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LNJ Logo 渡部通信(5/30・6/1) : 若者を再び戦場に送るな!(2)(3)
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渡部通信(5/30) : 明けない夜はない(252)
<若者を再び戦場に送るな!(2)都知事選>

============================= 5月22日の「明けない夜はない(249) <羽場久美子先生の講義と東アジアでの代理戦争の危機(前)>」 の最後に、私は次のように書きました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー また、「東アジアの国連、既に始まっている!」として、 北東アジア自治体連合、6か国80自治体が参加、 沖縄を含む3自治体が今年参加へ! ということも紹介された。 ・・・ 日本ではすでに、 愛森・秋田・山形・新潟・富山・石川・福井・京都・兵庫・鳥取・島根 が参加している。参加は都道府県単位ということで、 「東京都も参加できるようにしてください」と言われました。 もし東京都が参加するようになれば、東アジアの平和の為に、 きわめて大きな力を発揮することになるだろう。 草の根市民の力こそ歴史を動かす原動力である。 皆さん、一緒に声を上げませんか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 5月27日、立憲民主党の蓮舫参議院議員が、 7月の東京都知事選挙に立候補を表明しました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 国民の声は、裏金議員や政治とカネの問題がある自民党政治の延命に 手を貸す小池都政をリセットしてほしいというものだ。 その先頭に立つのが私の使命だ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー と述べました。 5月28日、都内の区市町村長52の有志や、都議会の都民ファーストの会、公明党が 小池知事に3選出馬を要請しました。(要請しなかったのは杉並・世田谷など10) 知事は「重く受け止める」などと述べました。 立候補するつもりです。 2期8年の小池都知事は当初、 「都民ファーストの視点で情報を公開する」 などと言っていました。しかし実際にやってきたことは、 「自分ファースト」「情報不開示」「都政の私物化」でした。 その事はこの間の「英語スピーキングテスト」などにもよく表れました。 その問題で闘ってている大内裕和・武蔵大学教授は FBで次のように述べています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 小池都知事は「公共の私物化」を推進してきました。 その問題点について東京都知事選挙で問われるべきです。 1. ESAT-Jは「公教育の私物化」 2. 神宮外苑開発は「公共空間の私物化」 3. プロジェクションマッピングは「都庁舎の私物化」 4. 都議会での言論封殺は「都議会の私物化」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どこに「都民ファースト」があるというのでしょうか。 ところで、今回の都知事選は大きな意味を持つ都知事選になると思います。 蓮舫氏は「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい・・ その先頭に立つのが私の使命だ」と述べました。 また、大内氏は「小池都知事は『公共の私物化』を推進してきました」 と述べています。 そして羽場氏は「北東アジア自治体連合」に 「東京都も参加できるようにしてください」と述べています。 今回の選挙は、こうした課題を解決する 重要な意味を持つ選挙になると思われます。 またそれだけではありません。 6月7〜18日の米軍最大規模の演習に自衛隊が初参加するように、 東アジアでの代理戦争準備が急ピッチで行われる中での選挙です。 その演習は国内9都道県の自衛隊・在日米軍施設も使用、 米軍の戦闘機などと連携しての訓練もする予定だという。 岸田政権は日本列島をアメリカの最前線基地にし、 本気で戦争をするつもりです。 日本は戦場になるでしょう。 そうした中、「平和憲法」を掲げる日本の首都で、 戦争に反対する知事が生まれることは、 東アジアの平和にとって極めて重要です。 蓮舫氏の戦争準備に対する姿勢がどうなるか? 心配の方もいるかもしれませんが、 それは私たち草の根市民の下からの運動の力にかかっています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 杉並区では、6月2日(日)19:30〜21:00、 セシオン杉並(8・9・10集会室)で、 <今度は都知事だ!杉並キックオフ!>集会が開かれます。 (定員:先着140名) 主催は、住民思いの都知事をつくる会 です。(添付参照) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 若者を再び戦場に送らないためにも、 都知事選を闘い抜き、勝利を勝ち取りましょう!! ********************************************************* 「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス http://houinet.blogspot.jp/ 千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ http://hinokimitcb.web.fc2.com/ 「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト http://hinokimi.web.fc2.com/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
