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韓進重労働者、「聴聞会の結果にかかわらず『解雇撤回』闘争」

整理解雇に使った莫大な資金は94人復職させても余る...ソウル各地で闘争

ウ・ヨンヘ記者 2011.08.18 10:38

韓進重工業整理解雇事態に対する国会環境労働委員会聴聞会が一日先に迫った 中で、韓進重労働者が趙南鎬(チョ・ナモ)会長の処罰を要求して、聴聞会の結果 とは無関係に整理解雇撤回のために戦うと明らかにした。

[出処:韓進整闘委]

韓進重整理解雇撤回闘争委員会(以下韓進整闘委)と金属労組は、『家庭破綻、 生計破綻、趙南鎬会長処罰』を要求する、『韓進重整理解雇撤回のための全国 巡回闘争突入』記者会見を8月17日午後1時に汝矣島ハンナラ党本部事務所の前で 開いた。

記者会見には、金属労組のキム・ホギュ副委員長とキム・ヒョンウ副委員長、 韓進整闘委の組合員と韓進重家族対策委(以下 韓進家対委)、双竜車支部組合員 など約70人が参加した。彼らは記者会見文で「来る8月28日まで、ソウルと全国 を巡回して『整理解雇撤回』のために闘争する」と明らかにした。記者会見を 終えた参加者は、韓進家対委の子供たちが書いた手紙をハンナラ党のホン・ジュ ンピョ代表に伝えた。

彼らは8月10日、趙南鎬(チョ・ナモ)会長の発表に対し「趙南鎬会長は、経営が 難しいので整理解雇が不可避だったと言うが、希望退職者に学資金を支援する と言っており、その額は100億ウォンに達すると言う。100億ウォンと暴力を振 るう私設用役警備に一度に払う数十億ウォンの金があれば、94人の解雇者を復職 させても2〜3年間は雇用を維持できる額だ」とし、会社が雇用ができる莫大な 資金を整理解雇に使っていると批判した。

[出処:韓進整闘委]

彼らは18日の国会環境労働委員会聴聞会に関して「韓進重の整理解雇の不当性 とともに経営陣の経営不良責任が明らかにすることを期待する」とし、聴聞会 が韓進重事態解決のために必要だと指摘した。だが聴聞会に証人として出席す る趙南鎬会長は「自ら整理解雇を撤回して会社正常化をすると、快くは言わな いだろう」とし、聴聞会の結果とは無関係に趙南鎬会長は整理解雇を撤回しな いと見通した。

韓進整闘委は「聴聞会の結果とは無関係に、整理解雇撤回を叫んで85号クレー ンで闘争しているキム・ジンスク同志と4人の仲間たちが無事に土地に降りられ るように全力で闘う」とし「整理解雇撤回のためにソウル各地と全国を巡回し て闘争する」と計画を明らかにした。

韓進整闘委の71人は14日、ソウルに上京した。彼らは17日から8月28日の第4次 希望バスが終るまで、ハンナラ党本部事務所前、国会前、国税庁前、韓進重工 ソウル事務所前、青瓦台前など、ソウルのあちこちで野宿座り込みをする。 また15人の解雇者は、ユソン企業の労働者と共に光州、全州、忠南、京畿、仁川 を回り、整理解雇の不当性と職場閉鎖を装った労働弾圧を中断するよう要求する 『第二回希望実践団』デモ行進を始めた。

現在、釜山影島造船所85号クレーン反対側の野宿座込場では、整闘委に所属す る組合員の最小人員と韓進家対委が守っている。また釜山地域市民団体と韓進 重の教育者(非解雇現場復帰者)、休暇をむかえ85号クレーンに来た市民が自発 的に参加し、座り込みを続けている。(記事提携=メディア忠清)

[出処:韓進整闘委]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-19 13:07:49 / Last modified on 2011-08-19 13:07:51 Copyright: Default

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