起亜車労組もストライキ手順に

12日争議調整申請提出...全工場特別勤務中断

現代車支部に続いて金属労組起亜車支部(支部長キム・ソンナク)もストライキ の手順を追う。支部は8月12日、中央労働委員会に争議調整申請を出すことにし た。また、安全と福祉の部分を除くすべての労使協議を中断し、8月12日から全 工場の生産特別勤務を中断することにした。また会社の追加提示案がない場合、 来週中に代議員を招集し、争議発生決意も断行する計画だ。

起亜車支部は8月11日に開かれた交渉で、会社がこれという追加提示案を出さな かったため、対策会議を開いてこのように決めた。特に会社はこの日の交渉で 「賃上げの部分は追加で出せるものはない」という意を明らかにしたという。

起亜車労使は7月22日、△基本給9万ウォン引上げ、△成果給300%+400万ウォン (非正規職は490万ウォン)、△激励金300万ウォン支給などで意見を一致させた。 昼間連続2交代制の実施要求についても労使は2012年上半期に10日間、全工場に わたるモデル運営をすることに同意を集める一方、会社の設備投資を経て、生産 能力が強化されれば『8時間+9時間』方式の勤務形態を導入することで糸口を つかんでいた。

だが先月26日から二日間実施された組合員賛否投票で、こうした内容を含む 暫定合意案は賛成率47%で否決された。

一方、現代車支部(支部長イ・ギョンフン)は9日に代議員大会を開き、ストライ キを決意したのに続き、10日には中央労働委員会に労働争議調整申請をした。 11日からは支部執行部幹部が徹夜座り込みを始めた。(提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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