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編集時刻 2000年12月28日15時31分KST ハンギョレ/社会

[銀行] 「ストライキ誤ちない。だが国民におわび」

六日間のストライキ座り込みを終え、28日に銀行に復帰した一部の国民・住宅 銀行労組員は、まだ正常に業務を遂行することができず、三々五々集まって今 後の業務復帰可否を巡って論議を行った。

彼らは労組指導部のストライキ撤回という公式立場が出ていない状態であるこ とに加え、同僚がすべて復帰していないという点を意識し、マスコミとのイン タビューをとても敬遠して用心深く話し始めた。

今年の始めに入社し、汝矣島住宅銀行本店で勤めている金某(28)氏は「ストラ イキ初日から一山の座り込み現場にいて、あとで労組の先輩等の決定によって 復帰したが、仕事が手に付かない」と話した。

金氏は、「どっちみち国民-住宅銀行間合併は逆らえない大勢だけに、これを 認めて今後の状況に適切に対処しなければならないだろう」と話した。

国民銀行倉洞支店の呉某(32.女)氏は、「六日間ストライキ座り込みで健康が 悪化し、労組分会長から復帰しろという電話を受けて復帰した」と語り、「不 便をおよぼし顧客たちに申し訳なく、私だけ復帰して同僚の労組員にも申し訳 ない気持ち」だと心境を吐露した。

呉氏はしかし、「韓国の風土から、優良銀行間の合併はだれの助けにもならず、 国民銀行株主である職員の意見を無視して政府が勝手に合併を発表したことは 理解できない」とし、両銀行合併白紙化を主張して大統領が乗り出し、事態を 解決してくれることを要求した。

呉氏は顧客の不便と関連、「たとえ今日復帰しても、顧客にあわせる顔がない」 とし「その為、今回のストライキで一定の成果がなければ顧客に語る言葉がな い」と話した。

名前を明らかにすることを敬遠する住宅銀行上溪駅支店のある銀行員は「現実 的に、銀行ストライキで国民への被害がおびただしいと判断し、個人的に業務 に復帰した」としながら「しかし、私たちのストライキが誤りだという意味で は絶対にない」と語った。

この銀行員は「ストライキは正しいが、銀行業務のマヒ事態は防がなければな らず、国民が不安でお金をまとめて引き出そうという動きもあちこちで見られ るようだ」としながら「顧客が亡びれば銀行がありえない」と話した。

(ソウル/連合ニュース)

ハンギョレ新聞 http://www.hani.co.kr/section-005000000/2000/005000000200012281531696.html


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