編集時刻 2000年12月24日14時07分KST ハンギョレ/社会

[銀行] 国民銀行チーム長、次長たちストライキ賛同

国民銀行のチーム長、次長協議会が24日、労組ストライキに賛同して一部の店 長等も現経営陣の退陣を主張する等、国民・住宅銀行労組ストライキの波紋が 広がっている。

国民銀行のチーム・次長協議会はこの日中にチーム・次長1020人全員が二銀行 労組員1万5千余名が座り込みをしている京畿道一山国民銀行研修院に集結、ス トライキに参加することにしたと明らかにした。

協議会によれば、この日の午後1時現在、首都圏地域のチーム・次長200人余り が既に研修院に集結して、残るチーム・次長等も地域本部の事情によって研修 院に合流したり該当地域でストライキに賛同する予定だ。

二銀行の合併にともなう実体調査などの実務準備をする合併実務委員会の実務 主軸である次長級の職員たちがこのように大挙してストライキに賛同すること により、来る26日からの二銀行の業務支障ばかりでなく、合併手続きにも大き な支障が予想される。

チーム・次長協議会側は「今回の合併は典型的な官僚支配金融の結果であり、 合併が撤回されるまで労組員等と行動を共にして闘争する」と明らかにした。

これに先んじ、チーム・次長協議会は合併発表直後の去る22日の夜、研修院の 座り込み現場を訪問し、「合併無効及び労組ストライキ支持」を宣言した。

一方、この日の午前10時にソウル麻浦区道禾洞で開かれた国民銀行中部地域本 部店長会議は「現経営陣退陣」を要求して「新経営陣構成以前は対話不可」の 立場を定め、残る8つの地域店長等も対策会議を開いているものと知らされた。

(高陽/連合ニュース)

ハンギョレ新聞 http://www.hani.co.kr/section-005000000/2000/005000000200012241407280.html