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国連「韓国はキャンドル集会以後表現の自由が抑圧されている」

国家情報院査察疑惑「事実」と認定

ユン・ジヨン修習記者/ 2010年05月17日15時16分

フランク・ラ・ルエ国連表現の自由特別報告官がこの2年間で韓国の表現の自由 が萎縮したと主張した。

5月6日から韓国の表現の自由実態調査を始めた特別報告官は、すべての日程が 終わる17日午前10時30分、プレスセンターで記者会見をして調査内容を発表した。

▲5月6日から韓国の表現の自由実態調査を始めた国連特別報告官は、全日程が終わる17日午前10時30分、プレスセンターで記者会見をして調査内容を発表した。

この席で彼は「韓国を訪問した目的は、韓国の人権状況が過去より進展または 後退したかどうかを調べるため」とし「韓国はキャンドル集会以後表現の自由 が制限され、萎縮している」と説明した。

続いて「2年間、韓国では過度に法を狭く解釈するなどで表現の自由が萎縮して おり、キャンドルデモ以後、意思表明の議論はかなり政治化している」と指摘した。

またインターネットでの表現の自由についても「韓国は超高速インターネット 網の設置が80%以上だが、キャンドルデモ以後、インターネットの表現に関す る起訴件数が増え、表現の自由が抑圧され、萎縮している」と主張した。

特に先日、英国のあるコラムニストがサムスンを風刺するコラムを『コリアタ イムズ』に書いて名誉毀損容疑で告訴された事件について「言論は多様な言語 とスタイルを使うことができ、風刺やその他の形式を借りることもある」とし 「ユーモアや風刺は表現の自由内でいくらでも可能」と話した。

全教組の時局宣言に関する法院の有罪判決にも口を開いた。彼は「いかなる公 職者も一般市民と同じように、表現の自由を享受できる」とし「今回の全教組 事件は、表現の自由が明白に侵害された事例」と明言した。

一方、特別報告官の訪韓期間中、国家情報院が査察した疑いについて「事実」 と認め、「本当の民主主義なら(調査活動に)特別な制裁があってはならないが、 遺憾だ」と明らかにした。

フランク・ラ・ルエ特別報告官は韓国訪問の後、16の政府部署と各分野の市民 社会団体、そして人権侵害被害者と会い、韓国の表現の自由の実態を調査した。 また5.18光州民主抗争の時には、光州望月洞墓地を訪問し、烈士を追慕した。

特別報告官は、韓国での調査を基礎として公式な報告書を来年6月に国連理事会 に提出する予定だ。この報告書には文化、芸術分野などを含む、韓国での広範 囲な面談内容と分析が掲載される計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-05-19 07:35:49 / Last modified on 2010-05-19 07:35:51 Copyright: Default

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