韓国:「通常賃金」議論、労働界の夏季闘争が本格化 | |||||||
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「通常賃金」議論、労働界の夏季闘争が本格化...金属労組7月〜8月ストライキ金属労組「通常賃金正常化」要求する闘争へ...現代、起亜車も8月のストライキ不可避
ユン・ジヨン記者 2014.07.04 17:38
全国金属労働組合(委員長チョン・ギュソク、金属労組)が通常賃金拡大などを掲げて、 7月〜8月ストライキ闘争に突入する予定だ。 現在、現代、起亜車などの完成車労使が賃金交渉で通常賃金問題で対立しており、 金属労組と金属産業使用者協議会(使用者協議会)の中央交渉も決裂している。 金属労組は7月1日に中央交渉決裂を宣言し、通常賃金正常化などを掲げて7月闘争に突入する方針を確定した。 現代車労使は6月3日から賃金交渉に突入したが、 通常賃金の範囲をめぐり対立している。 労組は定期賞与金と福利厚生費を通常賃金に入れるように要求しているが、 使用者側はこれを受容できないという立場を明らかにしている。 そのため現代車グループ所属の現代、起亜車系列社の21の労組のうち20か所が 「現代、起亜車系列社通常賃金正常化争奪連帯会議」を構成して共同で対応している。 彼らは今後、共同記者会見、集会、事業場巡回などを行い、 次の賃金団体協議で通常賃金の正常化を勝ち取る方針だ。 金属労組も4月8日から7月の初めまでの約3か月間、 使用者協議会と中央交渉を進めてきたが、会社側は △通常賃金、△賃金、労働時間体系改善、△生産工程および常時業務正規職化などに対する案を提出せず、交渉が決裂した。 金属労組は去る4月上旬、今年の賃金団体協議共同要求案として △金属産業最低賃金6700ウォンに引き上げ、 △生産工場および常時業務の下請け禁止および正規職化、 △実労働時間週52時間、来年1月1日から月給制施行、 △定期賞与金および定期的、一律的に支給される福利厚生費を通常賃金に入れるという 四大要求を掲げた。 現代、起亜車などの完成車工場の通常賃金の範囲は、 今後の金属事業場全般の通常賃金の範囲に影響を与えることになるため、 完成車労組や金属労組としては7月〜9月のストライキ闘争は避けられない状況だ。 金属労組は交渉決裂一日後の7月2日に中央委員会を開き、 7月〜8月にわたる賃金団体協議闘争計画を確定した。 7月22日に行われる民主労総同盟ストライキに合わせて1次全面ストライキを行った後、 8月第3週頃に2次全面ストライキをする方針だ。 7月16日には通常賃金の正常化を要求して良才洞の現代・起亜車本社前の打撃闘争を行う。 この場には金属労組拡大幹部2千人が参加する予定だ。 7月22日のストライキには地域支部などを中心とするストライキと決意大会が行なわれるものと見られ、 労組は8月中旬からストライキ闘争の水位を高めるものと予想される。 特に、通常賃金の範囲をめぐり現代起亜車は強硬な立場を固守しているため、 完成車労組も8月中旬のストライキ突入は避けられない展望だ。 なお労組は7月第3週、中央執行委員会は中央争対委に転換し、 本格的にストライキ闘争を準備する。 8日に開かれる中央執行委員会では、ストライキの計画と水位、日程などを具体的に議論する。 また労組は7月10日、 中央交渉と支部集団交渉事業場の一括的な争議調整申請を行い、 14日〜16日の三日間、争議行為賛否投票を行う予定だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-07-06 03:59:07 / Last modified on 2014-07-06 03:59:07 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |