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編集時刻 2000年12月26日20時49分KST ハンギョレ/社会

[銀行] 一山座り込み現場「死守隊」、アンサンホ代理

1万余名のストライキ隊伍、一番前に立った。 アンサンホ(36・写真・国民銀行木洞支店)代理は、国民・住宅銀行のストラ イキが始まった去る21日から死守隊参加を自ら要望した。初めてつかむ鉄パ イプは馴染みなかったが、誰かはしなければならないことだと感じた。

公権力投入説が飛び交った26日も、彼は京畿道高陽市の国民銀行一山研修院の 正門前で死守隊の最前列を守って立った。「こうして率先するのは初めてです。 こういう私を見れば、家族たちが心配するけれど理解してくれます。」

安氏は冷たい風も防げないテントで背を丸くして寝て、五日間ぶっ通しでスト ライキ現場で送った。二兄弟姉妹と妻が目の前にちらついたが、図らずも心配 するかと思い絶対近くにくるなと一喝した。

1990年に入社した安氏はこれまでストライキには批判的だった。『前後の区別 もなく興奮したり、無分別な行動をとろうとしている」ように見えたためだ。 だが、今回のは違うと考える。

「救済金融時期に人材を縮小した時も、これほどは反発しませんでした。問題 は透明性です。官僚支配金融はしないと言う人々が、密室交渉で二銀行の合併 を独断的に決定しました。」

大型優良銀行を作るという政府の期待にも安氏は懐疑的だ。「それはそんな可 能性だけで、結局、優良銀行二つを不良恐竜銀行にするものでしょう。無条件 に合併を急ぐのではなく、労使合意で合理的に会社の将来を決定しなければな りません。」

韓国の金融を守るという思いでテントの柱を抜いて手に握った安氏は、しかし 鉄パイプは振り回さないつもりだ。「警察は私たちの敵でありません。私たち を引出せば、そのまま引きずられていきます。死守隊は最も先に引きずり出さ れるものです。しかし、ストライキは続くものです。」引きずられて踏みにじ られることを待つ死守隊員、安氏の覚悟だ。

アンスチャン記者ahn@hani.co.kr

ハンギョレ新聞 http://www.hani.co.kr/section-005000000/2000/005000000200012262049099.html


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