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不法酒類販売のホームエバー、米牛肉オーストラリア産に偽装発覚

原産地表示・民間自律決意など政府の解決法は効果がないことが証明された格好

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年06月17日10時59分

非正規職解雇1等企業のイーランド。今年の初めに不法酒類販売で酒類販売免許 まで取り消され、イメージに大きな打撃を受けたイーランドが、今回は米国産 牛肉をオーストラリア産と偽って売っていたことが発覚した。

農産物品質管理院が調べた結果、ホームエバー仁川クウォル店で米国産牛肉が オーストラリア産として販売されていた。ホームエバー全国11の売り場に入店 していた『セアチム』という業者が昨年購入して冷凍保管していた米国産牛肉 を味付け肉にした後、これにオーストラリア産の表示を付けて販売した。この 味付け肉は、6月14日午前から2.5kg程度が販売されたという。

これについてホームエバーは、「この業者が入っている全国11の店舗から全品 を回収し、今後の追加調査の結果により解約や告発を検討する方針」と明らか にした。農産物品質管理院はホームエバーが組織的に行った行動ではないと発 表したが、店舗全体の管理責任があるホームエバーも今回の事件から自由では ないものと見られる。すでにネチズンのホームエバー不買運動の流れが見えて いる。ダウムID『多細胞少年』は、「小さな町の食堂でもないのになぜか。単 にホームエバーだけか。イーランドをどうするべきか」と、問題を提起した。

また政府は米国産牛肉への国民の不安が深まり、これまで店頭や飲食店などで の原産地表示を強化し、集中的に摘発する計画を発表した。だが、今回の摘発 で国民の憂慮が現実になり、不安はさらに深まる展望だ。特に現在政府が再協 議の効果を上げられるとして進めている企業の『民間自律決意』も国民の同意 を得にくいものと見られる。これに対してダウムID『分離』は「金に目がくら んだ業者が自律決意しても、狂った牛の肉が入らないという政府の話を信じろ と言って誰が信じるだろうか?」と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-18 05:58:15 / Last modified on 2008-06-18 05:58:18 Copyright: Default

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