本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:江南区庁、ナイフとハサミを持ってJW労組座込場を強制撤去
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1341354837832St...
Status: published
View


江南区庁、ナイフとハサミを持ってJW労組座込場を強制撤去

行政代執行手続きも『無視』...撤去に前『CJセキュリティ』用役も登場

ユン・ジヨン記者 2012.07.03 14:08

江南区庁が7月2日、JW支会座込場の強制撤去の過程で行政代執行の手続きもき ちんと守らなかったことが明らかになって問題になっている。撤去の過程で支会 の組合員2人の負傷も発生した。

[出処:民主労総忠南地域本部]

7月2日午後2時30分頃、江南区庁と撤去班用役、スソ警察署は道谷洞で野宿座り 込みをしていたJW支会の座込場を奇襲的に撤去した。撤去の過程で組合員2人は ナイフで手を切られ、腰に怪我をして病院に運ばれた。JW支会は、6月14日から 無期限ストライキに突入し、18日からはソウルでイ・ギョンハ中外製薬副会長 が住んでいる道谷洞で野宿座り込みを続けている。

労組側は江南区庁とスソ警察署が合同で撤去班用役を立てて行政代執行手続き を完全に無視して、ナイフとハサミを持って座込場を撤去したと主張している。 行政代執行のためには一般的に警察の行政代執行の要請と、執行前の所属公示、 行政代執行の理由を明らかにするようになっており、自主的な撒去期間を掲示 した戒告状も必要だ。

民主労総忠南西部地域支部は「所属、理由、戒告状どころか、車から降りると すぐ設置されていた座込場を急襲した」とし「戒告状を持っているはずの彼ら の手には戒告状ではなくカッターナイフとハサミがあった」と説明した。

特に江南区庁は不法、暴力警備会社として有名な旧『CJセキュリティ』の用役 職員を撤去用役に雇い、座込場強制撤去をしたという批判も提起されている。 労組側は「もっと深刻な問題は、江南区庁がアルバイトで雇用した撤去班用役 職員の中に、ユソン企業支会などで暴力蛮行を行ったCJセキュリティに所属す る用役チンピラもいるということ」とし「これは区庁が用役チンピラを雇用し、 彼らに労働者の座込場に凶器を持って乱入、暴行させたようなもの」と批判した。

CJセキュリティは昨年。ユソン企業支会闘争の時に代表の車で13人の組合員を 当て逃げし、消火器を投げるなどの暴力をふるい問題になった。また、彼らは 才能教育、慶尚病院、国民体育振興公団、大宇自販、ブルーベルコリア、CNM、 水原女子大学、ユシン・コーポレーション、サムスン物産など労使対立が深刻 な事業場に介入し、暴力を行使してきた。これについて警察が業者を捜査した が、CJセキュリティは昨年8月に名義変更を経て、最終的に解散した。

これについて江南区庁建設管理課の関係者は「CJセキュリティという所は知ら なかった。私たちがいつも契約している業者の職員が仕事をした」とし「行政 代執行手続きの例外規定の緊急状況によって撤去を遂行した」と明らかにした。 当時の緊急状況の判断については「私がヒアリングした限り、自主撒去を要求 したが撤去されず、その過程で執行されたと理解している」と明らかにした。

一方、民主労総忠南西部地域支部とJW支会は3日午前、江南区庁別館の前で記者 会見を行って、座込場を強制撤去した江南区庁とスソ警察署を糾弾した。彼らは △江南区庁とスソ警察署の暴力蛮行に対する責任者の公式謝罪、△壊された 座り込み物品に一切の原状回復、△用役を動員して労働者の闘争を日常的に 弾圧する行為が二度と発生しないように対策を用意することを要求し、「こうした 要求が受け入れられなければ、民主労総忠南西部地域支部とJW支会、すべての 労働界と市民社会が強力な闘争を展開する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-04 07:33:57 / Last modified on 2012-07-04 07:34:01 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について