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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>        2022.2.11

_________________________________________________________『週刊金曜日』

        
            動画で解説。今週号の読みどころ。
    https://www.youtube.com/channel/UCFnO188pQye8HJ9hIVdmmRg
   

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<http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事

■米軍基地とPFAS

●Q&Aでわかりやすい!
PFASの危険性を徹底解説します
植田武智

ジョン・ミッチェル氏のインタビューで指摘されていますが、沖縄では米軍基地の周辺で
、有機フッ素化合物(PFAS)による環境汚染問題が発生しています。しかしPFASは実は基
地だけでなく、私たちの身近なところで使われている化学物質。これまでも何回か取り上
げてきましたが、改めてPFASについて解説します。

●ジョン・ミッチェルさんインタビュー
「汚染水路に小学校が近接。直ちに児童を守る行動を!」
聞き手/村上朝子

米軍基地が集中する沖縄では、基地周辺のPFAS汚染が近年、連日のように地元紙に報
道されている。汚染の実態はどうなっているのか? 健康被害を食い止めることはできる
のか?

●調査対象は横田基地だけではすまない
東京・多摩地区にも広がる汚染
諸永裕司

沖縄の基地周辺が汚染されているのなら、横田基地のある東京でも同じことが起きている
かもしれない。そう思い当たって取材を始めた筆者。行政の後ろ向きで無責任な対応にあ
いながらも、情報公開を重ねて多摩地区の汚染状況を明らかにしていく。その経緯は新刊
『消された水汚染 「永遠の化学物質」PFOS・PFOAの死角』(平凡社新書)にま
とめられた。新たな被害を生まないために、いま、何が必要か。

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●辛淑玉責任編集【韓流特集】(下)

●【対談その3】北原みのり×辛淑玉
格好いい女性たちの活躍を堪能

前号に続く韓流特集。韓流はなぜ、これほど世界中で人の心を揺さぶるのか、どこに魅力
があるのか。韓国に留学するほど韓流にはまった北原みのりさんと辛淑玉さんが語り合っ
た。

●〜銀のスプーンを蹴り上げろ〜
BTSと「兵役」
辛淑玉

韓国には徴兵制があり、どれほど人気があるスターも28歳までに芸能活動を中断して軍隊
に入らざるを得なかった。しかし、世界中で人気を集め、いまや韓国を代表するアーティ
ストとなったBTSは別格らしい。彼らの活動による経済効果は計り知れないためだろう
。メンバーの「兵役免除」が国会の議題となって注目を集めている


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【2】 編集長後記

 1月31日から2月4日までの週、編集部はとても慌ただしかった。1週間に2度校了日
があったからだ。普段の校了日は月曜日だが、休日の関係で金曜日が校了日になる場合が
ある。そうなると週に2度校了日がやってくるというわけだ。大変ではあるが、これも本
誌をできる限り金曜日に届けるためである。

 編集長になってから3カ月が過ぎた。励ましの手紙や電話をいただくことも少なくない
が、ご批判やお叱りを受けることもある。先日は「時宜にかなった特集がない」という厳
しい批判をいただいた。たとえば、オミクロン株の主要な拡散原因である在日米軍、その
元凶である日米地位協定についても十分に特集を組めるではないか、と。貴重なご意見だ
と思う。

 今回、在日米軍が汚水を排出していた有機フッ素化合物(PFAS)の問題を取り上げ
た。この問題も日米地位協定の不平等さが深くかかわっている。今後も読者の意見も参考
にしながら、本誌ならではの特集企画を考えていきたい。(文聖姫)



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【3】次号予告:2022年2月18号(第1365号)

【新型コロナ】
●岸田政権の後手後手コロナ対策 
オミクロン株感染爆発でもワクチン打てず検査も受けられない|山岡淳一郎

【新連載・青木理の温泉という悦楽】
●第1回 諏訪の熱湯
 教員住宅に暮らしていた僕たち一家の共同湯

【消されかけた演劇『明日のハナコ』】
●2人の女子高生が演じた『明日のハナコ』に向き合う
 福井高校演劇祭の記録から消されかけた作品|藤田 正
●要約版脚本『明日のハナコ』|作 玉村徹
●「生徒を守る」を口実に生徒の表現奪う?    
 原発社会支える差別と忖度|本田雅和

【韓国大統領選特集】
●残り1カ月 薄氷を踏む接戦に|神谷毅
●キャスティングボート握るMZ世代|文聖姫
●文在寅政権の5年を振り返る|李泳采
●国家の関係が悪化している時こそ市民の交流が重要|宇都宮健児

【くらし・お金】
●その投資商品のリスクについて、きちんと理解していますか?|内藤眞弓

【新・買ってはいけない】
●歯周病は気になるがいろいろ強すぎる「口内殺菌系歯磨き剤」|渡辺雄二      

【『夜明け前のうた』上映問題】
●本質は「監督対遺族」問題ではなく国の差別的政策|岩本 太郎

【Tansa】
●公害「PFOA」09|中川七海

【きんようぶんか・本】
●『同意 女性解放の思想の系譜をたどって』|北原みのり
●『冬牧場 カザフ族遊牧民と旅をして』|長瀬海
●『消された水汚染 「永遠の化学物質」PFOS・PFOAの死角』|武田砂鉄

【きんようぶんか・映画】
●『ゴヤの名画と優しい泥棒』|さこうますみ
●『マヤの秘密』|田沢竜次

●きんようぶんか・TV批評

●きんようぶんか・本箱

●きんようぶんか・TVドキュメンタリー|ワタナベ=アキラ
2月18日からのテレビ番組から

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|想田和弘
●ジェンダー情報|山秋真
●きんようアンテナ
●言葉の広場/論考
●メディアウオッチ|臺 宏士
●政治時評|阿部岳
●経済私考|浜矩子
●さらん日記
●読者会から
●きんようびのはらっぱで
●自由と創造のためのレッスン|廣瀬純
●橋本勝の風刺画報 
●松崎菊也の無責任架空対談
●猫様|想田和弘
●ヒラ社長が行く|植村隆


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事
。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あな
たと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会
)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連する
トピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://w
ww.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。


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