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LNJ Logo アジア記者クラブ例会〜オリコン訴訟と武富士裁判から考える
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アジア記者クラブ(APC)の森広です。

言論活動に関わる全ての人に降りかかってくる問題として
オリコン訴訟を闘っている烏賀陽弘道(うがやひろみち)
さんと武富士裁判を闘った三宅勝久さんを招いた定例会を
今月20日に開催します。とくに生活まで破壊されたとい
う烏賀陽さんへの応援も兼ねていますので、多くの方々に
ご参加いただければ幸いです。宜しくお願い致します。

********(ここから・転送歓迎)*******

■4月定例会のお知らせ■

ジャーナリズムの再生は可能なのだろうか。マスメディア批判が出尽く した観
のあるジャーナリズムの世界でも、元外務省北米局長の沖縄密約 容認発言をス
クープした北海道新聞の記者の活動には救われた気持ちに なった一方で、経済
的事情でしかマスメディアにいる理由はないという 記者が大半を占めている現
実に失望してきた。週に2〜3回しか登庁し ない都知事がいても進退が問われ
たことはなかったし、松岡農水大臣の 議員会館光熱費を巡っても同様だ。なぜ
その場に居並ぶ大手紙やTVの 記者たちが徹底的に追求しないのか、苛立ちを
覚えた人も少なくないの ではないか。4月定例会は、電話での雑誌インタ
ビューで答えた20行 のコメントだけで5000万円の恫喝請求を受けた烏賀
陽(うがや)弘 道さんと、やはり消費者金融の武富士から恫喝訴訟を受け、裁
判を闘い 勝利した三宅勝久さんの両フリーランサーをゲストにお招きします。
フ リーの記者活動だけでなく、生活そのものを破壊されたという烏賀陽さ んか
らは、高額の損害賠償を吹きかけることで批判を封じる恫喝訴訟
(SLAPP)が、企業内かフリーかを問わず、記者活動自体を破壊し てしま
う危険性について、現在進行中のオリコン訴訟を通じて解説して いただきま
す。三宅さんからは、四畳半一間で生活しながらも、ジャー ナリストとしての
活動には夢と希望があり、書くことにこだわりたいと いうフリーランサーとし
ての生活と武富士との裁判闘争を語っていただ きます。この2人のジャーナリ
ストの闘いから、ジャーナリズムの可能 性を探りたいと思います。助け合いの
輪を広げ、闊達な議論を展開でき ればと思います。なお当日の会場費は、2人
への支援に充てたいと思い ますので、宜しくお願い致します。

烏賀陽弘道(うがや・ひろみち)1963年生まれ。86年、朝日新聞 社入
社。91年から2001年まで『アエラ』編集部記者として音楽・ 映画などポ
ピュラー文化のほか医療、オウム真理教、アメリカ大統領選 挙などを担当。
92年にコロンビア大学修士課程の国際安全保障論(核 戦略)を修了。
2003年からフリージャーナリスト。著書に『「朝 日」ともあろうものが。
』(徳間書店)、『Jポップとは何か  巨大化する音楽産業 』(岩波書店)など。

三宅勝久(みやけ・かつひさ)フリージャーナリスト。1965年生ま れ。フ
リーカメラマンとして中南米・カリブ・アフリカ諸国で取材活 動。その後『山
陽新聞』記者。2002年より再びフリー。「債権回収 屋“G”―野放しの闇金
融」で第12回『週刊金曜日』ルポルタージュ 大賞優秀賞受賞。03年3月、
『週刊金曜日』連載の武富士批判記事を めぐり、同社から1億1000万円の
損害賠償を求める訴訟を起こされ るが、05年6月、最高裁で完全勝訴。著書
に『武富士追及 言論弾圧 裁判1000日の闘い』(リム出版新社)、『悩め
る自衛官 自殺者急 増の内幕』(花伝社)など。

●テーマ 「報道の命運が問われていないか オリコン訴訟と武富士裁判から考
える フリーランサーを孤立させるな」
●ゲスト 烏賀陽弘道さん(ジャーナリスト)、三宅勝久さん(ジャー ナリスト)
●と き 4月20日(金)午後6時45分〜9時
●場 所 SKプラザ(東京清掃労組会館)
     東京都千代田区飯田橋3-9-3(電話 03-3237-9995)
     *JR・地下鉄「飯田橋」徒歩5分
●参加費 会員1000円、ワーキングプア(自己申告)1000円、 ビジター
1500円
    (ただし学生は会員500円、ビジター1000円)
     烏賀陽さんのカンパなどに充てますので、大勢のご来場をお 待ちし
ております。
 ※予約の必要はありません。
 ※記者職でない方でもどなたでも自由に参加できます。
 ※お問い合わせ/アジア記者クラブ事務局
   電話03・5802・2454(FAX兼用)
 ※終了後、名刺交換会を兼ねた懇親会を行います。


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