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LNJ Logo 1047名問題〜「政権の思いとして解決したい」と鳩山首相答弁
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鉄建公団訴訟弁護団の萩尾健太です。

      共闘会議のホームページから転送します。


      「政権の思いとして解決したい」と鳩山首相答弁

      −第174回参議院決算委員会で


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       2月4日に行われた第174回参議院決算委員会答弁で、社民党又市征治議員はJR不採用
問題の解決に対する鳩山首相の見解を求めました。それに対し首相は、「政権の思いとして実現して
解決をしてまいりたい」と表明しました。 以 
下は答弁の内容です。


      (又市議員)

       総理に質問いたします。

       今月、JR不採用問題がおきましてから、24年目を迎えることになります。国鉄分割民営
化は国策として国が、政治がおこなった分けであります。当時、中曽根首相は一人も路頭に迷わさな
いと、こう啖呵を切られたわけですけれども、現実には、改革法が作られて、結果として1047名
の方々が、これはここを追い出される。首になってしまったわけです。

       鳩山総理は、昨年2月16日、私も一緒に参加させてもらいましたが、1047名問題の政
治解決を求める集会に、他の4党と、民主党含めて5党の代表者と一緒に参加されました。

       その時、この問題は人道的な立場から政治的に解決させていこうと、23年が24年になら
ないうちに解決できるよう、私共としては全力を尽くしたいと、当時幹事長でございましたが、そう
表明をされました。この後も各党が同じような主旨で是非協力していこうと表明いたしました。

       被解雇者の内、既に59名がお亡くなりになっている。家族の方の思いはいかばかりか。そ
の時、首切られた時の子供は24歳、こういう状況になってきているわけです。

       そういう点では、この政権交代が実現した今こそ、過去の政権がおかした過ちを、改革法と
いう、とんでもない法律でありまして、そういう誤りを正す、絶好のチャンスでありますから、与党
3党と公明党を中心にJR不採用問題の年度内解決に向けて努力を進めているところでありますけれ
ども、是非、積極的な受け止めを、総理のご見解を承っておきたいと思います。

      (鳩山首相)

       又市議員がこの問題に大変熱心に取り組んでおられる事に敬意を表したいと思います。この
問題も24年になってしまったということで大変残念でありますが、私も何度も会合に出させていた
だいて、やはり人道的な立場から解決を急がなければならないと、そのように申してきましたし、政
権を取った中でも、その思いを変えているつもりはありません。今、努力が与党の中で始まったと、
また、公明党さんにもご協力をいただき、また自民党さんにもご協力を頂きたいと、そのように思っ
ておりますが、今年の1月13日に、その与党3党が解決策をとりまとめるということになりました
。是非しっかり、とりまとめていただいて、それを与党3党でありますから、政権の思いとして実現
して解決をしてまいりたいと思います。

      (又市議員)

       たび重なる ILOからも何回も勧告を受けているということですから、政治がおかした過ち
は政治が直すということが非常に大事だと思いますから、是非私共もがんばってまいりますが、共産
党さんや自民党さんにもご努力いただきながら早く解決を図っていく、そのことにご協力を賜りたい
と思います。


Created by staff01. Last modified on 2010-02-10 18:20:10 Copyright: Default

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