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(編集時刻 2000年12月26日11時58分KST )ハンギョレ/経済

[銀行] 国民・住宅銀行の営業、事実上マヒ(総合)

国民-住宅銀行が労組員等のストライキで非常営業を始めたが、統合店舗さえ 人材不足で正常な運営が出来ず、顧客たちが大きな不便を体験している。

また、新韓、Hanbit、企業銀行などが預金を代行支給する問題も、電算網を連 結する問題が容易ではなく、いつサービスできるかわからないなど、年末を迎 えて資金市場に一大混乱が起きている。

26日、金融監督院と国民・住宅銀行等によれば、国民銀行はこの日から29の統 合店舗を運営する方針だったが、午前中に門をあけられた所は20店にすぎず、 それさえ人材不足で業務がきちんとできずにいる。

また、住宅銀行は前日金融監督院に申告した59店の他に、追加店舗を開設し、 84の統合店舗を選定したが、地方では手が足りずに半分以上が定刻に開店でき ないなど、正常な業務が出来なかった。

これに伴い、年末を迎えて俸給や賞与金支給ができず、家計生活に混乱が起き ており、小切手や手形交換などの企業金融取引も支障をきたし、大規模連鎖不 渡り事態が起きる可能性も排除できない状況だ。

それ以外に現金支払機(ATM、CD)も全く作動せず、取引客は開店している店舗 を探してあちこちさ迷う等の混乱が起きている。

国民銀行の関係者は「年末を迎えて俸給や賞与金を引き出そうとする顧客が統 合店舗に大勢集まっているが、人材が非常に不足しているうえに急いで集めた 契約職なので業務がうまくできない」と話した。

住宅銀行の関係者も、「年末精算を受けるために個人年金や住宅関連貯蓄預金 などの証憑書類を持ってくる顧客等も多いが、人材がおおいに不足し、きちん と処理できない実情」だと説明した。

国民銀行のある統合店舗の関係者は、「23人が定員だが、契約職などの10人だ けで業務を見ている」とし、「手形や小切手交換、貸出などの業務はできず、 入出金業務も正しく処理できない状態」だと明らかにした。

金融監督院は、国民・住宅銀行取引企業に対してストライキ終了時まで与信満 期延長はもちろん不渡りも猶予してくれるようにしたが、中小商人等の場合、 資金の流れが円滑でなくなり、約束した支給決済日にまに合わない事例が急増 している。

一方、一山の国民銀行研修院で5日目の座り込みをしている国民・住宅銀行労 組員は、警察兵力が投入されて強制解散されれば、第3の場所で集結するより は分会別にストライキを進行する方向で意見を集約した。

労組の関係者は、「分会別によく団結しており、強制解散されれば分会別に闘 争を続けることにした」と語り、「大部分の労組員は銀行に復帰せず、自宅で ストライキを進行するものと見られる」と話した。

キムジョンヒョン。チュジョングク記者(ソウル/連合ニュース)

ハンギョレ新聞 http://www.hani.co.kr/section-004000000/2000/004000000200012261158403.html


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