ストライキ123日、蔚山科学大悪化の一途…電気、水を止める

「体調が悪い私や組合員の健康はさらに悪化する」

ストライキ座り込み123日目になる蔚山科学大清掃労働者 (蔚山地域連帯労働組合蔚山科学大支部)の座込場の電気が止まった。

民主労総蔚山本部は10月16日午前、 蔚山市庁記者室で記者会見を行って、 断電・断水を実施した蔚山科学大を糾弾した。

蔚山科学大は10月13日から清掃労働者が占拠している本館1、2階ロビーのコンセントの電気を止めた。 また本館の外水道施設の水も止めた。 清掃労働者たちはこれまで1、2階ロビーのコンセントから必要な電気を調達してきた。

労組は「ストライキ無力化、労組破壊という明らかな目的を持った学校の挑発的行動は限度を超えている」とし 「断電・断水により、座り込みの不便ばかりでなく、 今も体調が悪い私や組合員たちの健康はさらに悪化する」と明らかにした。

彼らは「ストライキ座り込みは4か月を越えた。 民主労総蔚山本部と蔚山科学大支部は、ストライキの初期から対話と譲歩による円満な解決を待ち望んでいた」とし 「だが学校は一度も対話の意志を見せたことがない」と批判した。

労組は2011年に政府が出した 「公共部門非正規職雇用改善対策」により、 市中労賃単価7910ウォン(現行5210ウォン)を要求してストライキに突入した。 政府は元請が清掃用役予定価格を算定する時、 中小企業中央会が発表する製造部門作業員労賃単価を基本給に適用することにした。 今年、中企会が発表した労賃単価は7910ウォンだ。

だが学校は労組が要求する7910ウォンと賞与金値上げを受け入れると、 労働者1人当り年俸が68%増えるとして受け入れなかった。

ストライキ100日を越した労組は現在、時給6000ウォン、 賞与金100％値上げを要求している。 学校はこれを受け入れると20%ほど年俸が上がるとして拒否している。 学校側はストライキの直後から時給5500ウォンを固守し続けている。

なお10月8日に蔚山地方法院は、 学校の「退去断行および業務妨害禁止」仮処分申請に対し、 清掃労働者が本館建物の占拠を続ける場合、 1人当り一日30万ウォンの罰金を賦課すると決定した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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