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現代車本社前で金属労組2千人が決意大会…「鄭夢九拘束」

金属労組、警察と衝突…現代車はバスで正門を封鎖

キム・ハンジュ記者 2016.12.29 19:25

全国金属労働組合(金属労組)現代起亜車グループ支部および支会の組合員2千人が 12月29日午後3時半、瑞草区良才洞の現代起亜車グループ本社前で 現代起亜車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長の処罰を要求する決意大会を開いた。

金属労組は「朴槿恵-崔順実-財閥の憲法蹂躙、政経癒着ゲートが明らかになった中で、 金属労組は政権に賄賂を上納し、その代価として労働弾圧の免罪符を受けた鄭夢九起亜車グループ会長を特検に12月21日に告発した。 そして金属労組は鄭会長の拘束を要求する」と決意大会の趣旨を明らかにした。

[出処:キム・ハンジュ記者]

金属労組のキム・サング委員長はこの日の決意大会で 「9次に続く汎国民キャンドルを見ながら涙を流したり、笑ったりした。 だが何も変わらなかった。 『崔順実ゲート』ではなく、『朴槿恵ゲート』でもなく、『財閥ゲート』だ。 鄭夢九は120億ウォンを政権に捧げ、 検察と警察はこの金で労働者を弾圧して路頭に追いやった。 財閥は共犯ではなく主犯」だと話した。

またキム・サング委員長は 「私たちがこの建物(現代起亜車グループ本社)のために血の汗を流したが、 われわれは建物に入ることができない。 鄭夢九会長はこの建物をまるで自分のもののように考えている。 ここに集まった警察を信じて個人所有を行使する」と主張した。

現代ロテム支会のハン・ジェグァン支会長は 「現代ロテム全組合員が鄭夢九会長の責任を問うために、17年ぶりに仕事を止めて上京した。 1979年に5千万ウォンの資本金で出発した現代ロテムは、売り上げ3兆ウォンの会社に成長した。 現代モービスも、蔚山現代車もロテムから始まった。 ハイブリッド自動車事業もロテムから始まった。 ところがロテムから主要事業がなくなり、労働者は冷や飯の境遇だ。 だがロテムの登記理事は年俸5〜8億を受けている」と現代ロテムの経営陣を批判した。

集会の後、組合員たちは午後5時頃に「朴槿恵-崔順実ゲート」にかかわった鄭夢九会長の処罰を要求するために抗議書簡を渡そうとしたが、警察に阻止された。 約一時間、組合員と警察が対峙、衝突した末に、 午後6時に現代起亜車グループの労使関係チーム職員が出てきて抗議書簡を受け取った。

この日の集会には警察約2000人が配置された。 現代車の私設警備用役約20人は警察の後で待機した。 また、現代車はバス4台で正門を封鎖した。 抗議書簡を渡し、金属労組組合員たちは6時半頃に解散した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-12-31 14:37:24 / Last modified on 2016-12-31 14:37:25 Copyright: Default

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