韓国:国定化秘密推進団、〈韓国史〉筆者陣の学校に裏調査 | |||||||
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国定化秘密推進団、〈韓国史〉筆者陣の学校に裏調査19日、受信番号に電話をかけると、「国際教育院の宿直室です」
ユン・グニョク記者 2015.10.26 17:44
▲19日にかかってきた秘密推進団の電話番号が記されたA高校教務室の電話通話目録。[出処:情報提供者] ソウル市恵化洞にある国立国際教育院で稼働している国定化秘密推進団が、 高校〈韓国史〉の執筆陣がいる学校に電話をかけ、 調査をしていた情況が初めて把握された。 執筆陣のあら探しのための調査ではないかという疑惑があがっている。 事務室が発見される5日前にA高校に電話で質問10月19日午後2時20分。 「教育部教育課程政策課」という人からA高校に電話がかかってきた。 この学校によれば、電話をかけた人は「○○出版社が出版した〈韓国史〉を選択した理由は何か」と質問したという。 A高校電話機に記録された10月19日午後の通話目録を入手して調べると、 送信者の電話番号は02-763-0011だった。 記者はこの日の午後、2回にわたり該当番号に電話をかけた。 電話を受けた当事者は、秘密推進団所属の李○○主務官だった。 李主務官は当時、通話で自分の名前を名乗り、 電話を受けた後に「ここは国立国際教育院」と話し、少しあとで電話を切った。 続いて二回目に電話を受けた人物は 「ここは国立国際教育院だが、教育部教育課程政策課とは無関係の所」とし 「ここは国際教育院の当直室で、私は何も知らない。 高校に電話をかけて教科書選択を調べた人はいない」と話した。 これから6日後の10月25日、秘密推進団の事務室が発見された。 場所は国際教育院で、推進団員の中にには李○○主務官の名前もあった。 この日公開された「TF構成・運営計画」文書を確認した結果だ。 26日午前に同じ電話番号で通話を試みたが 「貴下の電話はお繋ぎできません」というメッセージが出てきた。 一日前に秘密事務室が露呈した後、受信を止めたものと見られる。 これについて〈韓国史〉教科書の執筆者でA高校に勤めるB教師は 「前回、○○部長から出版社の選択理由を質問する教育部の電話がきたという知らせを聞いた後、 極右団体が教育部の名前で裏調査をしていると予想していた」とし 「ところで結局、秘密推進団の仕業だったことがわかって、とても驚いており不快だ」と話した。 「保護者動向把握」の業務を担当していた崔研究官は国定化反対集会に直接出席▲国定化秘密推進団が作成した文書. [出処:都鍾煥議員室] 一方、秘密推進団所属の崔○○研究官は10月17日の午後4時に開かれた国定教科書阻止のための汎国民大会にスーツを着て参加した。 集会隊列の後にあるベンチでだ。 当時、崔研究官は記者と会って「ただ通りかかったので立ち寄った、一人で参加した」とし 「公式な出張できたわけでなく、個人的に来たので出張費を申請することもない」と話した。 だが25日に公開された秘密推進団の文書には、 崔研究官の担当業務欄に次のような文句が記されていた。 「教員・保護者・市民団体の動向把握および協力」 17日の汎国民大会は、教員と保護者、市民団体が開いた集会だった。 釈明を聞くために26日に崔研究官に電話をかけたが受けなかった。 教育部は26日未明に出した説明資料で、秘密推進団を構成した理由について 「歴史教科書発行体制の改善方案に関して国会の資料要求やマスコミの報道の増加で業務が増加した」とし 「これにより、業務を効率的に進めるために現行の歴史教育支援チームの人員を補強した」と説明した。(記事提携=教育希望) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2015-10-27 10:33:02 / Last modified on 2015-10-27 10:33:03 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |