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みなさん

東京東部労組の須田です。
以下、東部労組の新しい支部である葛飾福祉館支部結成の報告です。

東部労組葛飾福祉館支部が結成! 団体交渉で施設の閉所方針の撤回などを確認!

高齢者を対象にしたデイサービス(通所介護施設)の職員9人が全国一般東京東部労組葛 飾福祉館支部を結成し、7月17日に第1回団体交渉を行いました。 組合結成のきっかけは、社会福祉法人葛飾福祉館(本部:東京都葛飾区)が運営する「こ ひつじデイサービスわが家」を法人の大高幹理事長ら一部理事が赤字を理由に一方的に閉 所の方針を決めたことです。 これに危機感をもった同施設で働く職員らは6月26日に労働組合の結成大会を開き、その 足で組合員全員が法人本部まで出向いて団体交渉を申し入れました。 第1回団体交渉は「わが家」施設内で開かれ、組合側は支部組合員と東部労組本部役員、 法人側は大高理事長と他の理事一名が出席しました。 はじめに支部の石川委員長が組合結成通知を読み上げ、施設の閉所撤回など9項目にわた る要求書を福原書記長が読み上げ、組合員全員の拍手で確認しました。 これに対して法人側は当初「施設の閉所を決めたことはない」などとごまかしましたが、 組合側の追及により閉所方針があった事実を認めた上で、それを撤回してデイサービス施 設をできる限り継続すると回答しました。 このほか、職員の雇用について有期・無期(常勤・非常勤)の違いにかかわらず誠意をも って守ること、施設を利用している高齢者の方々の生活が継続できるよう誠意をもって対 応すること、法人が運営している他の保育園や学童施設などの職員にも労働組合への加入 を呼びかける周知を認めること、組合事務所や組合掲示板などを業務の支障がない限りは 認めることなど、7項目の確認書を大高理事長と石川委員長が署名する形で締結し、この 日の団体交渉を終了しました。 「わが家」に通われている高齢者およびご家族のみなさん、「閉所」という言葉に不安な 気持ちを抱かれたかもしれませんが、上記のように職員は自分たちの雇用を守ると同時に みなさんの生活を守るために労働組合を結成して法人側との交渉を開始し、法人側も当面 は事業を継続すると回答しました。職員一同、みなさんが引き続き安心して利用できる施 設の維持に努めますのでご理解とご支援をよろしくお願いします。 「わが家」以外で葛飾福祉館の保育園や学童施設などで働いているみなさん、「わが家」 で差し迫った問題が突然出てきたため同施設の職員だけで取り急ぎ労働組合を立ち上げま したが、この労組は名称のとおり社会福祉法人葛飾福祉館に雇用されている職員であれば どの施設でもだれでも加入できるものとして結成しました。仕事や職場のことで何か悩 んでいることがあれば労組にぜひ相談してください。 全国の介護・保育などの福祉関連で働いているみなさん、わたしたちは職員が誇りをもっ て働いていく職場をつくるためには経営者に任せるのではなく職員自身が声をあげていか なければならない、と決意して労働組合を立ち上げました。労働者と利用者がともに生活 と権利を守れるよう頑張っていきます。みなさんもいっしょに声をあげていきましょう! ■参照ブログ記事 https://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/3521108c1cbc32135b6816c406b7af73

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