本文の先頭へ
LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース:知ってほしい いまも取り残されている朝鮮人遺骨のこと
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1722559585418st...
Status: published
View


<<『 週 刊 金 曜 日 』 メール ニュース >>             2024.8.2
_________________________________________________________『週刊金曜日』

〈デジタル金曜日〉始めました!電子版のサブスクサービス
https://www.kinyobi.co.jp/digitalkinyobi/

====================================================================
<https://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】新刊本のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】注目の記事

■崔善愛編集委員の責任編集
知ってほしい いまも取り残されている朝鮮人遺骨のこと

「日韓併合」へと向かう1905年、山口県・下関と朝鮮半島南東部・釜山を結ぶ関釜連絡船
が就航した。その後40年間、多くの朝鮮人を運んだ連絡船は、日本による朝鮮民族支配の
象徴でもあった。
 下関から日本各地の炭鉱やダム、飛行場建設へと散らばされ、過酷な労働により亡くな
った人も少なくない。日本の敗戦で植民地支配は終わったものの、その傷は終わることが
ない。歴史の証しはいまもひっそりと存在している。それが「遺骨」だ。1942年、山口県
宇部市の沖合にある長生炭鉱で水没事故が起きた。犠牲者183人のうち朝鮮人は136人。今
年7月、沈められたままの遺骨を探し出すプロジェクトがやっと始まった。強制労働の末
に亡くなった朝鮮人遺骨に対し、両国政府と民らはどう向き合ってきたのか。歴史は「解
決済み」ではない。

●北九州市・永生園
「なぜ私たちは日本に住んでいるのか」筑豊の寺をまわった父・崔昌華牧師
崔善愛

●長崎県壱岐・天徳寺
79年前の引き揚げ船遭難犠牲者 日韓の寺が合同慰霊
佐々木亮

日本の敗戦後、朝鮮半島をめざしていた引き揚げ船が遭難。犠牲者の遺骨を預かっている
のが壱岐の天徳寺だ。現在は日韓の寺が合同で慰霊祭を行なう。

●北海道・一乗寺住職 殿平善彦さんインタビュー
「死者が追悼されずに埋まっている」発掘の拠点「笹の墓標展示館」の再建を
聞き手・崔善愛

2015年、殿平さんら日韓市民でつくる「強制労働犠牲者追・遺骨奉還委員会」が北海
道
各地で集めた朝鮮人遺骨115体を韓国に返還した。以来、崔編集委員と交流があるとい
う。

●確認された朝鮮人遺骨は1000体以上
問われる強制動員の責任 調査しても返還しない日本政府
竹内康人

市民や宗教者らが遺骨の追悼や発掘に取り組む一方、日本政府は何をしているのか。政府
の「実態調査」によると、全国に朝鮮人遺骨が散らばっているのがわかる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2】編集長コラム

ハリスと寅子

 右耳から血を流しながらこぶしを挙げるトランプ前米大統領。背後には星条旗がはため
く。この写真を、『ニューズウィーク』(日本版)も『TIME』も表紙に使用した。トラン
プ氏の暗殺未遂事件が起きてほどなく開かれた共和党大会で、氏は正式に同党の大統領候
補に選ばれた。

 一方の民主党は、バイデン大統領が大統領選からの撤退を表明、ハリス副大統領を大統
領候補として支持した。来月19日からの党大会で正式に決まるかはまだ未知数だが、ヒラ
リー氏も破れなかった最も高い「ガラスの天井」を破り、初の女性大統領が誕生するのか
。それともトランプ氏が返り咲くのか。本誌では、トランプ氏の暗殺未遂事件が米国、そ
して世界に及ぼす“衝撃”と影響について、緊急で企画を組んだ。

 そして、特集はいま話題のドラマ「虎に翼」。トラはトラでも、トランプならぬ「寅子
」が主人公だ。寅子のモデルである三淵嘉子さんは日本初の女性裁判所長だ。本誌ならで
はの特集をぜひ楽しんで読んでほしい。(文聖姫)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【3】次号予告

★2024年8月9日・16日合併(第1484)号
 
【敗戦特集】
●戦争は静かにやってくる

●「戦争ができる国」
軍備増強に邁進する自民党と財界は日本をどこに導くのか 四つの要素が揃って完成、日
中戦争勃発時に酷似|山崎雅弘

●視覚障害者と戦争
戦闘機の爆音をレコードでおぼえ「防空監視哨」に立つ 基地や前線の医師不足を補う「
海軍技療手」|古川晶子

●戦前の「婚活」
「大東亜戦争」完遂、「健全人口」増やすため 優生思想推し進めた重大な人権侵害|吉
永磨美

●沖縄戦 歪曲の危険
美化する動きは戦争正当化につながる 指揮した軍人と内務官僚|吉永磨美

●東アジアの安全保障
「一蓮托生」のつもりでも、米国の「捨て石」にされるかも     米軍独自の演習に自衛
隊が初参加|布施祐仁

●悪法・治安維持法
排外主義の沸騰を契機に「新しい戦前」は進行する|荻野富士夫

●「英雄」遺族の人知れぬ苦しみ 空襲止まぬウクライナの街|写真・文/ 丸山博

●平和を思う夏のTVドキュメンタリーと映画|ワタナベ=アキラ

【不謹慎な旅】
●よみがえる戦争の亡霊 現代に重ねた戦中戦後写真|写真・文 木村聡

【政治】
●泉健太ミッション内閣は実現するか 立憲と国民の「橋渡し議連」発足|宮崎信行

【岸田政権とは何だったのか】6 安保大転換
●対米追従、防衛産業との癒着 国民を闇に引きずるブラック・ホール|半田滋

●「日本売り渡し」 その後に待ち受ける「台湾有事・即・自衛隊参戦」|前田哲男
                                
【健康】
●報告書で明らかになった 小林製薬の驚くべき実態|垣田達哉

【弁護士任官「どどいつ裁判長」の訴え】(下)
●「司法の危機」が裁判官たちに沈黙をもたらした 竹内浩史裁判官単独インタビュー|
佐藤和雄

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【4】新刊本のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典。

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめでわかるのん
ではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)


==============================================『週刊金曜日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※「金曜日サポーターズ」スタートしました!
   https://www.kinyobi.co.jp/supporters/

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
   http://www.mag2.com/m/0000140118.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃発 行  株式会社金曜日                     ┃
┃     〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-5-13        ┃
┃            日本橋スカイビル6階           ┃
┃    http://www.kinyobi.co.jp/                                 ┃
┃編集部  mailto:henshubu@kinyobi.co.jp              ┃
┃業務部  mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp              ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

Created by staff01. Last modified on 2024-08-02 09:46:25 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について