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トウォン精工、職場閉鎖・用役投入の直前に劇的合意

[記事補強] 「社会的圧力により会社が職場閉鎖を撤回、交渉仕上げ」

ユン・ジヨン記者 2012.08.30 12:01

8月30日午後、京畿道安城にあるトウォン精工が、職場閉鎖と用役投入の直前、 労使が劇的に合意した。

金属労組によれば、トウォン精工使用者側は8月29日午後4時50分頃、所轄の 警察署に47人規模の用役配置を申告し、労働庁にも職場閉鎖予告申告を終えた。 これにより労組は30日午後、会社が職場閉鎖に突入することを把握し非常対応 体制に突入した。

[出処:トウォン精工支会]

金属労組は「トウォン精工支会(組合員500人)は現在、賃金団体協議闘争をして いるが、使用者側の職場閉鎖と用役投入を予定している事実を確認した」とし 「金属労組は対応チームで緊急共有し、支部や支会とも状況を共有、非常対応 体制に突入した」と伝えた。

今回のトウォン精工職場閉鎖は労使間で特別な対立がない状況で突然予告され、 京畿地域核心事業場と言われるトウォン精工労組への揺さぶりに着手したので はないかという観測が支配的だった。

特に7月27日のSJMと8月24日のセンサータテクノロジーコリアへの用役投入予告 に続き、トウォン精工も職場閉鎖の威嚇が高まり、京畿地域金属事業場が続々 と職場閉鎖、用役投入による打撃を受けることになるのではないかという憂慮 が高まった。SJMは7月27日、攻撃的職場閉鎖と用役投入が行われ、暴力事態を 呼び、センサータは8月24日に用役投入が予告されたが、労働部の仲裁で労使が 3か月間集中交渉することに合意した。

トウォン精工支会の関係者は「賃金交渉で最近、使用者側は突然、会社がとて も苦しいとし、交渉を懈怠し始めた」とし「会社が職場閉鎖するような特別な 理由はない」と説明した。支会はこの日の午前、職場閉鎖と用役投入に備え、 全組合員に座り込みの準備を指示した。

だがトウォン精工の職場閉鎖、用役投入が伝えられ、社会的圧力が拡大したこ とで、労使はこの日、緊急に交渉を開いて暫定的に合意案を導き出した。支会 の関係者は「職場閉鎖と用役投入のニュースが知らされ、労使は緊急交渉を行 い、協議を終えた」と明らかにした。

続いて「社会的関心と圧力で会社が職場閉鎖を撤回し、交渉を終えたようだ」 とし「SJMなどの用役暴力問題が社会的に拡大している状況で、会社が用役を 投入すれば争点になることが負担になったようで、労使間の争いが拡大する ことも警戒したようだ」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-08-30 21:35:23 / Last modified on 2012-08-30 21:35:40 Copyright: Default

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