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現代車、非正規職労組の幹部を阻止するため体当たり

現代車非正規職労組本館正門、第4工場ゲートで座り込み

蔚山労働ニュース編集局 2012.04.09 15:49

「団体協約10条 組合出入の自由。会社は組合が要求する者の出入を保障するが、 組合事務室に限る。ただし、組合幹部同行時は現場出入可能。邪魔するな」。

4月9日午後2時。現代車蔚山工場本館正門の前。金属労組現代車支部のカン・ビョ ンテ非正規職部長が非正規職支会役員と常務執行委員の現場出入を遮る警備員 と管理者に向かって叫んだ。

現代車非正規職支会のパク・ヒョンジェ支会長と常執幹部、解雇者は、4月9日 午前、第3工場ゲートでの出勤闘争の後、午前8時30分頃本館正門前に移動して 支会事務室に入ろうとした。だが現代車の警備が非正規職支会幹部の出入を 防ぎ、双方の体当たりが行われた。

対峙は午前中ずっと続き、非正規職支会幹部と解雇者は正門前でジャージャー 麺の昼食を食べながら連座デモを続けた。

▲現代車非正規職支会幹部と解雇組合員が支会事務室に入ろうとした。[出処:蔚山労働ニュース]

4日、パク・ヒョンジェ支会長の当選で1年2か月ぶりに労働組合を正常化させた 現代車非正規職支会は、「昨年労働部蔚山支庁で支会解雇者の現場出入が正当 だという文書を送ったが、現代車はこれを無視し、大法院で不法派遣確定判決 が出て支会が正常化したのに、まだ現場への出入りを阻止している」と現代車 社側を猛非難した。

現代車非正規職支会は組合幹部と解雇者全員の支会事務室出入を要求している。

一方、現代車正規職支部は、支部役員が非正規職解雇者全員と支部事務室で 懇談会を開き、ここでの結論を持って社側と協議をする計画だ。

だが現代車社側は懇談会のために非正規職解雇者が支部事務室に行こうとする ことも遮った。

午前から社側と対峙した非正規職支会のイ・ホジュン組合員(第4工場)は「勤労 監督官も組合員の労働組合事務室出入は正当だというのに会社が妨害している」 と憤激を放った。

イ・ホジュン組合員は「このように正門で対峙を続けているが非正規職問題を 解決するという進歩政党や候補は誰もこなかったことがとても空しい」とし 「口先だけで非正規職撤廃を話すのではなく、このような時にきて、体で支援 してほしい」と話した。

非正規職支会解雇者は、午後2時30分頃に第4工場ゲートに移動して、工場進入 を試み、第4工場ゲート前で座りこみをしている。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-04-10 16:05:54 / Last modified on 2012-04-10 16:06:05 Copyright: Default

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