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LNJ Logo 韓国オプティカル:工場屋上籠城200日「労働者を撤去させることはできない」
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投稿者: 中村 猛

工場屋上籠城200日「労働者を撤去させることはできない」
                                  毎日労働ニュース イ・ジェ記者
  
  廃墟となった工場の屋上に上がって199日。季節は春を過ぎて梅雨に入ったが、他の人
たちよりもう少し空に近い場所にいる労働者二人は、未だ地上に辿り着くことができない。

  民主労総と金属労組は、韓国オプティカルハイテクの労働者、パク・ジョンヘ(39)、ソ
・ヒョンスク(42)さんの高空籠城200日を翌日にした24日、韓国オプティカルハイテク亀
尾工場と韓国オプティカルハイテクの親会社である日本の日東電工グループのもう一つの
韓国の子会社である韓国日東オプティカル平沢工場で決意大会を行った。チャン・チャン
ヨル委員長は「韓国オプティカル闘争は、今、解雇も食い逃げもない国を作る闘い」と強
調した。
韓国オプティカルハイテクは2004年に亀尾に工場を設立したLCD偏光フィルムメーカー だ。日本の日東電工グループの韓国子会社で、平沢に同じLCD偏光フィルムの生産工場を 持つ韓国日東オプティカルと一種の双子企業だ。
韓国オプティカルハイテクは、浮き沈みを経験したこともあるが、18年間、営業しなが ら日東電工グループに6兆3354億ウォンを、様々な名目で送金するほどの成果を上げた。 しかし2022年10月、亀尾工場が火災で全焼し、その後、11月に廃業を決め、労働者を解雇 した。当時、金属労組韓国オプティカルハイテク支会は、工場の再建を願って抗議したが 解雇され、不当解雇を争ったが、敗訴した。どんな理由でも良いので、双子企業の日東オ プティカルに転職させて欲しいと要求したが、これも失敗に終わった。結局、労働者たち は亀尾工場で552日間の座り込みを続けている。今年の初め、亀尾市が亀尾工場の撤去を 条件付きで承認すると、これを妨げるために、パク・ジョンヘさんとソ・ヒョンスクさん が廃墟となった工場に上がって座り込みを始めた。
「高空籠城は全身で解雇を拒否することだ。雇用を、家族を、労働組合の自尊心を守り たい。今まで外国の食い逃げ資本に痛い目に遭った数多くの労働者に、堂々と勝利したと 言いたい。そんなことができるなら、本当にそんなことができるなら、人間バリケードに なっても良い。」高空籠城をしている二人の労働者が労組に伝えた言葉だ。高空籠城突入 当時、労組はマスコミに配布した声明で「労働者を撤去させることはできない」と書いた。 高空籠城で無理な撤去の試みは止まったが、いじめは執拗だ。民主労総のイ・テファン 首席副委員長は「日東電工資本は、50年の土地無償賃貸と、法人税の減免などの税制の恩 恵を享受しながら17兆ウォンの収益を出し、火災が起きると雇用を継承せよという切迫し た叫びにも、損害賠償と仮差し押え、強制履行金の賦課に、組合員の不動産の強制競売と 賃貸住宅保証金の差し押さえまでする」と指摘した。
この日、労働者たちは勝つ闘いを強調した。化繊食品労組ロック&ロック支会のソン ·セホ会長は「外国資本は、先例を残さないために雇用を継承せず、熟練工を街頭に 追い出す。」「再び外国資本の利益のために、大韓民国の労働者が被害を受けないように 先例を作る闘いをしよう」と強調した。 本文と写真は以下に http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=222776

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