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News Item 0701korea
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投稿者: 中村 猛

 韓国ワイパー、解雇者の支援の第一歩『トゥボギ財団』発足

  日系企業・韓国ワイパーの清算以後、解雇労働者の再雇用と安山地域の脆弱労働者支援
のための「トゥボギ(こつこつと)財団」がスタートした。

  労働界によれば、6月28日に安山市檀園区にある財団法人トゥボギの事務室で法人の開
所式が行われた。財団理事長はカン・シンハ弁護士が、常任理事はチェ・ユンミ元・金属
労組韓国ワイパー分会長が引き受けた。理事には安山非正規職労働者支援センターのパク
・ジェチョル・センター長、韓国労総安山地域支部のパン・ウンジェ議長、韓国非正規労
働センターのイ・ナムシン共同代表、民主労総安山支部のイ・ヒョンモク議長、日本の労
働政策研究研修機構のオ・ハクス特任研究委員などが名前を上げた。開所式の現場には、
ウ・ウォンシク国会議長やパク・ジュミン・民主党ウルチロ委員会委員長らも出席した。

  財団法人トゥボギは、韓国ワイパーの雇用安定基金として設立された公益財団だ。雇用
安定基金は、韓国ワイパーの一方的な清算通知で解雇の危機に面した労働者たちの闘いの
結果、労使の合意で作られた。外国人投資企業に社会的な責任を問い、雇用安全ネット強
化のための方案として、スウェーデンの事例を参考にして考案されたものだ。昨年8月の
労使合意以後、社会的雇用安定基金運営準備委員会が作られ、運営方案の検討を進めた後、
今年5月16日財団法人の創立総会が開催された。

  トゥボギ財団は単純に解雇労働者の支援だけでなく、安山地域内の雇用脆弱階層の保護
のための活動を推進する。具体的には、△韓国ワイパーの闘争成果の共有、△韓国ワイパ
ーの解雇労働者の就職と生活支援事業、△脆弱労働者の支援事業、△基金の拡大事業など
だ。

  カン・シンハ理事長は「財団は、不当さに抗して闘い、疲れた労働者の憩いの場になり、
再充電ができる場にならなければならない」とし、「韓国ワイパー労働者の闘いで造成
された大切な財団を、暖かい場所として維持するための道に、多くのみなさまが力を合わ
せて欲しい」と話した。
                            2024年6月30日
                            毎日労働ニュース オ・ゴウン記者

本文と写真は以下に
http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=222300

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