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自動車労働者、「SJMが生産した部品は信じられない」

金属労組現代、起亜、世宗、セジョンなど、SJM使用者側に現場訪問を要求

ソ・ドンフン記者 2012.09.20 19:11

(株)SJM工場で生産された自動車の部品の納品を受ける現代自動車と起亜自動車、 セジョン工業、セジョンなどの自動車会社の労働者が深刻な憂慮を提起した。 (株)SJMは56日間、職場閉鎖を維持し、代替人員を投入して操業を続けている。

金属労組は9月17日、SJM使用者側に文書で「現在SJM工場は職場閉鎖により熟練 した労働者がいない中で非正常的に部品を生産しており、この部品が現代車と 起亜車などの自動車業者に納品されている。金属労組の組合員は非正常な生産 で納品された部品の欠陥と瑕疵に対する憂慮が非常に高いため、貴社製品検修 について現場訪問を行いたい」と協力を要請した。

[出処:ニュースセル]

だが使用者側は金属労組の文書に何の回答もせず、予定通り20日午前、SJM工場 を訪問した金属労組のムン・ヨンムン現代車支部長、ペ・ジェジョン起亜車支部長、 チェ・ヨンギュ セジョン工業支会長、イ・マニ セジョン支会長、イ・ギマン京畿 支部長など10数人の訪問団は結局工場に入れきなかった。

訪問団は一時間ほど正門で使用者側に工場に入れるよう要求したが、使用者側 は許可できないという立場を固守し、その間、正門前でSJM支会をはじめとする 金属労組の組合員たちはこれに抗議して集会を進めた。

雇用労働部は8月に代替人員を投入したSJMに対し、派遣法違反容疑で司法処理 する方針を発表したが、これについて労組は「会社が雇った不法な代替労働者 により生産品の不良率が上がっている」と主張してきた。SJM工場で生産される ベローズは、エンジン関連の部品で、欠陥があればエンジンの騒音と振動が 止まらなくなる。

工場に入れなかった訪問団は、民主労総安山支部に場所を移し、SJM支会組合員 との懇談会を開いた。この席で参加者は、SJM闘争基金作りと、使用者側により 逆輸入された物量の納品を防ぐ方案について議論したと伝えられた。

[出処:ニュースセル]

一方、国会環境労働委員会(環境労働委)は9月20日午前から、『双竜自動車整理 解雇事態』への聴聞会が行なわれており、来る24日にはSJMカン・チュンギ代表が 証人に採択された『産業現場用役暴力聴聞会』が予定されていて世論の関心が 集まっている。

この日の午後、SJM支会と使用者側は職場閉鎖後二回目の交渉を行う。労使双方 は、12日に顔合わせの形式で交渉を再開したのに続き、この日から本交渉を 始める予定だ。(記事提携=ニュースセル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-09-22 08:18:28 / Last modified on 2012-09-22 08:18:28 Copyright: Default

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