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ブラジル ワールドカップ、暴動鎮圧装備業者に大金...224億ウォン売り上げ

[ワールドカップに正義のシュートを]コンドル、最近5年間で30%成長...「国家弾圧は金儲けの機会」

チョン・ウニ記者 2014.06.23 12:36

ブラジル鎮圧装備専門業者のコンドル(Condor Nonlethal Technologies)が ワールドカップ「特需」を利用して金をかき集めている。

最近、ブラジルビジネストゥデイは暴動鎮圧装備製造業者会社のコンドルが、 ワールドカップを契機に2200万ドル(約224億ウォン)を売り上げたと報道した。 コンドル社は、ブラジル政府と民間警備業者にペパースプレー5万個をはじめ、 催涙ガス、ゴム弾、テイザー・ガン、閃光弾、騒音弾などの暴動鎮圧装備を販売し、 このような収益をあげた。 ワールドカップ特需の他にもこの会社はこの5年間で30%の成長を記録したとこの言論は伝えた。

[出処:http://revolution-news.com/]

27種類の鎮圧装備を製造、輸出するコンドル社は、 2000年代の初めに米国警察特殊部隊(U.S. SWAT)から輸入した訓練戦術に基づき、 非殺傷武器で暴動を鎮圧する装備を提供する。 ブラジル調査報道ジャーナルのパブリカによれば、 コンドル社はブラジル政府とブラジル保安産業連合(SIA)と独占契約しており、 ブラジル警察などすべての公共防衛および保安機構に対し、別途の審議なく装備を販売している。 ブラジルに催涙ガスを輸出するには外交および国防当局の認可が必要だが、 正確な販売数は公開されていない。

コンドル社の売り上げはブラジル政府が2000年代初期、 治安産業を国際水準で発展させるという名目の下で販売規制措置を緩和したことにより、増加してきた。 2006年、ブラジル政府はコンドル社と共同で当時、世界最大規模の非殺傷武器国際会議を誘致した。 演説者には米軍退職大佐で武器輸出業者のジョン、アレクサンダーなどが参加した。 今月の初め、パブリカは最近、米国のFBIがブラジルの暴動鎮圧訓練に介入し、 米国国務省はブラジル警察の軍事化を促進していると暴露した。

このようなコンドル社は、ブラジル政府の他にもエジプト、トルコ、UAEなど主な人権弾圧国をはじめとして海外数百の都市に鎮圧装備を輸出する。 コンドル社は正確な収益内訳を公開していないが、 公式のマーケティング記録によれば、非殺傷武器と弾薬の海外営業部門で5千万ドル(約509億ウォン)の売り上げを記録している。 催涙弾などの非殺傷武器は相次ぐ致命的な結果にもかかわらず、 治安維持装備に分類され、国際化学兵器条約の適用を受けない。

ブラジル政府は今回のワールドカップ治安予算として約9億ドル(9165億ウォン)を配分した。 経費には暴動鎮圧装備その他の軍警兵力および軍装備が含まれている。 ブラジルビジネストゥデイによれば、昨年のFIFAコンフェデレーションカップの期間にも 1800個のテイザー・ガンと8300個の閃光弾と騒音弾が使われた。

催涙ガス投入反対キャンペーンを行っている平和活動家のキンバー・ハインズは 「コンドル社のような企業は、これを収益創出のための機会と見ている」とし 「彼らは絶対的に国家の弾圧によって利益をあげる企業」と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-06-24 03:51:21 / Last modified on 2014-06-24 03:51:46 Copyright: Default

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