渡部通信(6/1) : 明けない夜はない(253)<若者を再び戦場に送るな!(3)世界大 戦への動き急>
============================= ご存じの方も多いかもしれませんが、 フリー・テレビディレクターの楠 佳那子氏は、2024年の1月25日、 <「第3次世界大戦」が現実味?ロシアとの「全面戦争」に備え始めたドイツ 米国では「内戦」、台湾では中国との軍事衝突に備え「民兵」養成の動き> として次のようなことを書いてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ドイツの大衆紙ビルトは1月16日、ドイツ連邦軍が早ければ2025年にも ロシアと北大西洋条約機構(NATO)との間で武力紛争が起きることを想定し、 準備を進めていると独占で報じた。・・・・ 欧米の主要メディアもビルトの報道を追随。各紙のまとめによると、 ドイツの想定ではロシアがまず、隣国ベラルーシ、 およびロシア最西端であり飛び地のカリーニングラードで兵士を増員。 この脅威に対してNATOが東欧に派兵し、地域の緊張がより高まるという。 ・・・ ドイツはさらに、次のようなシナリオを想定しているという。 ロシアは2月に20万に及ぶ新兵を動員し、6月までにウクライナとの戦線で大幅に前進。 その後、7月にはバルト3国にハイブリッド戦を仕掛け、サイバー攻撃によって、 地域のロシア語を主とする少数派が不当に標的になっているとの偽情報を流す。 そのことによる暴力的な行為が横行し、同地域でのロシアの介入を正当化させる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その後事態は、そのように進みつつある。 NATO諸国はこの間急速に軍備を拡大し、 ドイツ、」イギリス、フランス、ノルウェーなどでは 徴兵制の拡大や復活が行われつつある。 また、これまでウクライナ戦争が拡大することをおそれ、 ウクライナへの出兵や、援助した武器でのロシア領内への武器使用を 制限してきたアメリカを含むNATO諸国はその制限解除に動き出した。 こうなるとウクライナ戦争は、代理戦争ではなくNATO対ロシアの戦争となる。 一方東アジアでも、中国包囲の東アジア版NATOに等しいクアッドなどの 軍事同盟が結ばれ、盛んに軍拡と合同軍事演習が行われている。 そして言葉の上では「一つの中国」を認めながら、 アメリカは台湾に軍事援助をし合同演習まで行っている。 そして、日本も「一つの中国」を認めながら、頼総統の就任式には 超党派の国会議員が参加し、アメリカと一緒になって「台湾有事」を 煽りたてている。これは露骨な内政干渉と言ってもいい。 しかも、この6月7日〜18日の米軍最大規模の演習に自衛隊が初参加するという。 当然東アジアにおける軍事的緊張は高まる。 こうして、東アジアでも第三次世界大戦への動きが急である。 そうした中、7月7日には都知事選があるが、 それに今回、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)が出馬することになった。 田母神氏はこの都知事選を「台湾有事」と「軍拡と改憲」を訴える チャンスと考えているのだろう。東京在住の自衛官はどのくらいいるか 分らないが、それらの自衛隊員や家族の票を期待しているのだろう。 岸田政権下で急ピッチで進む軍拡・戦争準備・改憲を 前進させるための出馬としか考えられない。 改憲で自衛隊が明記されるようになれば、 あるいは改憲されなくても「有事」が起きれば、 自衛隊員は定員割れしているので、 日本でも徴兵制の論議がすぐに持ち上がることになるだろう。 では、なぜ世界大戦が起きるようになるのか。 それは資本主義による貧富の差の拡大と、それによる相対的過剰生産、 その結果起きる熾烈な市場・資源争い、が大きな原因である。 過剰生産を無くすためには、それを破壊しなければならない。 だから、工場や建築物、生産物を破壊する。(それが恐慌である) そして最大の生産力は労働力だから、 働くものを殺し合わせて破壊するということになる。 だれが犠牲になり、だれが儲かるかはお分かりだろう。 すでに世界中で軍需産業の株は値上がりしている。 第一次大戦で戦場に送られたドイツの若者たちを描いた小説に レマルクの『西部戦線異状なし』がある。 それと同じようなことが現在また展開されようとしているのである。 世界中の若者を三たびの世界大戦に送らせてはならない。 ********************************************************* 「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス http://houinet.blogspot.jp/ 千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ http://hinokimitcb.web.fc2.com/ 「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト http://hinokimi.web.fc2.com/

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