韓国:コルト-コルテック労働者、「大法院は資本の顔色を見るな」 | |||||||
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コルト-コルテック労働者、「大法院は資本の顔色を見るな」23日にコルト-コルテック「不当整理解雇」最高裁判決
ウ・ヨンヘ(京畿)記者 2012.02.22 14:35
コルト-コルテック解雇者が2009年にソウル行政高等法院が認めた不当解雇に対 し、大法院の常識的で早い判断を要求している。 金属労組事業場のコルト-コルテック支会は、コルトギターとコルテック楽器で 働き、2007年に整理解雇された労働者で構成されている。コルト-コルテックは 2007年、会社側が(社長パク・ヨンホ)経営上の理由で整理解雇を断行し、2007年 7月、コルト(富平)を廃業して2008年にコルテック(大田)を経営上の理由で連続 して廃業した。その後、会社はインドネシアに工場を作って生産をしている。 以後、解雇者は『会社側の経営上の理由で展開した整理解雇と廃業は不法』と し、仁川地方労働委員会と行政法院に『整理解雇救済申請行政審判関連行政訴訟』 をした。また、彼らは不当整理解雇と廃業撤回を要求して、5年間闘争してきた。 コルト-コルテク整理解雇と廃業問題は、2007年以後長期化し、昨年の国政監査 でも扱われた。だが会社側の対話拒否と大法院による判決の3年間先送りで、 事態を長期化させていると批判されている。 コルト-コルテックの労働者たちは『不当解雇』に対する各種の訴訟の結果、 2009年5月14日、仁川地方裁判所民事14部で『不当解雇』が認められ、同年8月、 ソウル行政高等法院行政訴訟でも勝訴した。また2009年9月3日には廃業による 解雇について地方裁判所と高裁で勝訴し、23日には大法院の判決が予定されている。 金属労組コルト-コルテック支会と仁川市民、政党、労働団体たちで構成された 仁川地域連帯は、大法院判決の一日前の22日、大法院の前で『大法院は慎重かつ 公明正大な判決をしろ』と要求した。 彼らは翌日の大法院判決に関し、「2009年の高等法院での勝訴判決以後、約束 のない3年の時間が流れた」とし、「地労委、中労委、高等法院に至るまで整理 解雇の不当性を明らかにしたが、大法院はさまざまな理由で時間を延ばして、 解雇者と家族の苦痛を加重してきた」とし、迅速、公正な判決を要求した。 また彼らは「(大法院が)政治的利害関係に振り回され、使用者側の味方をする 時代錯誤的なことが発生しないよう願う」とし、不当整理解雇を認めるようにと 強調した。 記者会見に参加したバン・ジョンフン金属労組コルト楽器支会長は、「会社は 廃業と整理解雇の前には120億ウォン台の優良企業で、整理解雇方針が出されて 管理者が300%の成果金を持って行くなど、廃業と整理解雇には何の理由もなかっ た。連続する地労委と法院の判決は、整理解雇の不当性を示している」とし、 不当整理解雇だと強調した。 バン・ジョンフン コルト支会長は、「大法院が3年間判決を留保したことで、 労働者と家族は苦痛の中で暮らしてきた」とし、「大法院が会社側の手をあげ れば、常識的な社会ではないことを確認させるものだ。大法院の正しい判決を 要求する」と明らかにした。 続いてイ・イングン コルテック・ギター支会長は「この5年、労働者たちは限 りなく孤独な時間を送ってきた。今は大法院の判決で終止符を打ち、新しい 闘争を準備する。終止符ではなく、現場に戻る基礎にしたい」と話した。 彼は最後に「これ以上、資本の貪欲により、労働者が路上に追いやられる状況 があってはならない」とし、「大法院は99%の民衆の法院として生まれかわるべ きで、すべての人が認める判決」を繰り返し指摘した。 民主労総仁川地域本部のコ・カンシク本部長職務代行は、「コルト-コルテクは 労働者が指を切り、その血で作った企業だ。大法院は今日明日と延ばしているが 彼らの不当解雇判決を必ず進めなければならない」と繰り返し要求した。 また、コルト-コルテック会社側は現在のところ公式な交渉は行なっていない。 バン・ジョンウン コルト楽器支会長はこれに関して「現在、会社は最高裁判決 によっては対話ができるという立場だ。だが、使用者側は、金属労組を除いて 進めようと言い、会社で対話をして、だが復職や廃業問題ではなく金銭で解決 しようとしている」と説明した。 パン支会長は、「最高裁の判決が『不当解雇』と出れば、商標仮処分申請など の手続きと解雇者復職を主な要求にして戦って行く」と伝えた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-02-23 01:31:03 / Last modified on 2012-02-23 01:31:06 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |