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投稿者: 核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
●軍備の実質拡充もたらす<PAC3、大型ヘリ空母、新戦車>を
 予算計上するな!……福島党首(消費者相)、藤井財務相への要請を!
                   
                 [転送・転載歓迎]

政府は12月17日の閣議・安全保障会議で、2010年度防衛予算の編成方針を決定しました。以下から見
られます。

【平成22年度の防衛力整備等について】
[2009・12・17 安全保障会議決定/閣議決定:首相官邸ホームページより]
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2009/12/17am_siryou2.
pdf

PAC3ミサイルの追加配備(北海道、東北、沖縄へ)に関しては、この中の3ページ(別紙)「防
衛予算の編成の準拠となる方針」の「3 弾道ミサイル攻撃への対応」

「平成22年度については、現大綱に定める体制の下、航空自衛隊の地対空誘導弾部隊のうち弾道ミサ
イル防衛にも使用し得る高射群について、弾道ミサイル対処能力の向上を図る。また、弾道ミサイル
防衛能力を付加されていない高射群については、現有機能の維持に必要なシステム改修に取り組む。
」

が該当部分です。各紙報道から見ると、この防衛省官僚による作文は追加配備への実質的な踏み込み
を意味しているようです。

◆10年度防衛予算:編成方針決定 社民に配慮 PAC3追加、形式的先送り
[2009・12・18 毎日]
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091218ddm005010073000c.html

◆PAC3全国配備へ、既存のシステム改修 防衛予算方針
[2009・12・18 朝日]
http://www.asahi.com/politics/update/1218/TKY200912170468.html

◆実質的な拡大路線に 10年度防衛予算“実”を取る防衛省
[2009・12・17 東京夕刊]
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/
CK2009121702000218.html

つまり、現行PAC2(対航空機用)をレーダーや射撃管制装置、無線中継装置などの根幹部分まで
PAC3対応型に先行改修し、後は発射機さえ改修しPAC3ミサイルを装てんすれば、PAC3に
化けるというのです。

防衛省幹部の「もう8割以上はPAC3」(12月18日、毎日)、「PAC3の『頭と目』を先に用意
しておいて『やり』は後で買えばいい」(12月17日、東京夕刊)との露骨な発言に、その本質が表れ
ています。

12月18日の東京新聞2面記事(三浦耕喜記者)は「方針だけで具体的な装備までは認めていない」(
社民党関係者)として、なし崩しの軍備拡充にならないよう社民党が「予算編成作業でくぎを刺す構
え」だと伝えています。政権入りした社民党の真価が試されています。

鳩山政権は12月25日(金)にも政府予算案を閣議決定しようとしています。岡田外相、福島瑞穂消費
者相(社民党党首)が異議を唱えたPAC3追加配備(944億円)に加えて、財務省が「事業仕分け
」においてPAC3と同様に予算計上に反対していた大型ヘリ空母(1,1782億円)、新戦車(16両、
157億円)の予算が最終的に認められるのか否かが注目されます。

★もう時間はほとんどありませんが、改めて予算計上反対の声を1通でも多く届けてください。政権
交代を軍縮に舵を切る転機とするために、主権者としての意思表示をぜひお願いします。

【要請先】

 ◆福島瑞穂社民党党首(消費者相)

  (FAX)03-3500-4640    (TEL)03-3508-8506

  (E-mail) http://www.mizuhoto.org/04/iken.php
 
 ◆藤井裕久財務相  

   (FAX)03-3508-3427    (TEL)03-3508-7127

  (E-mail) info@fujii-hirohisa.jp


【呼びかけ】 核とミサイル防衛にNO!キャンペーン

 (TEL・FAX)03-5711-6478   (E-mail) kojis@agate.plala.or.jp


Created by staff01. Last modified on 2009-12-24 07:47:09 Copyright: Default

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