韓国:言論に刃を突きつけた政府...KBS報道本部部長総辞職 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・映画アンケート募集中 ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(フェスタ投句先) ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/28) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
言論に刃を突きつけた政府...KBS報道本部部長総辞職など議論拡散CBSとJTBCを告訴告発...政府糾弾の声高まる
ユン・ジヨン記者 2014.05.16 16:25
セウォル号惨事についての報道姿勢に対するマスコミの自省の声が高まっているなかで、 政府が政府批判報道をした一部の報道機関に刀を突きつけた。 政府がマスコミへの干渉を本格化し、政府と言論労働者たちとの対立も高まっている。 KBS報道本部の部長たちは、吉桓永(キル・ファニョン)社長の辞任を要求して総辞職を宣言し、 元老ジャーナリストが現職ジャーナリストに反省と行動を訴えている。 言論労組KBS本部も吉桓永社長の辞任を要求してテント座り込みに突入した状態だ。 [出処:言論労組] 先日、青瓦台は朴槿恵(パク・クネ)大統領のセウォル号焼香所弔問が演出ではないかという議論を報道したCBSノーカットニュースに対し、 訂正報道と損害賠償請求訴訟を提起した。 青瓦台側はCBSの報道により、金淇春(キム・ギチュン)秘書室長など秘書室関係者の名誉が傷つけられたとし、 ソウル南部地方裁判所に8千万ウォン相当の民事訴訟を提起したという。 5月13日には言論仲裁委員会に訂正報道を請求した。 CBSノーカットニュースは4月29日、朴槿恵大統領が安山にあるセウォル号惨事政府合同焼香所を訪問して慰労したおばあさんが、 青瓦台が交渉した人物だったと報道した。 しかし青瓦台はこの事実を否定し、CBS側に名誉毀損訴訟を提起した。 CBS労働者たちは青瓦台が訴訟を提起したことをむしろ喜んでいる。 言論労組CBS支部はこの日、声明を出して 「青瓦台がCBSを『垂れ流し』のマスコミではないと公式に認めてくれて、ただうれしい」とし 「ほとんどすべての既存のマスコミが大衆から袋叩きにされている中で、 唯一CBSは政府とグルではなかったと青瓦台が証明してくれるので感泣する」と明らかにした。 これまで民間業者との癒着の議論に苦しんできた海上警察も、報道機関記者に刀を突きつけた。 西海地方海洋警察庁木浦航空隊は5月15日、JTBC記者などが彼らの名誉を傷つけたとし、 全南の木浦警察署に告訴した。 JTBCは14日、セウォル号沈没直後に出動した海上警察ヘリコプターの一部隊員が、 船内の乗客を見ても命の危険を考えて船内に入らなかったという陳述を報道した。 MBCも自社の解職記者で「Goバルニュース」のイ・サンホ記者を名誉毀損と侮辱容疑で告訴することにした。 MBC側は5月8日、イ・サンホ記者が報道した「MBCが言論であることを放棄した露骨な歪曲報道で大統領を擁護している」という内容が彼らの名誉を傷つけたとし、 イ・サンホ記者とキム・ヨンウGoバルニュース発行人を検察に告訴すると明らかにした。 こうした状況で、KBS報道本部の部長18人はKBSの吉桓永社長の退陣を要求して職務総辞職を宣言した。 彼らは16日、社内掲示板で「政権からの独立性を守れない人が、いや、政権と積極的に癒着してKBSのジャーナリズムを亡ぼした人がなぜKBS社長なのか」とし 「吉桓永社長に要求する。今すぐ辞任しろ」とし、部長職を辞任する意思を明らかにした。 80年解職ジャーナリスト協議会と東亜自由言論守護闘争委員会、MBC、YTN解職ジャーナリストなどの元老ジャーナリスト約100人は、 現職ジャーナリストに送る要請文を発表して 「われわれは言論労働者たちに切に訴える」とし 「今は皆さんが所属会社を問わず、全国で一つになり、 自由言論と公正放送を実現するために互いに肩を組むべき時」と強調した。 一方、全国言論労働組合と民主言論市民連合、言論改革市民連帯などは5月19日、 セウォル号遺族蔑視発言当事者のMBCのキム・ジャンギョム報道局長とパク・サンフ全国部長の謝罪と辞任を要求し、 検察に遺族名誉毀損および侮辱罪で告発する方針だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-05-18 00:05:12 / Last modified on 2014-05-18 00:05:13 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |