審査が行われず難民認定申請受付証を持って歩いている状態だった。

移住労働者の放送によれば、「入管摘発時難民認定申請接受証を提示すれば、 事実確認後に解放するのが慣例だが、4月2日の出勤時の摘発では接受証を見せ たのに水原入管に移送した」と説明した。

これに対して難民室側は『出入国管理法上、難民申請者の居住地住所や連絡先 が変更されれば、難民室に知らせる義務があるがイェミット氏はこれに違反し たので保護所に移送した」という立場だ。

イェミット氏の難民申請と関連したインタビューのために電話連絡と手紙を難 民室に送ったが返事がなく、難民認定申請者リストからイェミット氏の情報を 削除、4月2日の摘発で事実確認されなかった。

だが移住労働者の放送は、難民室の措置について「一方的で行政便宜主義的な 発想」と非難した。イェミット氏と妻は、会社を渡り歩いている状態で、移住 労働者なので勤務時間に自由に電話を受けられなかったという。

またイェミット氏の摘発拘禁以後、再申請をして再接収をしたイェミット氏の 妻と較べ、イェミット氏の拘禁は公平性に外れるという批判も提起された。移 住労働者の放送は「堂々と再申請が可能なのにイェミット氏を1か月以上保護所 に拘禁している状況はとても理解できない」と話した。

イェミット氏が難民かどうかが決定するまで華城外国人保護所に拘禁される予 定だ。だが韓国の難民審査で昨年ビルマ行動の会員9人に難民地位認定を拒否し た事例があり、イェミット氏の釈放はやさしくはないものと見られる。

移住労働者の放送は「イェミット氏が韓国から強制追放されると、彼の生命は 非常に危険にる」とし「ビルマの自由と移住民の権利のために努力するイェミッ ト氏の釈放のために連帯と支持を訴える」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-05-12 17:42:37 / Last modified on 2010-05-12 17:42:40 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について