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安齋です。

武富士の名誉毀損訴訟へ反撃

 本日(22日)東京地裁631号法廷にて13時10分より、週刊金 曜日と三宅さん(ジャーナリスト・出版ネッツ組合員)を名誉 毀損で訴えていたサラ金の武富士に対して、謝罪広告や賠償を もとめた裁判の判決がでた。

 判決は週刊金曜日と三宅勝久さんに対して武富士と武井会長 (故人)は賠償金としてそれぞれ120万(裁判費用含む)を支 払え、とするもので、原告の主張を認めたかたちで判決がなさ れた。

 記者会見では、週刊金曜日社長の佐高信さんが「企業には言 論の自由がない、武富士はそれを外の社会へ押し出しただけ、 そのことをマスコミは認識してほしい」と語り、三宅さんは「 謝罪広告がないのは残念だが、武井会長の責任を認めたことは おおきい。ようやくマスコミもサラ金の記事を書き始めたが、 企業名を挙げていない」とマスコミの責任についても言及した 。

 弁護士からは「企業が批判をうけたら、すぐ裁判に訴えると いうのがおかしな話で、キチンと言論で対応すべきだという意 識を与えることができたのではないか」という話もあった。

 最近では偽装請負企業大手のクリスタルが報道機関を名誉毀 損で訴えているが、そのような言論封殺目的の提訴は通じない 、ということとそれに対して反撃することで、企業のおかしな ところもわかってくるし、企業の社会的責任も問われるのでは ないだろうか。  


Created by staff01. Last modified on 2006-09-22 17:01:11 Copyright: Default

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